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- 人気観光都市がわかる「ワールドベストアワード2020」発表
photo:pixta
アメリカの人気旅行誌『トラベル・アンド・レジャー(Travel + Leisure)』が、今年も読者投票による「ワールドベストアワード2020」を実施。最新観光都市ランキングが発表された。
評価の指標となっているのは、観光名所やランドマークをはじめ、文化、料理、親しみやすさ、ショッピング、そしてこれらの総合的な価値。今回はランキングを紹介するとともに、東南アジアでランクインした都市をピックアップする。
トラベル・アンド・レジャー2019 ワールドベストシティ トップ10
順位/都市名(国名)
1位 オアハカ(メキシコ)
2位 サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)
3位 ホイアン(ベトナム)
4位 チェンマイ(タイ)
5位 フィレンツェ(イタリア)
6位 京都(日本)
7位 ウダイプル(インド)
8位 ルアンパバーン(ラオス)
9位 ウブド(インドネシア)
10位 イスタンブール(トルコ)
全世界を対象とした総合ランキングのベスト10には、東南アジアから4都市がランクイン。
昨年総合1位だったベトナムのホイアンは、今年も第3位と依然人気が高い。古都として世界文化遺産に登録されており、「来遠橋(らいおんばし)」を筆頭に建物から街並みまでどこかノスタルジックな雰囲気が漂う。毎月旧暦の14日、満月の夜に行われる「ランタン祭り」も有名で、ライトアップされた夜の風景も一段と美しい。また近年は、洗練されたビーチリゾートも続々オープンしている。
続いて第4位にランクインしたのが、タイ北部の都市チェンマイ。こちらも去年第3位と引き続き人気を誇る。チェンマイは、「北方のバラ」とも称される美しい古都で、多数の寺院を有する。山岳地帯に囲まれていて、郊外にはエレファント・キャンプなどの観光地も。マウンテンリゾートを満喫できる宿泊施設も充実している。
第8位に浮上したのは、ラオスのルアンパバーン。街全体が世界遺産に登録されており、長い歴史を持つ寺院がそこかしこに点在している。また路上で開かれているモーニングマーケットやナイトマーケットでは、現地の空気を存分に味わえるのが魅力的。ぜひ旅行プランに組み込んでみて。
そして第9位には、インドネシアのウブドが登場。定番リゾート地であるバリ島の中でも、「芸術の村」と称されるエリアだ。おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ中心街から一転、少し路地に入ると、水田や椰子の木々が生い茂った自然が広がっている。山岳エリアでのんびり過ごすなら、ウブドを拠点とするのもおすすめだ。
トラベル・アンド・レジャー2019 アジア地区 トップ10
順位/都市名(国名)
1位 ホイアン(ベトナム)
2位 チェンマイ(タイ)
3位 京都(日本)
4位 ウダイプル(インド)
5位 ルアンパバーン(ラオス)
6位 ウブド(インドネシア)
7位 バンコク(タイ)
8位 ジャイプール(インド)
9位 東京(日本)
10位 シェムリアップ(カンボジア)
アジア地区ランキングの第7位にランクインしたのは、言わずと知れたタイの首都バンコク。ワット・アルンやワット・ポーといった有名観光地はもちろん、本場のタイ料理やマッサージを楽しむもよし、オシャレなカフェやレストランを探すもよし。ナイトマーケットに繰り出すのもおすすめだ。タイ初心者はもちろん、海外旅行初心者の方でもきっと旅しやすい都市のはず。
アジア地区第10位に食い込んだのは、カンボジアのシェムリアップだ。首都プノンペンの北西にあるこの都市は、人気観光地アンコール・ワットやアンコール・トムなど、多くの世界遺産群を有している。パワースポット巡りがしたい方にはもってこい! 夜はナイトマーケットを楽しむのもおすすめ。
なお今回の集計は、新型コロナウイルスの流行が本格化する直前の2020年3月2日までに行われている。落ち着いて海外旅行へ行けるようになった日には、ぜひこのランキングを旅先の参考にしてみてほしい。
■The Top 25 Cities in the World(英語)
https://www.travelandleisure.com/worlds-best/cities
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