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コンビニはセブンイレブンが圧勝

コンビニにスーパー、デパートも! “一強”のタイの流通業

著者撮影

タイに来て、驚いたことの一つにセブンイレブンの存在があります。店舗数はすでに1万店超。バンコクであればワンブロックに1軒セブンイレブンがあるといっても過言ではありません。ファミリーマートやローソンも進出はしていますが、店舗数はローソンが約100店、ファミリーマートは1100店。コンビニ業界ではセブンイレブンが圧倒的な王者なのです。

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1社が独占的に市場を抑えているのはコンビニ業界ばかりではありません。タイの流通業は「1強多弱」。強い1社の下に無数の弱い企業がぶらさがっている状態です。

では、スーパーマーケット業界ではどこが「1強」なのでしょうか。答えは、テスコロータス。スーパーマーケットだけでなく、巨大な売り場面積を持つハイパーマーケットや小型店(ミニスーパー的な)も展開している企業です。

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テスコロータスが運営するハイパーマーケットの数は約180店。スーパーマーケットは約200店、小型のエクスプレス(ミニスーパー)は1500店。バンコクでは、観光客が利用しやすい場所でハイパーマーケットのBigCが店を構えているため、BigCの方が有名ですが、BigCの店舗数はハイパーマーケットやスーパーマーケットをすべて合計しても123店。流通業の実力としては断然テスコロータスが上です。

百貨店で強いのはセントラル。BigCやオフィス用品専門店のオフィスメイト、書店や文具店のB2S、ドラッグストアのワトソンズなどを運営しているタイの大財閥セントラルグループが運営する百貨店です。セントラルの店舗数は現在21店。セントラルグループでは、セントラルよりもワンランク下のブランドとしてロビンソンデパートも展開しており、こちらの店舗数は44店。百貨店の業界ではセントラルグループの圧勝です。

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ちなみに、セントラルグループ傘下のオフィスメイトもオフィス用品専門店としては全国に約70の店を構え、やはりダントツのナンバーワン。

 
ドラッグストアのマーケットはどうでしょうか。
タイによく旅行に来ている方ならすぐに正解はおわかりでしょう。そう、答えはワトソンズ。香港で生まれたドラッグストアチェーンです。

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1996年にタイに進出して以来、着実に店舗を増やし、現在の店舗数は約470店。ショッピングモールや大型のスーパーには必ずといっていいほど出店し、タイの人々の生活に根ざしています。

タイでワトソンズを運営しているのは香港の本社とセントラルグループとの合弁会社。タイの流通業は、セブン−イレブンを運営するCPグループとテスコロータスの母体であるエカチャイ・ディストリビューション・システム、セントラルグループの三つどもえの戦いといってもいいでしょう。

 

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