タイ
グルメ
タイでよく飲まれている飲み物

タイのミロ4種を飲み比べ。日本には無い無糖タイプも!


著者撮影

日本でも良く知られているネスレのミロ。

ココアのような味わいですが、大麦の発芽期の成長力を取り込んだ麦芽飲料で、カルシウム、鉄、6種類のビタミンが豊富に含まれた栄養機能食品です。

日本ではミロは子供が飲むイメージがありますが、タイではもっと広い世代に親しまれています。カフェのドリンクメニューにもミロを使ったものがあったりします。

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ところで、タイではミロのことを「マイロー」と呼ぶのをご存じですか?日本語の「ミロ」に慣れ親しんだ私にとっては違和感がありますが、調べてみるとタイ以外の国でも「マイロー」と呼ぶところが多いのだそう。「ミロ」と呼ぶ日本人の方が少数派だったとは驚きです。

タイのスーパーでミロを売っている棚を見てみると、一口にミロと言ってもたくさんの種類があることに気が付きました。いったい何が違うのでしょう…?気になって最寄りのスーパーで4種類のミロを買ってきました。


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左から、

・3 in 1 無糖タイプ
・3 in 1 砂糖を30%削減した低糖タイプ
・3 in 1タイプ
・粉末タイプ

以上の4種類です。

3 in 1とはタイのコーヒーなどでも良くあるタイプで、ミロ・牛乳・砂糖の3つが1つのスティック内に混ざって入っています。計量不要で、お湯で溶かすだけで飲めるのが特徴です。


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3 in 1タイプには、砂糖を30%削減した低糖タイプと、無糖タイプもあります。これらは日本では見ないタイプですよね。

タイでは糖尿病の増加が問題になっていて、2017年には「砂糖税」が導入され、砂糖を多く含む飲料の物品税が段階的に引き上げられたのだそう。無糖・低糖タイプのミロは、そこに対応する形で発売されたみたい。無糖タイプは世界初なんだとか!

一方の粉末タイプは日本のミロと同じでミロの粉末のみが入っています。自分で計量が必要で、牛乳も後からいれます。

今回は説明書どおりのやり方で4種類のミロを作って飲み比べてみました。


著者撮影

1番甘かったのは3 in 1タイプ。かなり甘くて、私は全部飲みきれないくらい。

2番目に甘かったのは砂糖30%削減した3in1タイプ。こちらももけっこう甘い。

3番目に甘かった通常の粉末タイプが私的には一番ちょうど良い甘さ。

4番目の3 in 1無糖タイプはごくごく甘さ控えめ。でもまったく甘くないわけではなく、ほんのりとした甘みを感じました。

私は粉末タイプか3 in 1無糖タイプが好みの味でした。家で飲むなら量が調節できる粉末タイプ。旅行などに持っていくなら小分けになった3 in 1無糖タイプが便利だと思います。

無糖タイプのミロは美味しいし、珍しいと思うので、日本へのちょっとしたお土産にも良さそうです。



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