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2018年夏休みに行きたい世界遺産!

アンコール・トム ©世界遺産イェーイ!

待ちに待った夏休みまであと少し♪ 夏休みは世界遺産を訪れるのに絶好のチャンスです。遺跡やダイナミックな自然を堪能できる世界遺産は、天気が良い時に観光したいところ。そこで夏休みにベストシーズンを迎えるおすすめの世界遺産をご紹介します!

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ぶらり世界遺産散歩を楽しむ!古都ホイアン (ベトナム)

©世界遺産イェーイ!

ベトナム中部のホイアンは、夏休みは乾季で観光に適したシーズン。少々暑いのでこまめに休んで水分補給をするのをお忘れなく!ホイアンにはフォトジェニックなカフェがたくさんあるのでカフェめぐりも楽しいひと時です。

来遠橋(日本橋) ©世界遺産イェーイ!

ホイアンはアジアとヨーロッパを結ぶ交易の中心地として栄えた港町。日本との朱印船貿易の中継地点だったので多くの日本人が住んでおり、こちらの来遠橋は、ホイアン在住の日本人によって作られたと言われています。鎖国政策により日本人町は衰退し、現在はその後に移り住んできた中国人の影響を受けた建物が多くなっています。

陳祠堂チャン家の祠堂 ©ひさほ ゆう

街が丸ごと世界遺産なので、何泊かしてのんびりと散歩を楽しみたいホイアンです。成田から直行便があるダナンから車で1時間とアクセス良好なのも魅力。東南アジア有数のリゾート地ダナンと合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

■古都ホイアン (文化遺産) ベトナム

登録 1999年
登録基準 「文化交流」、「伝統的集落」
アクセス 成田からダナンまで直行便で約6時間。ダナンからホイアンまで車で約1時間。

 

ホイアンと一緒に訪れよう!ミーソン聖域 (ベトナム)

©世界遺産イェーイ!

ホイアンから車で約1時間のミーソンは、4世紀頃チャンパー王国によって作られたヒンドゥー遺跡。ジャングルの中にレンガ造りの遺跡が佇んでいる姿は神秘的です。レンガを少しずつずらして積み上げて屋根を支える独自の構造で、接着剤を使わずに建てられているのが特徴。ホイアンからミーソンを訪れる半日ツアーがあるので、ツアーを利用して訪れるのがお勧めです。

■ミーソン聖域 (文化遺産) ベトナム

登録 1999年
登録基準 「文化交流」、「文明の証拠」
アクセス ホイアンから車で約1時間。ダナンからは車で約2時間。

 

東洋と西洋の融合!フエの歴史的建造物群 (ベトナム)

ホイアンと同じくベトナム中部に位置するフエも、乾季なので夏休みに訪れたい世界遺産です。

王宮の顕仁門 ©ひさほ ゆう

フエは、ベトナム最後の王朝グエン朝の都がおかれた街。フエ最大のみどころである王宮は、北京にある故宮の4分の3の縮尺でつくられたと言われています。グエン朝は中国の王朝、清の制度を取り入れて国家体制を整えていました。

カイディン帝陵 ©世界遺産イェーイ!

19世紀後半からフランスの植民地となったため、西洋風の建造物も数多く残されています。こちらはグエン朝第12代皇帝カイディンのお墓。カイディン帝は新しいもの好きだったと言われており、建物はヨーロッパ風、石像は中国風という斬新なデザインで作られています。

トゥドゥック帝陵 ©世界遺産イェーイ!

第4代皇帝トゥドゥックのお墓、トゥドゥック帝陵は中国風に作られており中庭がある別荘風の美しい作り。大きな蓮の池があり、皇帝は王宮から船に乗ってここまで来たともいわれています。

フエの街は、フォーン川を挟んで新市街と旧市街に分かれています。王宮は旧市街の川に面したところにあり、帝陵はフォーン川に沿って郊外に点在しています。人気のシティツアーは、王宮と帝陵をいくつかバスでめぐって、船で市内に戻るもの。皇帝気分で船に揺られるのも一興です。

■フエの歴史的建造物群 (文化遺産) ベトナム

登録 1993年
登録基準 「建築技術」
アクセス 日本からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからフエまで飛行機で約1時間。なおダナンからフエまでは車で約3時間。

 

フエと一緒に訪れよう!
フォンニャ‐ケバン国立公園 (ベトナム)

