東南アジア
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お祭りに合わせて訪れるのもおすすめ

ベストシーズンも紹介! 2019年に訪れたい世界遺産6選

アンコール・ワットの朝焼け photo:世界遺産イェーイ!

平成最後となる2019年は、新天皇即位に伴いGWが10連休になるなど、旅行好きな方にとっても大注目の1年。この節目となる年に、世界遺産を訪れる旅へ出かけてみませんか?

今回の記事では、2019年に訪れたい東南アジアにある6件の世界遺産をご紹介!訪れるのにおすすめのシーズンやお祭り情報もあるので、旅の年間スケジュール作りの参考にしてみて下さいね。

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アユタヤで象と一緒に水かけ祭り!世界遺産で過ごすソンクラーン
2019年4月13日(土)~15日(月)

ワット・プラ・シー・サンペット photo:世界遺産イェーイ!

まずご紹介するのは、タイの世界遺産アユタヤ。遺跡めぐりが楽しいアユタヤですが、今年は有名なお祭り「ソンクラーン 水かけ祭り」に合わせて訪れ、世界遺産をバックに象さんと一緒に水をかけ合ってみませんか?

写真提供:タイ国政府観光庁

ソンクラーンは、タイの旧正月にあたる毎年4月13日から15日まで行われるお祭り。タイ全土で水をかけ合う「水かけ祭り」としても有名です。

アユタヤと周辺の歴史地区 (文化遺産):タイ

ワット・ヤイ・チャイモンコン photo:世界遺産イェーイ!

アユタヤは「平和の都」という意味で、約400年間栄えたアユタヤ朝の都。アンコール朝を滅ぼし、スコータイ朝を併合し、17世紀には国際貿易都市に発展するも、1767年のビルマ軍侵攻によって都は徹底的な略奪と破壊にあってしまいます。

ワット・マハタート ビルマ軍に切り落とされた仏頭 photo:世界遺産イェーイ!

アユタヤのソンクラーンは、タイの中でも盛大なことで知られており、ミス・コンテストや華やかなパレードなども行われます。祭りのハイライトでもある、象との水かけ合戦は旧市街で開催されます。

アユタヤと周辺の歴史地区(文化遺産)

登録年 1991年
登録基準 「文明の証拠」
アクセス 日本からタイの首都バンコクまで直行便で約7時間。バンコクからアユタヤは車、電車で約1時間半

 

今年のGWは10連休!フォトジェニックなホイアンへ

photo:ひさほ ゆう

2019年のGWは新天皇即位に伴い4月27日(土)~5月6日(月)まで10連休となります。GWに訪れたいのが、フォトジェニックな風景が人気を集めているベトナム中部の世界遺産ホイアンです。

古都ホイアン (文化遺産):ベトナム

日本橋 朱印船貿易の中継地点でもあったため日本人町も形成されました photo:ひさほ ゆう

ホイアンは、かつて中国、インド、アラブを結ぶ海上貿易の拠点として栄えた港町。さまざまな国の影響を受けたノスタルジックな景観が魅力で、多くの観光客が訪れます。

photo:世界遺産イェーイ!

ホイアンは、ベトナムを代表するリゾート地「ダナン」の空港から車で約1時間。ダナンまでは成田、関空の両空港からデイリーで直行便が飛んでいます。

古都ホイアン(文化遺産)

登録年 1999年
登録基準 「文化交流」、「伝統的集落」
アクセス 日本からダナンまで直行便で約6時間。ダナンからホイアンまで車で約1時間

 
また、ダナンから車で約3時間のフエは「フエの歴史的建造物群」「ミーソン聖域文化遺産」「フォンニャ‐ケバン国立公園」と3つの世界遺産の拠点となる街。10連休じっくりとベトナム中部の世界遺産をまわってみてはいかが?

