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地元民に人気!シェムリアップのコンテナ・ナイトマーケット

著者撮影

ナイトスポットの定番といえば「ナイトマーケット」。シェムリアップにも観光客向けのナイトマーケットが多数ありますが、カンボジア人向けの「ローカルナイトマーケット」も盛り上がりを見せています!

特に最近は、コンテナを使った仕様のものが人気。屋台あり、アマチュア歌手によるライブあり、遊園地あり。ローカル度満点のナイトマーケット、ちょっと覗いてみませんか?

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日が暮れたらオープン。郊外にある「プサー・コンテナー」

パーム・コンテナ・ナイトマーケット 著者撮影

娯楽の少ないシェムリアップ。地元の人にとって、家族や友人で楽しめる数少ないスポットがナイトマーケットです。ローカル向けのマーケットはここ1~2年で急増、シェムリアップだけで3~4軒あります。最近の流行でいずれもコンテナを使っているので、地元の人の間では「プサー・コンテナー」(プサー=市場という意味)と呼ばれています。

今回は、遺跡入場券売り場近くにあるナイトマーケット「パーム・コンテナ・ナイトマーケット」をご紹介。新しくできた大型ホテル「ソカ・シェムリアップ」の向かいにあるので、トゥクトゥクで行く際には「ソカホテル前のプサー・コンテナー」と伝えてくださいね。

さて、日が暮れたらオープンのプサー・コンテナー、早速行ってみましょう!

パチもん上等!?見るだけでも楽しい屋台たち

著者撮影

入口には大きなガンタム?のようなオブジェが立っています。両脇に2体あるので、まるでお寺の仁王像!?自撮りスポットでもあるらしく、オブジェをバックにセルフィーを撮る若者を沢山見かけました。

著者撮影

見たことのあるキャラクター? 著者撮影

入口を入ると服や靴、化粧品、日用品などの屋台が並びます。いずれも地元の人向けなので、カンボジアらしいお土産は期待できません。ただ、「なんじゃこりゃ?」というような商品もあり、見るだけでも面白いかもしれません。

飛び入り参加もOK?アマチュア歌手のライブステージ

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服屋台を潜り抜けると中央の広場に。片隅では小さめのステージが組まれ、アマチュア歌手による歌謡ライブが行われています。ひとしきり熱唱が終わったら、お次は小さな男の子がステージに!大音量の音楽の中、ひとり軽快に踊っていました。ローカル感あふれる一幕、なんとも微笑ましいですね。

焼肉+しゃぶしゃぶ!ご当地名物「プノン・プルーン」で乾杯

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広場の周りは飲食屋台が並びます。食事、タイ料理、デザートなど色々ありますが、特に人気なのはカンボジア鍋の「プノン・プルーン」!真ん中が山型に盛り上がり、周りはお堀のように窪んでいるという、まるで遺跡のような形のお鍋を使います。

スープの味はやや甘め 著者撮影

プノン・プルーンは、山部分で肉や海鮮を焼き、お堀にスープを流して野菜を煮込むという、いわば焼肉としゃぶしゃぶをドッキングしたような“いいとこ取り鍋”。これをつつきながら、ビール飲んでわいわい楽しむのが、カンボジア人の大好きなスタイルです。メニューは写真付のお店が多く、肉、海鮮、野菜、麺が1セットになっているものもあるので、オーダーも安心です。(1セット11USドル程度~)

大人も楽しんじゃう♪ “デパートの屋上”的遊園地

著者撮影

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食事屋台の奥には簡易遊園地!メリーゴーランドやゴーカートっぽい乗り物など、その昔、デパートの屋上にあったような雰囲気の、小さなアトラクションがあります。ゴーカートには、どう見ても大人の男性がひとりで乗っている姿が…。大人になっても童心を忘れない(?)カンボジア人らしい光景です。 ※アトラクションは安全点検を行っていない可能性があるので、乗車される場合には十分留意してください。

シュールな景品もアリ。懐かしの風船割りを楽しもう!

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遊園地の中でオススメは「風船割り」。1回につき6本(5000リエル)、向こう側にある風船を狙ってピンを投げます。そんなに遠くないので、結構当たる率高し!年齢問わず、誰もがシンプルに楽しめるアトラクションです。

著者撮影

手前に並んでいるのは景品です。お菓子からジュース、おもちゃ、食器洗い洗剤、プラカゴなどこちらもローカル度満点。その中で「誰向け?」と思わざるを得ない、シュールな動物の置物たち。庭先にでも置くのでしょうか…。

最後の最後まで“地元感”を味わえる、コンテナ・ナイトマーケットでした。

 
(text & photo : 矢羽野 晶子)

 

【連載】シェムリアップてくてく散歩 〜楽しくて、ちょっとディープな街歩き~

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