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もっと知りたいダナン!特集 前編

人気急上昇リゾート!ベトナム・ダナンが注目されるのはなぜ?

インターコンチネンタル・ダナン・サンペニンシュラ・リゾート ©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT

2014年から徐々に注目されはじめ、2015年に一気にブレイク!旅行者から熱い視線を集め続けているのが、ベトナム中部のビーチリゾート、ダナンだ! ベトナム中部に位置する港町で、中部最大の商業都市として発展してきた、ベトナム第3の都市でもある。

大注目のダナンだが、なぜそこまで人気があるのか、わかっているようでわからない……。そんな人も多いのでは?

そこで、今回のダナン特集では、「ダナンが注目される理由」を徹底解説。知れば納得のダナン人気に迫る。

 

人気の理由その1
日本から6時間で行ける美しいビーチリゾート

プルマン01_©TRIPPING!

日本からダナンへは、成田空港と関西国際空港からダナン空港までベトナム航空の直行便が1本ずつ運航している。
※2020年9月現在

■成田→ダナン(月・木を除く)
・10:00 成田発  14:30 ダナン到着 

■関空→ダナン(火・水・土を除く)
・9:30 関空発  13:05 ダナン到着 

※現在、新型コロナウイルスの影響により、直行便は2020年10月24日まで運休となっている。10月25日より運航再開予定。

飛行時間は約6時間で、グアムやサイパンといったリゾートへの飛行時間にプラス2時間半程度で訪れることができるのだ!さらに、ベトナムと日本の時差はたったの2時間で、時差ボケと無縁なのは嬉しいかぎり。ダナン空港からダナンの中心地までは約3km程でコンパクトな街だから観光もしやすい。初めてのベトナム旅行でも安心しておすすめできる。

エメラルドグリーンの海が広がる洗練された美しいビーチは、ここがアジアとは思えないほど。それというのも、ダナンの開発は13年前にスタートしたばかりで、新しいビーチリゾートだから。更に、地元の人々によるクリーンなビーチを守る活動も実を結んでいる。

 

人気の理由その2
目の前は海!のラグジュアリーホテルはバリエーション豊富!

ダナンのビーチはお隣の街ホイアンまで約30km続き、海沿いには続々とリゾートホテルが誕生している。オンザビーチのホテルの中には、憧れの5つ星インターナショナルホテルや、スパ受け放題のラグジュアリーなオールヴィラリゾートまで並び、目的や好みに合わせてステイ先を選ぶのも、ダナン旅行の楽しみのひとつ。

バラエティー豊かなラインナップはもちろん、ビーチリゾートにしては比較的リーズナブルに泊まることのできるホテルが多数あるのも嬉しいポイント!これもダナン人気の理由のひとつ。

5つ星インターナショナルホテル

intercontinental1©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT

海沿いには、インターナショナルホテルが続々と進出。ダナンの北東、ソンチャ半島に位置する「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」は、半島の丘から望む絶景のプライベートビーチが自慢。

 
DANHR-Nguyen-Van-Tung-012016©Hyatt Regency Danang Resort and Spa

ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ」は、2011年に創業したスタイリッシュな一軒。ホテルの敷地から白浜のビーチに出られるので、海を楽しむのにうってつけのコンテンポラリーなリゾート。

 
PDBR[1]©Accorhotels

プライベートビーチに続く美しいホテルエントランスが、リゾートライフを盛り上げてくれる「プルマンダナンビーチリゾート」は、ロケーション抜群のスタイリッシュなリゾートだ。

 

オールヴィラリゾート

fusion maia6©Fusion Maia Resort

全室ヴィラタイプのオールヴィラリゾートなら、より充実したプライベートタイムを楽しめるはず。「フュージョンマイアダナン」は、特に人気の高いリゾート。なんとスパトリートメントが宿泊費に含まれていて、マイア・スパのすべてのトリートメントの中から、1日に最低でも2つ、お気に入りのトリートメントをチョイスできる。