フエ ミンマン帝陵の崇恩殿 photo:ひさほ ゆう

 

夏休みが絶好のチャンス!ボロブドゥールで幻想的な朝日を

夏休みの時期にベストシーズンを迎えるのが、南半球のインドネシア。この時期に絶対に訪れたいのが、ジャワ島に位置する世界最大級の仏教遺跡、ボロブドゥール寺院。

朝日を見るには、サンライズツアーに参加しよう photo:世界遺産イェーイ!

ボロブドゥールの仏教寺院群 (文化遺産):インドネシア

ボロブドゥール寺院は、8世紀から9世紀にかけて造られた大乗仏教の巨大な寺院。インドネシアにおける仏教の衰退により使われなくなり、1871年に発見されるまで約1000年もの間ジャングルの中に眠り続けていました。

小高い山の上に石を積み上げて作られているので、内部に入れないのが特徴 photo:世界遺産イェーイ!

ボロブドゥール寺院で、ぜひ見ておきたいのが朝日の瞬間。仏像の合間から朝日が差し込む風景は何とも神秘的で、一目見ようと大勢の観光客が朝4時からボロブドゥールを訪れます。雲が少ない7月と8月は、美しい朝日を見られる可能性が高いです!

ボロブドゥールの仏教寺院群(文化遺産)

登録年 1991年
登録基準 「人間がつくった傑作」「文化交流」、「出来事や宗教、芸術」
アクセス 日本から首都ジャカルタ、またはバリ島のデンパサールまで直行便で約7時間。ジャカルタ、またはデンパサールからジョグジャカルタまで飛行機で約1時間。ジョグジャカルタから車で約1時間半

 
ボロブドゥールの拠点となるのは、ジャワ島中部のジョグジャカルタ。ジョグジャカルタからは「プランバナンの寺院群」というもうひとつの世界遺産を観光することもできます。

プランバナン寺院 photo:ひさほ ゆう

 
更にお時間がとれた場合に足を延ばしてほしいのがバリ島。ジョグジャカルタから空路1時間のバリ島も、夏休みがベストシーズンです。バリ島には「バリの文化的景観:バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム『スバック』」という世界遺産があるので、バリ文化に触れるスポットを訪れつつ、シーズン真っ盛りの極上リゾートライフも満喫してみて下さい。

 

スコータイが幻想的に!世界遺産で過ごすロイクラトン
2019年11月頃

ワット・スラシー photo:世界遺産イェーイ!

最後にご紹介するのは、タイの世界遺産スコータイ。バンコクから飛行機で約1時間のスコータイには、保存状態の良い仏教遺跡や仏像が数多く残されています。ロイクラトン(灯篭流し)の日には、遺跡が光で彩られ、幻想的な風景に!

写真提供:タイ国政府観光庁

ロイクラトンとは、毎年旧暦12月にあたる満月の夜(10月下旬~11月中旬)に、タイ全土で行われる灯ろう流しのお祭りです。紙やバナナの葉で作られた灯ろう(クラトン)に線香、ろうそく、花などを入れて川に流します。光に彩られた川はロマンチックで、その光景は世界中の観光客を魅了します。

スコータイと周辺の歴史地区 (文化遺産)

ワット・シーチュムのアチャナ仏は高さ約15m! photo:世界遺産イェーイ!

「幸福の夜明け」を意味する「スコータイ朝」の栄華をしのばせる巨大な世界遺産。スコータイ朝は、カンボジアのアンコール・ワットを築いたクメール朝の支配から独立し、タイ人初の独立国家となりました。タイの礎を築き、繁栄を誇ったスコータイ朝ですが、最後はタイのアユタヤ朝に併合され幕を閉じることになります。

スコータイの方がアユタヤよりも時代は古いのですが、レンガ造りの遺跡が多いため、保存状態が良いのが特徴です。

ワット・マハタート photo:世界遺産イェーイ!

