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- 熱帯の東南アジアが舞台! 邦画ロケ地巡り vol.3
旅好きさんのなかには、早く海外に出かけたくてうずうずしている方が多いはず。そんなあなたへ、邦画で使われた東南アジアのロケ地をピックアップ! 第3弾では、カンボジア、フィリピン、ベトナム、インドネシアの4ヶ国で撮影された映画4作とともに、現地スポットをご紹介。海外旅行気分を味わうのはもちろん、いつかの旅の参考にしてみて。
1.『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』(2011年公開)
ごく普通の大学生たちが、150万円の寄付金を集め、カンボジアに学校を建てる…そんな実話を元にした一作が、『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』だ。主演の向井 理を筆頭に、松坂桃李、柄本 佑、窪田正孝と、いまや多くの支持を得る俳優陣の若かりし姿が見られるのもポイント。現場でセリフを作っていくなどドキュメント・タッチの撮影により、登場人物たちのリアルな心情が伝わってきて、胸を打つ。
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カンボジアで敢行されたロケのなかには、人気観光地・シェムリアップでの撮影も。「シェムリアップ州立病院」での窪田演じる矢野のシーンは、作中でも名場面のひとつだろう。そんなシェムリアップには「メイド・イン・カンボジアマーケット」をはじめ、「アンコール・ナイトマーケット」や「プサー・コンテナー」など、現地の人が集まるナイトマーケットが複数点在。ローカルフードやショッピング、ライブ鑑賞もできるので、夜になったら足を運んでみるのもおすすめだ。
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またシェムリアップといえば、世界遺産「アンコール・ワット」など、「アンコール遺跡群」がある地としても有名だろう。作中には「アンコール・トム」も登場。「アンコール・ワット」と並ぶ人気スポットで、3km四方の敷地の中に、多数の遺跡を擁している。ちなみに周辺では、像に乗ったり餌やり体験をすることもできる。
首都・プノンペンでは、ポル・ポト政権下で起こった非道な歴史に触れるべく、「ツールスレン博物館」や「キリング・フィールド」での撮影も行われた。
◼『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』ロケ地
・シェムリアップ(アンコール・トムほか、アンコール遺跡)
・プノンペン(ツールスレン博物館、キリング・フィールド)他
◼『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』
http://hollywood-ch.heteml.jp/orders/2011/bokuseka_iphone/index.html#_home
◼Hulu
https://www.hulu.jp/we-cant-change-the-world-but-we-wanna-build-a-school-in-cambodia
◼Amazon Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00IN7RDR0/ref=atv_dp_share_cu_r
FODプレミアム/U-Next/TSUTAYA TVほかにて配信中
2.『劇場版MOZU』(2015年公開)
西島秀俊主演の人気刑事ドラマシリーズ『MOZU』。劇場作では黒幕役の追加キャストとして、ビートたけしも参戦。倉木(西島)が妻の死の真相を知ってから半年後、「ペナム共和国」という架空の舞台で起こる事件を皮切りに、ストーリーが展開していく。ロケ地となったフィリピンの首都・マニラでは、およそ1ヶ月におよぶ撮影を実施。マニラ中心地のマーケットを封鎖してアクションシーンを撮るなど、大規模な撮影が行われた。
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マニラは、最先端のショッピングモールなどが並ぶ都市的風景と、スペイン統治時代の世界遺産を残した歴史的風景が共存する場所だ。なかでも「サン・アグスティン教会」は、世界遺産に登録されたバロック様式の聖堂群のひとつで、フィリピン最古の石造りでできた教会でもある。周辺の街並みも、スペイン情緒を感じさせる一風変わったエリアだ。
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成田空港から4時間ほどでアクセスできるマニラは、グルメよし、ショッピングよし、ホテルステイもよし! 短い休みを利用して、ショートトリップ先に選んでみてはいかがだろう。
■『劇場版MOZU』ロケ地
・マニラ
■『劇場版MOZU』TBS公式サイト
https://www.tbs.co.jp/eiga/mozu/
■Hulu
https://www.hulu.jp/mozu-the-movie
■Amazon Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01JSZ3YQY/ref=atv_dp_share_cu_r
Paravi/U-Next/TSUTAYA TV/クランクイン!ビデオほかにて配信中
3.『ベトナムの風に吹かれて』(2015年公開)
ベトナムで日本語教師をしているみさお(松坂慶子)は、母・シズエ(草村礼子)の認知症が進行していることを知り、母とふたり、ベトナムに移住することを決める。言葉の通じない異国で戸惑いを見せていた母も、現地の人々の温かさに触れ、徐々に笑顔を取り戻していくように。高齢者介護の難しさにも触れながら、心温まる親子のスローライフが描かれている。
©ASEAN-Japan Centre
ロケ地となった首都のハノイには、オシャレなカフェが多く、街中を散策しながらカフェ巡りをするのも一案。古い建物をリノベーションした隠れ家カフェや、植物が茂りオアシス気分を味わえるカフェなどは、内観もフォトジェニックな場所が多数。癒やしの時間を過ごすことができるだろう。
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ベトナムに行くなら、本場のフォーを食べたい!という方も多いはず。そこで足を運んでほしいのが、人気店「フォーティン」だ。朝から混雑する店内は、現地の人が90%以上と、ローカルな雰囲気も存分に味わえる。メニューは、牛肉をのせた「フォーボー」の一品のみ。
なお現在、東京・池袋に待望の初支店がオープンしており、日本にいながら本店の味を楽しむことができる。
◼『ベトナムの風に吹かれて』ロケ地
・ハノイ
■TSUTAYA DISCAS(宅配レンタルあり)ほかにてレンタル可能
4.『神様はバリにいる』
800万もの借金を抱え、失意のうちにバリ島へ訪れた祥子(尾野真千子)。そこで出会ったのは、胡散臭さ満点の“アニキ”こと、大富豪の男(堤 真一)だった! 実話に基づきながら、ヒューマンコメディとして展開する本作。ロケ地となったのは、もちろんインドネシアのバリ島だ。バリ島は人気リゾート地として華やかなイメージが強いが、劇中では現地のリアルに迫った場所を中心に撮影が行われたという。
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断崖絶壁にそびえる「ウルワツ寺院」のカットは、劇中でも印象的。ウルワツ寺院はバリの人々にとって神聖な場所であり、美しい夕日が見られるビューポイントでもある。なお、「ヌサドゥアビーチホテル」もロケ地のひとつ。
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ほかにも、作中にはウブド市場(パサール・ウブド)など、ローカル感満載のスポットが登場。ここでご紹介したいのが、バリのローカルフード「ナシチャンプル」だ。名前の由来は「ナシ(Nasi)=ご飯」を「チャンプル(campur)=混ぜる」で、街の食堂では大皿に好きなおかずを選び、のせてもらうのが一般的。在住外国人にも人気の「ワルン・コレガ」では、化学調味料不使用のこだわりの品々を、300円前後でお腹いっぱい食べることができる。
◼『神様はバリにいる』ロケ地
・ウルワツ寺院
・ウブド市場(パサール・ウブド)
・ウブド王宮
・ヌサドゥアビーチホテル他
◼Amazon Prime Video
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00ZE46HHC/ref=atv_dp_share_cu_r
dTV/FOD/TSUTAYA TVほかにて配信中
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