タイ
グルメ
炭火で食べるレトロなタイスキ

バンコクの中華街、ヤワラーで50年以上続く老舗タイスキ店

炭火&普通の鍋の組み合わせがノスタルジック 著者撮影

タイスキと聞くとMKやコカなど大手のチェーンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、バンコクの街中にはチェーン化することなく、2代、3代とその味を守り続ける老舗のタイスキ専門店も点在しています。チェーンとは一線を画す本格的な味わいにはファンも多く、お客さまも親子2代、3代と通い続けているのがそんな店の特徴のひとつ。今回はそんなこだわりのタイスキ店の中でも「絶対に今食べておきたい」選りすぐりの一軒をご紹介します。

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10年後は食べられるかわからない炭火で作られる本格タイスキ!

50年以上の歴史を誇り、現在3代目の女性オーナーが店を切り盛りしている「Lai Heng Potchana」。中華街にはほかにも有名なタイスキの店がありますが、今回あえてこちらをピックアップしたのは、その味わいはもちろん、今行っておかないといつまで食べられるかわからないから。後継者問題や立ち退きなどでタイの人たちに代々愛されてきた街の食堂が次々と閉店している昨今のバンコクですが、こちらも後継者がおらず、残念ながら今のオーナーさんの代で最後となるのが決まっているそう。


オープンエアの素朴な食堂 著者撮影

中華街の片隅にひっそりと佇むこちらの食堂は、1968年にオープン。以来、街の人たちに愛される海南料理の食堂として創業から変わらぬメニューを提供し続けています。なかでも、老若男女を問わずずっと愛されているのがこちらのタイスキなんです!


タイスキセット 300〜400THB 著者撮影


著者撮影

この店のタイスキの1番の特徴は、七輪に入れた炭火で火を通すこと。最近はほとんどの店がIHまたはガスですが、炭火で調理することで肉が柔らかく、香りよく仕上がると大好評で、創業以来のスタイルを変えていないそう。また、タオフーイー(紅腐乳)を使ったコクのある味わい深いタレも人気の秘密。チェーン店ではトマトソースなどで酸味を加えていることも多い中、タレも昔ながらの海南式の味わいにこだわっています。


タイスキは鶏肉、豚肉、牛肉から選べる 著者撮影

火が均一に広がり、食材の温かさが長持ちするのも炭火で作るタイスキの特徴。タイスキ以外の海南料理も人気なので、閉店してしまう前にぜひ一度訪れてみてくださいね。


杏仁ジュースとハイビスカスジュース。コーヒーやタイティーもあるが基本甘め 著者撮影

また、Lai Heng Potchanaでタイスキを食べた後にぜひ立ち寄りたいのが斜め向かいにあるこちらも老舗の中国系カフェ、Eak Teng Phu Ki。いつ前を通っても中華系のおじいちゃんたちが思い思いに寛いでいる、超ローカルスポットです。


ご近所の中華系おじいちゃんたちが寛ぐ老舗カフェ 著者撮影

おしゃれで洗練されたカフェがあちこちにオープンしているヤワラー周辺ですが、老舗のタイスキを堪能した後はあえてこんなローカルスポットで古き良き中華街に思いをはせるのも楽しいですよ。

(text & photo : 白石路以)

【連載】タイ料理ライターイチオシ! バンコク絶品食堂案内



Lai Heng Potchana

住所 143 Song Sawat Rd., Bangkok
電話番号 (+66)2-234-1909
営業時間 12:00〜21:00(無休)
地図 GoogleMapで確認する

Eak Teng Phu Ki

住所 163 Phat sai, Bangkok
電話番号 (+66)83-441-4111
営業時間 10:00〜23:00(無休)
地図 GoogleMapで確認する

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