タイ
グルメ
タイの地方を巡る美食の旅 番外編

アジアが誇る美食の街 バンコクを巡る食の旅

photo : Satomi Matsui

特集「タイの地方を巡る美食の旅」番外編として、アジア屈指の美食都市、バンコクをクローズアップ。バンコクで食をテーマに旅をするなら押さえておきたい5つのことをご紹介!

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その1 ミシュラン星付きレストランで美食体験!

photo : Satomi Matsui

タイの最旬グルメシーンを語るうえで外せないのが、2017年から発行されている『ミシュランガイド』の存在。2018年11月に発行された『ミシュランガイド バンコク、プーケット&パンガー 2019』では、217軒のレストランが取り上げられ、そのうち27軒が星を獲得している。そこで、編集部が特に注目しているレストランを一挙ご紹介。ミシュラン星付きレストランでの美食体験を旅のハイライトにぜひ!

食通が大絶賛!
ミシュラン2つ星に昇格したモダンドイツ料理レストランとは?

© Suhring

『ミシュランガイド バンコク、プーケット&パンガー 2019』では2つ星に、「アジアのベストレストラン50」では見事4位に輝いたのが、モダンドイツ料理レストラン「ズーリング」だ。『バンコクでドイツ料理?』と思う人も少なくないとは思うが、ここが今、国内外の食通から大注目されているレストランなのだ。モダンドイツ料理といってもベースとなるのは、双子のオーナーシェフ、トーマスとマティウスが幼少期から毎日食べてきた“家庭の味”だそう。そこに、ヨーロッパでシェフとして経験してきたことがエッセンスとして加わり、イノベーティブな要素も感じられるのが面白い。


© Suhring

© Suhring

メニューはランチコースが3600THB(約12,600円)/4,400THB(約15,400円)、ディナーは4,400THB(約15,400円)もしくはアラカルトも。ワイン好きなら、ドイツワインがサーブされるワインペアリングもオーダーしたい。

■Suhring(ズーリング)
http://restaurantsuhring.com/

 

唯一無二!
タイ食材を用いたイノベーティブ・キュイジーンに大注目

photo : Kazuyo Kawatoko

バンコクの食のトレンドのひとつとして「タイ食材を用いたイノベーティブ・キュイジーン」がある。その分野で最旬の一軒とも言えるのが「ガー」だ。「ガガン」でスーシェフとして活躍したシェフのガリーマ氏が昨年オープンした注目店。使う食材はタイ産の旬なものをメインとし、ガリーマ氏の出身国であるインドの伝統調理法を用いて作られるイノベーティブな料理の数々は、遊び心のあるものから繊細で美しいものまで一皿ごとに驚きの連続。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

ちなみに、ガリーマ氏は「アジアのベストフィメールシェフ 2019」に輝いた話題のシェフ。メニューはテイスティングメニューとベジタリアン・テイスティングメニューの2種類で、どちらも3,200THB(約11,200円)。

■GAA(ガー)
http://www.gaabkk.com/

 
 
photo : Satomi Matsui

2018年8月にオープンしたばかりで、次に発行される『ミシュランガイド』で星を獲るのでは?と期待されているのが、バンコク屈指のラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア・バンコク」のダイニング「フロント・ルーム」だ。同ホテルのラブコールに応える形でシェフに就任したのは、チェンライ出身の女性シェフ・フェイ氏。「ノーマ」をはじめデンマークの名立たるレストランで腕をふるい、ニューノルディックの調理手法に親しんだフェイ氏が提案するのは、タイ食材を用いたニューノルディック・スタイルの料理。


photo : Satomi Matsui

@Waldorf Astoria Bangkok

南国フルーツや蓮の花などタイらしい食材を用いた繊細で芸術的なプレゼンテーションが魅力。7コース(7皿のコース)は2,700THB(約9,450円)、10コース(10皿のコース)は3,300THB(約11,550円)。アラカルトもある。

■Front Room(フロント・ルーム)
https://waldorfastoria3.hilton.com/en/hotels/thailand/waldorf-astoria-bangkok-BKKWAWA/amenities/restaurants.html

 

タイ料理ラバーへ!
タイ料理をコースでじっくり堪能するなら……

photo : Satomi Matsui

大皿料理を囲んで大勢で楽しむタイ料理もいいけれど、ミシュランスターシェフが趣向を凝らした贅沢なタイ料理のテイスティングコースも美食の旅では外せない。サイアムエリアに佇む5つ星ホテル「サイアム ケンピンスキー ホテル バンコク」のダイニング「スラ ブア バイ キンキン」は、2年連続ミシュラン1つ星に選ばれたモダンタイ料理レストラン。コペンハーゲンのミシュラン1つ星タイ料理レストラン「キンキン」を率いるシェフ・ヘンリック氏がプロデュースをしている。


photo : Satomi Matsui

photo : Satomi Matsui

モダンで遊び心のあるプレゼンテーションは、斬新なものばかり。タイのストリートフードに新しいインスピレーションを掛け合わせたスナック感覚のスターター6、7品からスタートし、その後8皿の料理がサーブされるコースは3,200THB(約11,200円)。タイ料理の魅力を独特のストーリーで伝えている。

