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安さ重視派に!

ドンムアン空港とバンコク市内を結ぶ空港バス

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ドンムアン空港とバンコク市内を結ぶ交通手段のうち、安さ重視派におすすめしたいのが空港バスです。空港バスの4つの路線と、価格、運行間隔と利用方法について解説します。


 

ドンムアン空港⇔バンコク市内間の空港バスの路線(A1,A2,A3,A4)と価格・運行間隔

ドンムアン空港とバンコク市内を結ぶ空港バスの路線は以下の4つがあります。

タクシーを利用した場合は、バンコク市内まで300バーツ(約1,080円)前後はかかるので、空港バスは破格の安さです!

路線は4種類ありますが、ほとんどの人の場合はA1かA2のバスを利用してBTSモチット駅で降り、BTSに乗り換えるのがおすすめ。BTSでサイアム周辺、スクンビット周辺まで1本で行けます。

モチット駅すぐそばには、MRTチャトゥチャックパーク駅もあります。ラチャダー、シーロム、ルンピニ方面へ行く方はこちらを利用すると良いでしょう。

カオサン通り周辺に宿泊する場合のみ、A4バスの利用を視野に入れてもよいでしょう。なお、カオサン方面に行くならリムジンバスLimoBusという選択肢もあります。一人150バーツ(約540円)とちょっとお高めですが、無料WiFi付きのふかふかのシートで、必ず座れる点が魅力なんだとか。

 

ドンムアン空港発バンコク市内行きの空港バス(A1,A2,A3,A4)に乗る方法

それでは、ドンムアン空港からバンコク市内行きの空港バスの利用方法について解説します。

ドンムアン空港到着ロビー、6番出口付近に空港バスについてのカウンターがあります。どのバスに乗ればいいかわからない場合はここで教えてくれそうです。

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乗るべきバスがわかったら、6番出口から外へ。

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目の前に、空港バスの乗り場があります。

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空港バスを利用するにあたって、事前の予約やきっぷの購入は必要ありません。バスの前方に表示されている路線番号を参考に、目的のバスに乗り込みます。

料金はバスに乗ってから車掌さんに現金で支払います。1,000バーツ札や500バーツ札だとお釣りが無いかもしれないので、あらかじめセブンイレブンで買い物するなどして小額紙幣を用意しておきましょう。

ところで、空港バスは次の停車駅をアナウンスしないのだそう。ですから、料金支払時に車掌さんに降りたい場所を伝えて到着したら教えてもらうようにお願いしましょう。また、自分でもGoogleMapなどで現在地を確認しておけば安心です。

 

モチット駅発ドンムアン空港行きの空港バス(A1, A2)に乗る方法

次に、バンコク市内(モチット駅)からドンムアン空港に向かう空港バスの乗り方について解説します。

まずはBTSモチット駅で下車。モチット駅はこれまで長らくBTSの終点の駅でしたが、先日BTSが延伸したので乗り過ごしに注意してください。

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目指すバス停は、モチット駅前の公園側にあります。バスがたくさん停まっているからわかりやすいと思います。

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モチット駅①番出口方面の改札から出て、右方向へ向かいます。エレベーターがあるので、大きな荷物を持っていても楽ちんです。

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エレベーターを降りて目の前すぐが、目指すバス停です。バス停の路線表示に、A1とA2の文字があるのが確認できます。

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バス停に着いてすぐ、目当てのA1バスがやってきました。さすが5分間隔で運行しているから早い!

A1バスは水色の外観をしていて、バスの前の電光掲示板にA1の表示があります。ちなみに、今回はA1が先に来たのでA1に乗りましたが、A2バスでもドンムアン空港に行けます。

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さっそく中に乗り込みました。私が利用したときは、ガラガラで余裕で座れました。

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スーツケース収納場所などがあるわけではなく、通常のエアコンバスとあまり変わらない車体です。スーツケース2個以上など荷物が多い場合は、タクシーなどを利用した方が良さそうです。

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最近のバンコクのバスには、前方にモニターがあって、次の停留所の名前がタイ語と英語で表示されるようになっています。このバスにも付いてしました。これは便利!全部の空港バスに付いていたら便利なんですが…どうなんでしょう?

ただし、今回乗ったバスはドンムアン空港が終点なので、あまり気にせずに終点まで乗っていて大丈夫です。

バスに乗ってしばらくすると、車掌さんが料金を回収に来ますので、現金で30バーツ(約110円)を支払います。レトロなきっぷがもらえます。

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A1バスはドンムアン空港の国際線ターミナル(T1)出発ロビーの7番出口付近に到着しました。

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ドンムアン空港の国際線ターミナル(T1)と国内線ターミナル(T2)は隣接しているので、国内線ターミナルへも歩いて行けます。

私は祝日の朝8:20ごろにモチット駅からA1バスに乗りましたが、ドンムアン空港に着いたのは、8:40ごろ。ほぼ渋滞無しで約20分で到着しました。渋滞する平日の朝や夕方はもっと時間がかかると思うので、時間に余裕を持って利用した方がよいと思います。

 

まとめ:一人旅で費用を抑えたい方に空港バスが便利!

バンコク市内とドンムアン空港間の移動手段はタクシーやグラブが主流ですが、空港バスも1人なら有りだと思いました。タクシーのようにdoor-to-doorというわけにはいきませんが、とにかく費用が安くおさえられます。

特にBTSモチット駅とドンムアン空港をむすぶA1バスは5分間隔で運行しているので利用しやすいと思います。

※1バーツ≒3.6円で計算(2020年1月現在)



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