ロイクラトン発祥の地でもあるスコータイでは、毎年「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」が開催され、タイの中でも規模が大きいことでも知られています。スコータイ歴史公園内では、パレードやコンテスト、フードフェアなど各種イベントが行われます。絶対に見逃せないのが夜に開催される「光と音のミュージカル・ショー」。城壁の真ん中にある最も重要な寺院「ワット・マハタート」で上演され、遺跡をバックにタイの歴史ショーを鑑賞できます。

スコータイと周辺の歴史地区 (文化遺産)

登録年 1991年
登録基準 「人間がつくった傑作」、「文明の証拠」
アクセス 日本からバンコクまで直行便で約6時間。バンコクからスコータイまで飛行機で約1時間半

 

年末年始

東南アジアの多くの地域は、年末年始にベストシーズンを迎えます。航空券が高いイメージが強い年末年始ですが、1月1日に出発するなど時期を少しずらせば安い航空券が入手できますよ。それでは、年末年始に訪れたい世界遺産を2件ご紹介!

アンコールの遺跡群(文化遺産):カンボジア

アンコール・トム photo:世界遺産イェーイ!

世界遺産「アンコールの遺跡群」は、9~15世紀インドシナ半島ほぼ全域を支配していたクメール王朝が残した遺跡。広大な敷地に600を超える石造りの遺跡が点在しており、その最高傑作がアンコール・ワットです。遺跡の拠点となる街はカンボジア中部の街シェムリアップ。1~2泊でアンコール・ワットやアンコール・トムなど主要な遺跡をピックアップしてまわるのもよし、1週間ほど滞在して、郊外にある個性豊かな遺跡をみてまわるのもよし、滞在日数に応じて、楽しみ方の選択肢が豊富な世界遺産でもあります。

photo:世界遺産イェーイ!

「アンコールの遺跡群」は、11月から2月が乾季に当たるベストシーズン。中でも12月と1月は雲が少なく、アンコール・ワットの後ろからオレンジ色の朝日が昇る瞬間を見ることができる確率が高い時期です。

アンコールの遺跡群 (文化遺産) カンボジア

登録年 1992年
登録基準 「人間がつくった傑作」、「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」
アクセス 日本からプノンペンまで直行便で約6時間半。プノンペンからシェムリアップまで飛行機で約45分。その他タイのバンコク、ベトナムのハノイ、ホーチミン経由も可能

 

マラッカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市 (文化遺産):マレーシア

ジョージタウンのカピタン・クリン・モスク photo:世界遺産イェーイ!

貿易の重要な拠点だった港町マラッカと、ペナン島のジョージ・タウン。この2つの街は、古くから貿易都市として繁栄したため、多様な宗教や文化の影響を受けてきました。

マラッカとジョージ・タウンは、アラブ、インドからやってきたイスラム教徒の影響を受けイスラム化し、その後ポルトガル、オランダ、イギリスなどヨーロッパ列強諸国に統治されました。

オランダ広場 photo:ひさほ ゆう

土着の宗教や文化と、新しく入ってきたものとが融合し共存しているのが、2つの街の特徴。宗教、文化の共存を良く語っている(証言している)ということで、2つの街がセットで1つの世界遺産として登録されています。

ポルトガルの総督によって建てられた砦 photo:ひさほ ゆう

マラッカもジョージ・タウンも、乾季にあたるお正月の時期がベストシーズン。マラッカは、首都クアラルンプールからバスで2時間ほどとアクセスが良いので、短期旅行にもぴったり。ジョージ・タウンもクアラルンプールから空路約1時間、飛行機の便が頻発しているのでサクッと訪れることができます。マラッカとジョージ・タウンは、美食で有名な街でもあるので、観光と一緒に絶品グルメも堪能して下さいね。

ジョージタウンの絶品カレー photo:世界遺産イェーイ!

マラッカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市 (文化遺産)

登録年 2008年
登録基準 「文化交流」、「文明の証拠」、「建築技術」
アクセス マラッカ:クアラルンプールから車で約2時間
ジョージ・タウン:クアラルンプールから飛行機で約1時間

 
(text : 鈴木かの子)

【連載】世界遺産のプロが教える! 東南アジア イェーイな旅

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