■Sra Bua by Kiin Kiin(スラ ブア バイ キンキン)
http://www.srabuabykiinkiin.com/en

 
 
photo : Kazuyo Kawatoko

オーセンティックなタイ料理を堪能するならオープンから1年経たずしてミシュラン1つ星を獲得した「アーハーン」へ。タイ料理シェフとして40年近いキャリアを持つチュムポン氏がこだわるのは、タイで古くから食されてきた“本物のタイ料理”。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

食材のほとんどがタイ産で旬を大切にするなど、ストイックにタイ料理の本来のあり方を伝えている。食器はタイの宮廷で使われていたベンジャロン焼きを採用。ドラマティックな盛りつけにも注目したい。コースは3種類、2,512THB(約8,800円)から。

■R-Haan(アーハーン)
https://www.r-haan.com/

 
 
photo : Kazuyo Kawatoko

美しいタイ料理の数々に魅了されてしまうのが、2年連続1つ星を獲得している「paste(ペースト)」。「Asia’s Best Female Chef」に選ばれたこともある女性シェフ・ビー氏が同じくシェフである夫とオープンしたタイ料理レストランで、1870年頃から1930年頃に食されていた宮廷料理から着想を得たユニークな料理が魅力。

photo : Kazuyo Kawatoko

ランチコースは2,000THB=約7,000円、ディナーコースは3,100THB(約10,850円)〜。コースに加えアラカルトメニューも用意されている。

■Paste(ペースト)
https://www.pastebangkok.com/

 

その2 “イマドキ”に進化したストリートフードを食す

photo : Kazuyo Kawatoko

タイ料理の真骨頂ともいうべき、ストリートフード。屋台や食堂で食べるものというイメージが強いかも知れないが、そのイメージを覆すようなお洒落な店内で食べるモダンでクリエイティブな料理に熱い視線が集まっている。

パッタイ好きには堪らない期待の新星!
パッタイ専門店「パッタイ・ファイタル」

photo : Kazuyo Kawatoko

旧市街エリアに2018年2月にオープンしたばかりのパッタイ専門店「パッタイ・ファイタル」は、オープンからわずか1年弱で『ミシュランガイド』のビブグルマンに選出された一軒。「ファイタル=強火」の意味の通り、強火で一気に炒めるパッタイが絶品と、バンコクの食通の間で話題。さらにオーガニックなどのナチュラルな食材にこだわっているのも特徴。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

トッピングとなるメインの具材は全部で5種類。おすすめは、パッタイにしては珍しい豚肉のグリルが乗った「パッタイ・ファイタル・ムーヤーン」(135THB=約470円)。定番のエビのパッタイが好みなら「パッタイ・ファイタル・シュリンプ」(185THB=約640円)は必食だ。

■Pad Thai Fai Ta lu
https://www.facebook.com/padthaifaitalu

 

斬新なトッピングも!
ガパオライス専門店「プラウ」

photo : Kazuyo Kawatoko

ガパオ(ホーリーバジル)で肉などの具材を炒めたものをご飯と一緒に食べるガパオライス。タイ人にとって、定番中の定番の料理。そんなガパオを“カスタマイズ”して楽しめるのが、2018年にオープンした「プラウ」だ。

photo : Kazuyo Kawatoko

メインとなる具材だけでも牛肉、豚肉、鶏肉、魚、野菜とバリエーション豊富だが、さらにトッピングや辛さなども全て自分の好みでオーダーできるのだ。人気のトッピングはチーズ! 唐辛子が効いたピリ辛のガパオ炒めがマイルドな味わいになり絶妙なコンビネーション。ちなみに全ての料理がNO-MSG(化学調味料不使用)であるのも嬉しいポイント。

■Prow(プラウ)
https://www.facebook.com/prowthaibasil/

 

インスタ映えよし!味よし!
ヤワラートの大人気カフェ「ロントゥー・カフェ」

photo : Kazuyo Kawatoko

ヤワラート(中華街)で朝食に食べるストリートフードといえば、お粥。そんなお粥をモダンにアレンジして提供したところ“インスタ映えする”と瞬く間に人気となり行列店の仲間入りを果たしたのが「ロントゥー・カフェ」だ。名物は、お粥と8種類の薬味や漬物がセットになった「チャイニーズ・ブレックファスト・セット」(129THB=約450円)。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

その他にも可愛らしい自家製の中華菓子や、タイミルクティーも人気。客席を2層構造にした内装も話題に。本店はヤワラートだが、行列が苦手な人は、ショッピングモール「ザ・マーケット・バンコク」地下1階に2019年2月にできたばかりの支店がおすすめ。