 
フォーシーズンズ リゾート ザ ナムハイ ホイアン ©Four Seasons Hotels

フォーシーズンズ リゾート ザ ナムハイ ホイアン」は、世界中のセレブが認めたラグジュアリーなリゾート。有名なハリウッドセレブもお忍びで訪れたとか。ベトナムの伝統文化を感じる豪華な空間でラグジュアリーなひとときを過ごすことができる。


その他にも、ホテルやリゾートのバリエーションが豊富なので、好みや予算に合わせて選ぶことができるのだ。

 

人気の理由その3
一生に一度は行きたい世界遺産への観光拠点

ホイアン(ランタン)©TRIPPING!

ベトナムにある8つの世界遺産のうち、3つの世界遺産の観光拠点であるダナン。それぞれ、車で1時間弱〜3時間ほどで訪れることができる。ビーチリゾートでありながら、ベトナムの歴史や文化を肌で感じる旅を楽しめるのも、ダナンの魅力のひとつ!

 

世界遺産「ホイアン」

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ホイアンの街並 ©ASEAN-Japan Centre

中でも「ホイアン」は、街全体が世界遺産で、一生に一度は訪れたいという声多数の人気観光地だ。19世紀に立てられた木造建築が並ぶ様子はノスタルジックで情緒的。無数のランタンに灯が点る夜の時間に散策すれば幻想的でムード満点だ。ダナンからは車で1時間弱。

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ライトアップされた来遠橋 ©TRIPPING!

散策しているだけで十分楽しめるホイアンだが、旧市街に点在する観光スポットの見学もお忘れなく。日本の職人が造った「来遠橋(らいえんばし)」は中でも人気のスポット。

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左上:カオラウ、左下:ホワイトローズ、右:揚げワンタン ©TRIPPING!

観光に加えて堪能したいのが、ホイアンのグルメ。必食メニューは、ご当地麺料理「カオラウ」。日本のうどんのような麺が特徴で、醤油のような濃いめのタレと和えて食べる汁なし麺だ。その他にも、米粉でつくられた生地の上に海老のすり身やニンニクが乗ったホワイトローズ揚げワンタンも絶品。


 

世界遺産「ミーソン聖域」

myson4©TRIPPING!

ダナンから車で2時間程で訪れることのできる世界遺産「ミーソン聖域」は、深いジャングルの中、煉瓦づくりの建物が静かに佇む遺跡。4世紀から13世紀にかけて建てられた建造物は古代チャンパ王国初期の政治的、宗教的中心を担っていたとされる。神秘的な光景は、歴史好きならずとも一度は観たいもの。

 

世界遺産「フエの建造物群」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA©ASEAN-Japan Centre

更に、ダナンから車で3時間ほどの所にあるのが、世界遺産「フエの建造物群」。フエは、19世紀〜20世紀にかけて繁栄したベトナム最後の王朝、グエン(阮)朝の都だった場所で、ベトナムで最初に世界遺産の登録をされた。中国文化とフランスなどの西洋の文化が華麗に融合された美しい建造物は必見。

 

人気の理由その4
新鮮なシーフードからベトナム中部料理まで、グルメも充実

OLYMPUS DIGITAL CAMERA©グッチ

南北に細長い地形をしたベトナムは、地方によってそれぞれに名物料理や郷土料理が存在し、その土地の“食”を味わうのは旅の醍醐味。港町ダナンでは、新鮮な海鮮料理が必食メニュー!ベトナム中部料理もユニークで人気。グルメが楽しめるのは高ポイントだ。

 

シーフードBBQ屋台

OLYMPUS DIGITAL CAMERA©グッチ

海沿いには、生け簀から好みの魚介を選び、調理法をオーダーすることのできるシーフードBBQのお店が並んでいるので、旅行中に一度は立ち寄ってみたい。特に地元の人にも人気なのが「Quan Be Man(クアン・ベーマン)」。ハマグリのネギ油焼きや、海老の塩唐辛子焼きなど、ビールが進む料理の数々を楽しむことができる。

 

人気のベトナム料理レストラン

IMG_3331_©TRIPPING!

