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- 簡単でおいしい!目玉焼きのバインミーを作ってみよう♪
著者撮影
フランスパンにレバーパテとバターを塗り、メインの具・なます・パクチー・きゅうりなどを挟んだベトナムのソウルフードともいえる食べもの・バインミー(bánh mì)。屋台やカフェなどで手軽に買うことができる、栄養バランスに優れたボリューミーなサンドイッチです。現在は日本でもバインミーの専門店が増え、現地まで行かなくても、おいしいバインミーを食べられるようになってきました。
バインミーのメインとなる具は、ベトナムハム・チャーシュー・肉団子や魚のトマトソース煮など多種多様。お店によって具材は異なりますが、なかでもベトナムで老若男女問わず人気があるのが、目玉焼きのバインミー(bánh mì trứng ốp la)。焼きたての目玉焼きを挟んだもので、朝食にぴったりのやさしい味です。
そこで今回は、目玉焼きのバインミーを作ってみましょう。身近な材料を使って簡単に作ることができますよ。
材料 2個分
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・バゲット 1本
・卵 4個
・大根 1/8本
・人参 1/4本
・きゅうり 1/2本
・万能ねぎ 1~2本
・酢 大さじ2 ※なます用
・砂糖 小さじ1 ※なます用
・塩 少々 ※なます用
・醤油 適量
作り方
1.なますを作る
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まず、最初になますを作っておきます。大根と人参を細切りにし、ボウルの中に入れ、塩を少々振って揉みこんでから少し時間をおきます。野菜から水分が出てきたら、水でさっと洗い、ぎゅっと水気をしぼります。次にボウルに酢と砂糖を混ぜて、水気をしぼった大根と人参を入れてよく混ぜ合わせ、15分ほど時間をおきます。
※太めのなますがお好みの方は、味を染み込ませるため、もう少し時間をおいてください
2.きゅうりとねぎを切る
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なますに味を染み込ませている間に他の材料を準備します。きゅうりは縦半分に切ってから、さらに縦半分に切ります。万能ねぎは緑色の部分をきゅうりと同じぐらいの長さに切りましょう。
3.目玉焼きを焼く
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次にメインの具となる目玉焼きを焼いていきます。黄身の焼き加減はお好みで加減してくださいね。卵はスクランブルエッグにしてもおいしいですよ。
4.バゲットをカットし、具材を挟む
バゲットを半分にカットし、横から切り込みを入れて、具材を挟みます。具材を挟む前にバゲットの切り込み部分を少し広げてからトースターで軽く温めると、表面がカリッとなり、よりおいしくなります。挟む順番は下から目玉焼き→なます→きゅうり・万能ねぎの順です。
5.仕上げに特製醤油をかける
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最後に醤油を少しかけてできあがりなのですが、ベトナムの大豆醤油は日本の醤油より塩分が少なく、まろやかで少し甘みがあるため、今回は醤油に砂糖を少々溶かしてから使います。こうすることで醤油の味が丸くなり、ベトナムの味に近くなります。
できあがり
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できあがったバインミーは、バゲットが温かいうちにガブリ!とほおばりましょう。カリッとした食感のバゲット、甘酸っぱいなます、シャキッとしたきゅうり、味のアクセントになる万能ねぎ、そして焼きたての目玉焼きが口の中で合わさり、おいしいです。
筆者がベトナムで初めて食べたバインミーは、スクランブルエッグにした卵に塩コショウを振っただけのシンプルなもので、とてもおいしかったのを覚えています。目玉焼きのバインミーをさらにアレンジしたい方は、レバーパテやパクチーなどを挟んでもいいですね。ぜひ、ご家庭でバインミーを作ってみてくださいね♪
(text & photo:グッチ)
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