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- タイ・バンコクのフードデリバリー事情
著者撮影
タイでは新型コロナウイルスの流行状況にともない、店内飲食禁止等の規制が断続的に行われています。そのため感染状況によっては外食もままならない状況なのですが、そんななかで重宝しているのがフードデリバリーサービスです。
特に首都バンコクにおいてはフードデリバリーサービスが発達していて、アプリを操作するだけで美味しいご飯を家に届けてくれるので重宝しています。
バンコクに住んでいる我が家では、以下の4つのサービスを使い分けています。
・GrabFood
・FoodPanda
・LineMan
・Robinhood
このうちFoodPandaは2020年に日本進出を果たしたので、日本で利用された方もいらっしゃるかもしれませんね。このほか、最近では航空業界からエアアジアがバンコクでフードデリバリーに参入したことでも話題になりました。
GrabFoodのバイク 著者撮影
バンコクで外食が禁止されていた期間には、以前にも増してフードデリバリーサービスのお世話になりました。外出がままならない時期はご飯だけが日々の楽しみといっても過言ではありません。もしデリバリーサービスが無かったら、ロックダウンを乗り切ることはできなかったかも。
配達してくれる料理は様々で、タイ料理はもちろんのこと、日本食、ドリンク、スイーツまで、ありとあらゆる料理を配達してもらいました。食べ物の選択肢が豊富で、かつ美味しいところはバンコクの魅力の一つです。
ガパオライスをデリバリー 著者撮影
ガパオライスの梱包状況 著者撮影
人気のマリトッツォもデリバリー可能 著者撮影
さらに、近くのレストランからの配送であれば送料無料もしくは少額(10B/約35円~)で運んでくれるので利用者側としては大助かり。逆に、配送料さえ払えば10㎞先のレストランからでも運んでくるものもあります。
アプリによって毎日様々な割引キャンペーンを行っていて「ちゃんと利益は出ているのかな?」と心配になるくらいです。
非接触デリバリーにも対応していて、クレジットカード等で支払いがすんでいればアパートの受付にフードを預けておいてくれます。そのためコロナへの感染を避けつつデリバリーサービスを利用することができました。私たちに代わって食料を運んでくれるドライバーの方々には感謝しかありません。
また、スーパーやドラッグストア等で買い物をしてきてくれるサービスも人気です。対応しているお店もどんどん増えていて、もうデリバリーアプリだけで十分生活ができるくらいになりました。
デリバリーしたオーガニック野菜 著者撮影
規制の中で不便なこともたくさんありますが、そこに対応する形でどんどん新たなサービスが発達していく様子には目を見張ります。
バンコクでは数か月にわたって続いた規制が2021年9月から少し緩和され、店内飲食が可能になりました。少しずつではありますが、街に活気が戻ってきているように感じています。
とはいっても、海外からの観光客がほとんどいない現状において、観光立国であるタイにとっては厳しい状況が続いています。以前は観光客でにぎわっていた有名観光施設やレストランの休業・閉業の話もポツポツと聞こえてきて、なんとも寂しい気持ちに。
またにぎやかな日常が戻ってくることを期待しつつ、今はフードデリバリーで美味しいご飯を食べたりして楽しいことを見つけて、この状況を乗り切っていけたらと思います。
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