■Lhong Tou Cafe(ロントゥー・カフェ)
https://lhong-tou.business.site/

 

グループでワイワイ楽しめる!
モダン・ストリートフードが楽しめる「キン・ヘイ バイ グレイハウンド・カフェ」

photo : Kazuyo Kawatoko

「キン・ヘイ バイ グレイハウンド・カフェ」は、タイの人気カフェ「グレイハウンド・カフェ」がプロデュースするタイ料理レストラン。路上の屋台が減っている中で、あえてストリートフードに注目し、モダンな解釈で幅広い年齢層にアプローチしている。人気料理は、トムヤムスープをベースにした「ポークスペアリブのスパイシー鍋」(300THB=約1,050円 ※Sサイズ)や、ガイヤーン(鶏の炭火焼)やムーヤーン(豚の炭火焼)が乗ったボリューム満点のガパオライス(360THB=約1,260円 ※2〜3人前)。どれもきちんと本格ストリートフードの味。「セントラル・ワールド」の2階というアクセス抜群の立地も魅力。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

■KIN + HEY by Greyhound Cafe(キン・ヘイ バイ グレイハウンド・カフェ)
http://www.kinheybkk.com/

 

その3 バンコクの食通が大絶賛する家庭料理レストラン

どこかほっとするような家庭料理を出すレストランが再燃中のバンコク。せっかく訪れるなら、バンコクの食通がおすすめするレストランを訪れてみて。

人気のクッキングクラス発!
タイ全土の家庭料理が味わえる「バンコク・ボールド・キッチン」

photo : Kazuyo Kawatoko

旧市街地の「バンコク・ボールド・クッキング・スタジオ」にて毎日1組限定で開かれていたシェフズテーブルが大人気となり、2017年にチャオプラヤー川沿いのショッピングモール「リバーサイド・プラザ」、さらに2018年7月に「セントラル・エンバシー」にオープンしたのが「バンコク・ボールド・キッチン」。タイ北部から南部まで、タイ全土の郷土料理がメニューに並ぶ。レシピはシェフの祖母直伝。都心から訪れるなら、「セントラル・エンバシー」の店舗がアクセスしやすくておすすめ。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

■Bangkok Bold Kitchen(バンコク・ボールド・キッチン)
https://www.facebook.com/bangkokboldkitchen

 

その4 イサーン料理×ワインが合うんです!

「タイ料理といえばビール!」だけではなく、最近ではタイ料理にワインやウィスキーを合わせる店舗も増えている。想像の斜め上いくマリアージュをご堪能あれ。

ワインのプロが作った
イサーン料理の可愛い食堂「マダム・ソムタム」

photo : Kazuyo Kawatoko

イサーン(東北)地方の料理が楽しめる評判の食堂「マダム・ソムタム」は店名の通り、ソムタム(青パパイヤのサラダ)で有名な一軒。注文が入るとソムタムスタンドで手作りされるソムタムは絶品。ソムタムの他にもラープやガイヤーンなど本格イサーン料理がリーズナブルに頂ける。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

さらに特徴的なのが、ワインとイサーン料理とのマリアージュを提案していること。お店をオープンする前はワイン輸入会社に勤めていたオーナーのニッキー氏は、フランスでワインを学んだこともあるワインのプロ。おすすめのワインを聞いてボトルオーダーするのが「マダム・ソムタム」流。

■Madam Somtum(マダム・ソムタム)
https://www.facebook.com/madamsomtum/

 

その5 話題のエリアで伝統酒と伝統音楽に酔いしれる

photo : Kazuyo Kawatoko

ヤワラート(中華街)の外れの方に、タイの若者が夜な夜な集まるヒップな通りソイナナがある。元々は古い建物が集まるエリアだったのが、お洒落なエリアの仲間入りをしたきっかけが「テップ・バー」だ。築100年ほどの建物をリノベした、まさに隠れ家的な佇まいのバーでは、タイ伝統楽器の演奏を楽しみながらお酒を楽しむことができる。


photo : Kazuyo Kawatoko

photo : Kazuyo Kawatoko

ここでトライしたいのが、タイの薬草酒・ヤードン。地酒(焼酎のようなものだそう)に様々なタイハーブを最低3ヶ月漬け込んで作るお酒で、苦みと共に不思議なまろやかさを感じる。ヤードンをベースにしたカクテルもあるので、ぜひオーダーしてみて。

■Tep bar(テップ・バー)
https://www.facebook.com/TEPBARBKK/

 
■取材協力:タイ国政府観光庁

エアアジアでバンコクへ行こう!

エアアジア AirAsia エアアジアは成田、関西、中部、新千歳、福岡 5つの空港※からバンコク(ドンムアン空港)まで直行便を運航し、運航便数は合計56便/週で、日本=タイを運航するLCCでは最多。タイ国内線は合計35路線のネットワークを持っていることから、地方都市への旅行に便利な航空会社だ。

HP: https://www.airasia.com/ja/jp

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