フィリピン
カルチャー
マニラから車でアプローチ

多様性に満ちたフィリピン老舗ダイビングスポット「アニラオ」

半島の南西に浮かぶ帽子(ソンブレロ)形をした島の水面下はご覧のとおり 撮影:原田雅章

首都マニラから南へ約127キロ。国際空港から2~3時間の車移動で行けるアニラオ。マニラへは日本からのフライトが多く、パッケージツアーなら専用車でリゾートまで運んでもらえるので、アクセス良好です。


ハネムーナーにもおすすめできるアイヤナール・ビーチ&ダイブ・リゾート。目の前の桟橋からダイビングへ出かけられる 撮影:原田雅章

マニラと同じくルソン島にあり、カルンバン半島と沖の島々からなるアニラオ。ダイビングスポットとしての歴史がはじまったのは、セブよりも早い1970年代から。一時、ダイナマイト漁で海が荒れてしまったけれど、禁止されてからは海も復活。現在はダイバー向けの宿泊施設付きダイビングサービスを中心に、開発が進んでいます。


黄色地に黒のドット模様が愛らしいカンナツノザヤウミウシ 撮影:原田雅章

ダイビングスポットとしてはカルンバン半島の西のバラヤン湾と、東のバタンガス湾、ミンドロ島との間に点在するソンブレロ島やマリカバン島、カバン島などの島々からなります。近いところではバンカーボートで5分、遠くても25分程度。


ダイビングスポット「バブルス」で出会ったヘアリーフロッグフィッシュ(カエルアンコウ) 撮影:原田雅章

サンゴ礁から泥砂地、ドロップオフと、多様な環境が揃い、そのために生物が多いのが特徴。マクロ生物の宝庫でもあり、スジクロユリハゼ、アカオビサンゴアマダイ、ブルーリボンゴビーなど、珍しいお宝たちともかなりの高確率で出会えるはず。

サンゴも元気いっぱい。サンゴの上をルソンハナダイやスミレナガハナダイが群れ泳ぐ光景は、まるで桜吹雪のよう。

アニラオへ訪れるツーリストはほとんどがダイバー。サンセットの後はログ付けをしながら、水中写真や動画を見て、その日のダイビングを語り合うのが主流の過ごし方。のんびりと海辺の日々が待っています。


毎日、感動を呼ぶサンセット。沖にソンブレロ島を眺めながら、ビールで乾杯 撮影:原田雅章

■レベル
半島沿岸のスポットは流れることもあるけれど水深が浅く、着底できる地形ならば初心者からOK。沖の島々では中層を移動することが多いため、中性浮力はマスト。

■ダイビングスタイル
午前中2ダイブ、ランチに戻り、午後1ダイブが基本形。サンセットやナイトダイブもポピュラー。

■ダイビングシーズン
魚が増えるのは3~6月、海況が安定するのは10~12月がおすすめ。

 

情報、画像提供 : マリンダイビング

日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
http://www.marinediving.com/

 

【連載】水中の楽園 Diving in ASIA supported by マリンダイビング



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