©ひさほ ゆう

フエから北西へ約200kmのフォンニャ-ケバン国立公園は、アジアで最も古いカルスト地帯で、園内には数多くの洞窟があります。一番有名なフォンニャ洞窟は、船に乗って洞窟内を観光できるのでまるで地底湖の探検をしているかのような気分が味わえます。フエから1日のツアー、もしくはフォンニャ洞窟から車で約1時間のドンホイという街からツアーに参加するのがお勧めです。

■フォンニャ‐ケバン国立公園 (自然遺産) ベトナム

登録 2003年
登録基準 「地球の歴史」、「固有の生態系」、「絶滅危惧種」
アクセス フエからフォンニャ洞窟まで車で約4時間。ドンホイからフォンニャ洞窟までは車で約1時間。

 

東南アジアの至宝!アンコールの遺跡群 (カンボジア)

アンコール・ワット ©世界遺産イェーイ!

実はカンボジアは、夏休みは雨期にあたりますが、一日中降り続くというよりも、スコールがざっと降る感じなので、その時間帯を避ければ観光することができます。スコールの後は涼しくなるので過ごしやすいのも雨季のメリットの1つ。筆者は8月と9月にカンボジアを旅行したことがあるのですが、その時は特に問題なく観光できました。

川底にヒンドゥーの神様が彫られた遺跡クバルスピアンは雨量の多い雨季がGood ©世界遺産イェーイ!

アンコールの遺跡群は、9~15世紀にかけて繁栄したクメール人の王国、アンコール朝の繁栄を伝える都市遺跡で、広大な敷地に600を超える遺跡が世界遺産として登録されています。最も有名なものがヒンドゥー教の寺院アンコール・ワット!クメール美術の最高傑作と称されておりカンボジアの国旗にもデザインされています。

バイヨン寺院 ©世界遺産イェーイ!

また、優しいクメールの微笑みをたたえる仏像の四面塔が有名な都市遺跡アンコール・トムの中にあるバイヨン寺院も外せません。

タ・プローム ©世界遺産イェーイ!

その他にも巨大な樹木が遺跡に絡みついた神秘的な遺跡タ・プロームや紅色砂岩の繊細なレリーフが美しい、バンテアイ・スレイのデバダー(女神)像に、密林に埋もれたままの姿のベン・メリアなど見所満載!時間の許す限り滞在したい世界遺産です。

■アンコールの遺跡群 (文化遺産) カンボジア

登録 1992年
登録基準 「人間がつくった傑作」、「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」
アクセス 日本からプノンペンまで直行便で約6時間半。プノンペンからシェムリアップまで飛行機で約45分。その他タイのバンコク、ベトナムのハノイ、ホーチミン経由も可能。

 

アンコールと一緒に訪れよう!
サンボー・プレイ・クックの寺院地区:古代イシャナプラの考古遺跡 (カンボジア)

2017年にカンボジア3件目の世界遺産として登録されたサンボー・プレイ・クックは、アンコールの遺跡群が誕生する前の時代7世紀頃、チェンラ王国の都・イシャナプラに作られた、れんが造りの寺院群です。クメール語で「豊かな森の中にある寺院」を意味する「サンボー・プレイ・クック」。その名の通りうっそうとしたジャングルの中にひっそりと佇んでいます。

八角形の祠堂 ©世界遺産イェーイ!

八角形の祠堂や、空中宮殿の繊細な彫刻はアンコール遺跡群では見られないものが多く、サンボー様式と呼ばれています。このサンボー様式が、アンコール・ワットに代表されるクメール様式の礎となりました。アンコール遺跡の拠点となるシェムリアップから車で約4時間ですが、プノンペンとシェムリアップの中間にあるので、プノンペンからシェムリアップへ車で移動する途中に訪れることも可能です。

■サンボー・プレイ・クックの寺院地区:古代イシャナプラの考古遺跡(文化遺産) カンボジア

登録 2017年
登録基準 「文化交流」、「文明の証拠」、「出来事や宗教、芸術」
アクセス シェムリアップから車で約4時間。首都プノンペンからも車で約4時間。

 

1000年以上密林に埋もれていた巨大遺跡、ボロブドゥールの仏教寺院群 (インドネシア)

©世界遺産イェーイ!

