タイ
グルメ
バンコクにもついにその波が!

8月オープンの新ホテル「ウォルドーフ」でタイならではのニューノルディック体験!

アミューズのひと品。サーモンとビーツのマカロンと、りんごとピーナッツ入りのスイートポテトチップス。  著者撮影

「Noma」の世界的台頭を皮切りに、北欧はもとより世界各国へとその流れが広がったニューノルディックキュイジーヌ。地産地消をコンセプトに、ハッとするような美しいプレゼンテーションや伝統と革新をバランスよく行き来するような斬新な食材の扱い方など、そのスタイルに魅了される食通たちは後を絶たちません。

日本でも「Noma」で経験を積んだシェフたちが次々と自分の店をオープンしていますが、その流れがついにバンコクにも! ということで今回は、8月にオープンしたばかりのヒルトン系の最上級ブランドホテル、「ウォルドーフ アストリア バンコク」に誕生したタイ×ニューノルディックを掲げるダイニング、「Front Room」をご紹介します。

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シェフはコペンハーゲンで12年の経験を積んだタイ人女性
『Front Room』

意外とシンプルなホテルのエントランスを抜けると、すぐ左手側にある「Front Room」。ダイニングに足を踏み入れると大勢の料理人たちが忙しく腕を動かす、広々とした開放的なオープンキッチンが目に飛び込んできます。タイのシェフたちは裏側を見せるのを嫌がる人が多くオープンキッチンの店は意外と少ないのが実情。それだけにこの空間を見ただけで、ハリウッド映画みたい! と一瞬でテンションがアップ(笑)。さらに奥に進むとシックで上品な中にもホテルの矜持を感じられるゴージャスなダイニング空間が広がり、これから始まる食体験への期待を否応なく高めてくれます。

さすがウォルドーフ!な贅沢空間著者撮影

前に当コラムでご紹介した「Sawaan」や「Paste」など、女性シェフの活躍がめざましいバンコクですが、こちらのシェフ、Rungthiwa Chummongkhon(Fae)さんもチェンライ出身のタイ人女性。「Noma」をはじめ、デンマークの名だたる星付きレストランで12年間経験を積んできたという実力派です。地産地消を掲げるニューノルディックの本場、デンマークで学んできただけあり、使用するのはもちろんタイ食材ながら、アミューズから目を奪われるような美しさ。いつも見慣れたハーブや野菜を、目でも舌でも楽しみながら堪能できます。


Asia Pacificと名付けられた魚料理 著者撮影

Mom’s Soup Memoriesはイカのスープ。  著者撮影

コースは7品か10品から選べますが、7品でも十分すぎるくらいの内容とボリューム。Asia Pacificは北欧の発酵技術と、ジンジャーやターメリック、コブミカンの葉などのタイハーブやココナッツを組み合わせることで、シーバスが今までに体験したことのない一品へと昇華されているのを感じられます。それに対し、イカにチキンブロス、ひょうたんを合わせたMom’s Soup Memoriesはアジア人ならきっとほっとする、どこか懐かしい味わい。見た目の美しさはもちろん、ひと皿ごとに北欧とタイを行き来するようなその独特の味わいのバランスも、心地よさを感じさせてくれます。

7品コースの場合、メインはチキンかビーフから選択可。2名の場合、両方頼んでシェアすることもできます。 著者撮影

メインはビーフ、チキン共にいただきましたが、とくに印象に残ったのが、こちらのチキン。ライスベリーのピューレやレモングラスをはじめとするタイハーブをまとったチキンは柔らかく、噛みしめるほどに馥郁たる香りが広がる奥深い味わい。メインはどちらもプレゼンテーションも凝っていて、食べる前からテーブルで楽しませてくれるのも嬉しい点です。


デザートのGreen on Ice著者撮影
選べるプチフール著者撮影

タイとイタリア、2種類のバジルとホワイトチョコレートムース、ココナッツ、マンゴーを合わせたデザートは、食後に嬉しいあっさりとした味わい。さらにチーズとドリアンなど、個性的な組み合わせを楽しめるプチフールも付き、最後まで抜かりなく楽しませてくれます。写真は載せていませんが、7品コースはアミューズだけで5品、ほかに絶品のパン&バターやカニ料理などもつくので、女性には多すぎるほど。アラカルトもありますが、選択肢が少ないのでまずはコースを試してみることをおすすめします。コースは7品2500++THB、10品3200++THB。

著者撮影

 
(text & photo : 白石路以)



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