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バンコク三大寺院にも電車でアクセス可能に!

バンコクMRT延伸!旧市街地方面へのアクセスが便利になりました

著者撮影

バンコクの鉄道BTSとMRTは現在着々と延伸をすすめていて、バンコクの路線図は目まぐるしく変わっていっています。

そんななか、2019年9月にはフアランポーン駅から旧市街方面に向けてMRTブルーラインが延伸し、正式運行を開始しました。これにより、これまでタクシーや船にのって行く必要があった王宮(ワット・プラケオ)やワット・ポーなどの3大寺院や中華街ヤワラートへのアクセスが格段に便利になりました。

そこで、今回の延伸区間の中で注目したい4つの新駅と、その周辺の観光スポットについて紹介します。

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延伸区間の中で注目したい4つの新駅

 

1. ワットマンコン駅(中華街ヤワラート)

延伸区間の最初の駅がワットマンコン駅(Wat Mangkon駅)です。この駅は中華街ヤワラートのど真ん中に位置しているので、ヤワラート観光にうってつけの駅です。駅の中には真っ赤なネスレの広告が壁一面に描かれ、中華な雰囲気をかもしています。


著者撮影

中華街ヤワラートは、グルメ通り。特に夜になるとたくさんの屋台が軒を連ね、たいへんなにぎわいを見せます。ネオンがカラフルに輝く様子は、ついつい写真におさめたくなります。


著者撮影

最近ではヤワラート周辺におしゃれなカフェが増えているので、カフェ巡りをしてみるのもおすすめです。

また、ヤワラート通りに並行してい走る小路「サンペンレーン」は手芸用品やおもちゃ、雑貨などを扱う問屋街になっていて、さまざまなものがとても安くで売っています。

ワットマンコン駅のすぐ近くには、駅名の由来にもなった厄除けで有名な中華寺「ワットマンコン」があり、ここも見どころです。

 

2. サームヨート駅(パフラット・旧市街)


パフラットで売られているインド風の服 著者撮影

ワットマンコン駅の次の駅がサームヨート駅(Sam Yot駅)。ここは、インド人街「パフラット」の最寄り駅です。

パフラットは中華街ヤワラートと隣接するエリアですが、ヤワラートとはまた違ったエキゾチックな雰囲気があって面白い場所です。

サームヨート駅からは、バンコク旧市街の有名寺院である、ワット・サケットやワット・スタットも徒歩圏内。


ジャイアントスイングとワット・スタット 著者撮影

旧市街散策の起点として便利な駅だと思います。

 

3. サナームチャイ駅(3大寺院・花市場)


ワットポーの涅槃像 著者撮影

サナームチャイ駅(Sanam Chai駅)は、バンコク3大寺院に数えられる王宮(ワット・プラケオ)とワットポーの最寄り駅です。タクシーを使わずにアクセスできるようになったので、ワットポーの朝のルーシーダットンに参加しやすくなりましたし、夜のライトアップも気軽に見に行けるようになりました。

ワットポー近くのターティアン船着き場からチャオプラヤー川の対岸にわたれば、同じく3大寺院の一つであるワットアルンもすぐ近くです。なお、ワット・アルンに関しては、もうひとつ先のイサラパープ駅から徒歩でもアクセス可能です。


ワット・アルン 著者撮影

また、サナームチャイ駅の近くにはバンコクの花市場であるパークローン市場もありますし、有名な安宿街カオサン通りも徒歩圏内です。

サナームチャイ駅は、駅の内装がとても豪華。「タイでもっとも美しい駅」といわれています。


著者撮影

 

4. バーンパイ駅(ワットパクナム)


著者撮影

エメラルド色に輝く美しい天井画で有名なワットパクナムは、すっかりバンコクの定番の観光名所となりました。ただしバンコク中心部から少し離れていて、これまでは最寄りの駅からもタクシーなどの乗り物に乗って行く必要がありました。

ところが、今回のMRTブルーラインの延伸により、バーンパイ駅(Bang Phai駅)から徒歩10分ちょっとでアクセス可能に。なるべくタクシーに乗りたくない方には朗報です。

 

以上、MRTブルーライン延伸区間の注目の新駅4つと、その周辺の観光地について紹介しました。MRTの延伸によって、より便利に、気軽に、バンコク旧市街観光を楽しめるようになりました。皆さんもぜひ利用してみてください。



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