シーフード料理やベトナム中部料理を雰囲気のいいレストランで楽しみたい時におすすめなのは、リバーサイドに佇むレストラン「Madame Lan (マダム・ラン)」。蒸し海老や、ハマグリのレモングラス蒸しなどの新鮮なシーフード料理に加え、ベトナム中部のご当地麺料理「ミークワン」もメニューにラインナップ。さらに中部料理に限らずベトナム全土の料理を味わうことができる。

Madame Lan (マダム・ラン)

住所 4 Bach Dang street, Hai Chau district, Da Nang
電話番号 (+84)90-569-75-556
時間 6:00~22:00
地図 GoogleMapを確認する

 

ご当地麺料理が絶品の食堂

P1060143_©TRIPPING!

ローカル食堂でご当地麺料理の「ミークワン」や「ブンチャーカ—」を味わえば、たちまちベトナム通に!ミークワンは、平打ち米麺の汁なし和え麺。「MI QUANG 1A(ミークワン 1A)」は、地元の人に加え、観光客も訪れる有名店。英語メニューもあるので安心。

 
ブンチャーカ—は、魚のすり身揚げがゴロゴロと入った米麺料理。地元の人に評判の食堂が、「BUN CHA CA BA PHIEN(ブンチャーカ—バーフェイン)」。朝5時半〜夜10時までオープンしているので、朝食やランチはもちろん、小腹が空いた時に訪れるのもおすすめだ。

P1060277_2©TRIPPING!

 

人気の理由その5
世界遺産だけじゃない!アクティブに楽しめるダナン市内観光

足を伸ばして世界遺産を観光するのも魅力的だが、実はダナン市内にもユニークな観光スポットが点在しているのだ。

五行山

IMG_1220_©TRIPPING!

ダナンの聖地と言われる「五行山」は、大理石で成る5つの連山。ダナン屈指のパワースポットとしても人気だ。観光のメインは、一番大きな山「トゥイソン」。洞窟や、仏像、展望台など様々な見どころがあり、1日かけてアクティブに楽しめる観光スポットだ。

 

バナヒルズ

Bana-Hills©Danang Tourism

ダナン郊外にある中世フランスの町並みをイメージしたテーマパーク「バナヒルズ」。標高1,487メートルの場所にある施設へは、ギネス記録にも登録されている「世界最長のケーブルカー(約5km!)」で移動するため、到着するまでの絶景も楽しめる。

 

ドラゴンブリッジ

IMG_3361©TRIPPING!

ベトナムの人気都市ダナンのハン川に架かる「Dragon Bridge(ドラゴン・ブリッジ)」。その名の通り、龍をモチーフにしたこの橋で、毎週末に開催される龍が火を噴くショーは必見!

 
その他にも中心街にあるコロニアル建築が目をひくダナン大聖堂も見どころのひとつ。ダナンの北東、ソンチャ半島に位置するレディブッダは、絶好のサンセットスポットとして、地元の人にも人気。

コンパクトな街ながら、魅力がぎゅっとつまったダナン。その魅力は口コミでも広がり続けている。旅のベストシーズンは、4月〜9月の乾季。冬場は気温が下がり海水浴は難しいので、シーズンを見極めて旅にでよう!

 
ダナンの人気の理由を紹介した前編に続き、“後編”では旅のスタイル別に、実際にダナンを訪れるツアーをご紹介!家族旅行でも、女子旅でも、カップル旅行でも楽しめるダナンだから、それぞれにぴったりな滞在先や旅のプランを事前にチェックしておこう。

 



初回投稿日:2016年5月25日
情報更新日:2019年1月28日(情報追加更新) / 2020年1月30日(情報追加更新) / 2020年9月24日(情報追加更新)

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