ボロブドゥール寺院は、インドネシアのジャワ島ジョグジャカルタを拠点とする世界遺産。乾季にあたる夏休みの時期が、まさにベストシーズンです。ボロブドゥールと言えば、遺跡の向こうから太陽が昇る幻想的な朝焼けの風景が有名なのですが、美しい朝日を見ることができる絶好のシーズンが7月~8月なのです。

毎朝4時半からのサンライズツアーは敷地内にあるマノハラホテルから出発 ©世界遺産イェーイ!

ボロブドゥール寺院は、770年頃から820年頃にかけて仏教を信仰するシャイレンドラ朝という王朝によって築かれましたが、インドネシアにおける仏教の衰退により忘れられてしまいます。1871年にイギリスのラッフルズに発見されるまで約1,000年間も密林の中に眠り、歴史上から姿を消していました。

火山灰に埋もれて小高い丘のようになっていたとも ©世界遺産イェーイ!

ボロブドゥール寺院は遠くから見ると1つのピラミッドみたいなものに見えますが、実は大きく分けると2つの部分から成り立っています。上部の「3層の円壇」と下部の「5層の方形壇」です。そして「3層の円壇」の頂上にはストゥーパ(釣鐘状の塔)があります。これらの構造は大乗仏教の宇宙感を表しています。

絶景サンライズを見るなら、夏休みがチャンス!インドネシア観光のハイライトとも言えるボロブドゥールをベストシーズンに訪れてみてはいかがでしょうか。

■ボロブドゥールの仏教寺院群 (文化遺産) インドネシア

登録 1991年
登録基準 「人間がつくった傑作」、「文化交流」、「出来事や宗教、芸術」
アクセス 日本からバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。デンパサールからジョグジャカルタまで飛行機で約1時間。ジョグジャカルタから車で約1時間半。首都ジャカルタ経由も可能。

 

ボロブドゥールと一緒に訪れよう!
プランバナンの寺院群 (インドネシア)

©ひさほ ゆう

インドネシア・ジャワ島にあるプランバナンの寺院群は、ヒンドゥー教と仏教の寺院が混在している遺跡。その中で最も有名なのが天を突くような仏塔が特徴のプランバナン寺院(別名ロロ・ジョングラン寺院)。ヒンドゥー教の3大神、「シヴァ神」、「ヴィシュヌ神」、「ブラフマー神」を祀る神殿が建てられておりヒンドゥー教の世界観をあらわしています。

■プランバナンの寺院群(文化遺産) インドネシア

登録 1991年
登録基準 「人間がつくった傑作」、「建築技術」
アクセス プランバナン寺院は、ジョグジャカルタから車で約45分。ボロブドゥール寺院とプランバナン寺院は車で約1時間半。

 

ボロブドゥールと一緒に訪れよう!
バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」 (インドネシア)

ジャティルイの棚田 ©世界遺産イェーイ!

ボロブドゥールのあるジャワ島から空路1時間、バリ島へ足を延ばしてみませんか?世界随一のビーチリゾート・バリ島は、夏休みに乾季を迎えます。エメラルドグリーンに輝く海でビーチアクティビティを満喫したり、世界遺産散歩を楽しんだり、ベストシーズンのバリを思う存分堪能しましょう。

バリ島最大級のタマンアユン寺院 ©世界遺産イェーイ!

バリ・ヒンドゥー教の哲学の一つである、「トリ・ヒタ・カラナ(神と人、自然の調和がコンセプト)」に基づく棚田の景観や、灌漑施設、9世紀から続いている水利システム「スバック」を司る寺院など5カ所が世界遺産として登録されています。インドネシアはイスラム教徒が多いのですが、バリ島では9割の方がバリ・ヒンドゥー教を信仰しています。かつて水を司っていたタマンアユン寺院には、現在も多くのヒンドゥー教徒が正装して祈りを捧げます。バリの生活に根付いているバリ・ヒンドゥーに触れてみる旅はいかがでしょうか。

■バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」(文化遺産) インドネシア

登録 2012年
登録基準 「文化交流」、「文明の証拠」、「伝統的集落」、「出来事や宗教、芸術」
アクセス 日本からバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。デンパサール空港からウブドまで車で約1時間。世界遺産は点在しているので、ウブドからツアーかタクシーチャーターが便利。デンパサールとジョグジャカルタは飛行機で約1時間なので日帰りも可能。

(text : 鈴木かの子)

 

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