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おうちで楽しむベトナム料理

簡単レシピ!鶏肉のフォー(フォーガー)を作ってみよう♪

著者撮影

「ベトナム料理」といえば必ずといっていいほど最初に名前が挙がるのが、フォー(phở)。牛肉や鶏肉をベースに出し汁をとったあっさり味のスープに、平たい米麺が入ったベトナムのソウルフードです。ベトナムでは牛肉のフォーをよく見かけますが、日本ではフォーというと鶏肉のイメージが強い気がします。

そこで今回は、自宅で簡単にできる鶏肉のフォー(phở gà)のレシピを紹介します。本格的に作ろうと思うと、さまざまなスパイスや香味野菜、また調理時間が必要なのですが、今回はなるべく少ない手順で、誰でも簡単に作れることを意識してレシピを考えてみました。1つのお鍋にスープの調味料と具材を順番に足していくだけでできますので、週末のランチやベトナム料理を食べたくなったときなどにぜひ試してみてください。

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材料 2人分

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・フォーの乾麺 150~200g
・水 5カップ
・鶏がらスープの素 大さじ2
・ヌックマム(またはナンプラー) 小さじ2
・塩 小さじ1
・砂糖 少々
・パクチーの根っこ ※あれば

・鶏肉(ムネ肉またはもも肉) 1枚
・もやし
・万能ねぎ
・ライム(またはレモン) ※お好みで
・唐辛子 ※お好みで
・パクチー ※お好みで

ヌックマム(ベトナムの魚醤)がない場合は、タイのナンプラーで代用しましょう。両者は原材料も作り方もほぼ同じですが、ナンプラーのほうが塩辛く、熟成されています。ヌックマムはナンプラーより発酵期間が短く、味の面では魚の香りがより強く、塩分は弱めとなっています。

 

作り方

1.フォーの乾麺を茹でる

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最初に、パッケージに書かれている表示時間通りにフォーの乾麺を茹で、冷水で洗ってぬめりをとります。麺のかたさはお好みで調整してください。水気を切ったフォーは器に移しておきます。

2.材料を切る

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鶏肉を細切りまたは削ぎ切りにし、軽く塩コショウを振っておきます。万能ねぎは小口切り、唐辛子は輪切り、パクチーは2~3cm幅に切り、レモンはくし形切りにした後、半分にカットします(半分にカットすることで、ベトナムっぽくなる感じがします)。

パクチーの根っこはスープの風味付けになりますので、もしあればとっておきましょう。根っこはよく洗い、泥を落としておきます。パクチー独特の香りはそれほど感じませんので、「パクチーは苦手!」という方でもきっと食べられるのではと思います。

3.スープを作り、鶏肉を煮る

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鍋にお湯(水5カップ分)を沸かし、パクチーの根っこ・鶏がらスープの素・ヌックマム・塩・砂糖を入れてひと煮立ちさせます。その後、鶏肉を入れ、アクを取りながら、鶏肉に火が通るまで煮ます。さらにその後、もやしを加えてさっと湯通しします。現地風に生のままのもやしを食べたい方はこの手順を省いてくださいね。このとき、スープを味見してみて、少し薄く感じても大丈夫です。ベトナムの麺料理は卓上調味料を使って自分好みの味に仕上げることも醍醐味のひとつ!

 

できあがり

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あらかじめフォーを盛っておいた器にスープを注ぎ、箸で軽く麺をほぐします。鶏肉を中央に置き、まわりに散らすようにもやし・万能ねぎ・パクチーを添えてできあがりです。辛党の筆者は初めから唐辛子を入れましたが、急に辛くなるといけないので、様子を見ながら少しずつ加えていくといいかと思います。

最初にそのまま食べてみて、酸味が欲しい方はレモンの搾り汁(ポッカレモンでも可)を、塩味が欲しければヌックマムまたは塩を、辛さが欲しい方は唐辛子またはチリソースを少し足してくださいね。ヌックマムを加えるとコクも増しますよ(入れすぎには注意)!ぜひ、ご家庭で手づくりフォーを楽しんでみてください。

 

(text & photo:グッチ)

【連載】ぐるりホーチミン歩き 〜美味しいと可愛いを探して〜



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