TRIPPING! トップ × ASEAN × カンボジア × シェムリアップ × カンボジアのハーバルスチームサウナ「チュポン」で心もお肌もピカピカに♪
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2017.1.16 14:01
矢羽野 晶子:編集者&ライター
この著者の記事 カンボジアスパ シェムリアップスパ
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photo: 北山義浩

女子旅に欠かせないご当地ビューティー体験。その土地ならではの美容法に触れるのは旅の楽しみでもあります。

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今回はカンボジアに古くから伝わる伝統医療のハーバルスチームサウナ「チュポン」をご紹介。天然ハーブや薬草・薬根をたっぷり使ったチュポンは、疲れたココロとお肌をやさし~く癒してくれる、ナチュラルな健康美容法。麗しくも奥深いチュポン&カンボジア伝統医療の世界、ちょっと覗いてみましょう♪

 

もともとは産後女性のためのケアだった
伝統ハーバルスチームサウナ「チュポン」

チュポン用にカットしたフレッシュハーブ  photo: 北山義浩

チュポンは元来、産後女性の体調回復のために施されてきたハーバルスチームサウナで、生活に根ざした伝統医療のひとつ。母から子へと、各家庭に口承で伝わってきました。やり方はとてもシンプル。素焼きのポットに水とレモングラス、ウコン、ガランガル、こぶみかんの葉など数種類のハーブを入れて煮出し、その蒸気を浴びてたっぷり汗を流します。ハーブのエキスをたっぷり含んだスチームは毛穴やのどから吸引されて、その効能を全身に取り込みます。香りが良いのでリラックス効果もあり、お産で疲れた女性の心身を癒してきたのです。

 

起源はアンコールワット時代!
カンボジアの伝統医療とは?

12世紀に建立されたアンコールワット  著者撮影

では、カンボジアの伝統医療とはどんなものでしょうか?アンコール時代まで遡るカンボジアの伝統医療は、インドのアーユルヴェーダと中国の漢方の流れをくみ、それに土着の信仰・文化が加わったと言われています。地元で採れる薬草を煎じて薬茶にしたり湿布にしたりと、自然の要素を取り入れた医療行為。今も少し田舎に行けば「クル・クメール」と呼ばれる伝統医療師がいて、怪我や病気を患ったカンボジア人患者が多く訪れています。

 

デトックス、美肌、アンチエイジング…
いいことづくめのチュポン♪

さて、気になるチュポンの効能ですが…。チュポンをすると汗を大量にかいて新陳代謝が高まり、体内の老廃物が排出されるため、抜群のデトックス効果があります。また、ホカホカにカラダを温めるので、冷え性や生理不順にも効くそう。その他には、美肌効果やアンチエイジング、免疫力アップなど、女性にうれしい効能ばかり。これは試してみるほかありませんね!

 

実録!チュポン体験記

チュポン施術中 ※写真は著者ではありません  photo: 北山義浩

ということで、早速わたしもチュポンを体験してみました!伝統的には家庭で行うものですが、最近はチュポンをメニューに取り入れたスパも増加中。在住10年にして、初めてのチュポン体験♪さてどうなることやら…ドキドキ。今回は素敵なガーデンスパ「スパ・クメール」におじゃましました。

まずは服を脱いで、バスタオルをカラダに巻きつけます。できたらチュポン部屋へレッツゴー!マッサージルームの中にもチュポンスペースはあるのですが、今回は屋外のチュポン専用部屋へ。ドアを開けたらすでにハーブのスチームが充満していて、とっても良い香り♪天蓋のような囲いの中の椅子に腰掛け、さあチュポン開始!

5分くらい経ったでしょうか。全身からじわじわと汗がふき出てきました。温度は40度を越すくらいなので、サウナが苦手な私でも問題なく、ハーブのミストに包まれている心地よさにうっとり。 
※気分が悪くなったり熱すぎたりしたら、いつでも外へ出てOK。スパのスタッフさんも、適宜日本語で声をかけてくれます。

じっとりと汗をかきながら、ひとりほの暗い部屋に佇んでいると、まるで瞑想をしているようなホーリーな気分に(笑)。とめどなく流れる汗にまかせて、頭上によぎる煩悩も一緒に流れ落ちるようなフシギな感覚に襲われます。まさに心身のデトックス!?

20分のチュポン終了!終わる頃にはかなりの汗をかいて気分爽快。気持ちもなんだかスッキリしています。

天然ハーブをすりつぶしたスクラブ  photo: Spa Khmer

「スパ・クメール」ではチュポン単体のメニューはなく、この日はアロマオイルマッサージとスクラブがセットになったコース「デトックススペシャル2」を体験。チュポンでやわらかくなった肌に、体質に合ったアロマオイルでやさしくマッサージ。最後はフレッシュハーブのスクラブでお肌にたっぷりと栄養をすり込みます。たった2時間で全身が生まれ変わったような感覚に♪身もココロもとろけそうな、贅沢なひとときでした。

…と、ひとりだけいい思いをするのも何ですので(笑)、皆さんにもぜひ体験してもらいましょう!!以下、シェムリアップでチュポンを受けられるスパをご紹介します。

 

きめ細やかさはピカいち!ガーデンスパの極上チュポン
スパ・クメール Spa Khmer

やさしい陽の光が差し込むスパルーム  photo: 北山義浩

ホームスパブランド「クル・クメール」がプロデュース。カンボジア伝統医療のエッセンスに日本水準の技術・サービスを取り入れた、まさに究極のスパ。メニュー考案や技術指導は、日本で数々のスパを立ち上げてきたマネージャー上原弥生さんによるもの。衛生管理から日本語教育まで、行き届いた日本流の「おもてなし」も魅力です。

レセプションは洗練された雰囲気  photo: 北山義浩

ハーブや南国の植生がびっしりと植わった素敵なお庭に、コテージ風のスパルームが6棟。すべてのお部屋にチュポンスペースがあります。シルクの繭を使ったフェイシャルや、フレッシュハーブのスクラブなど、メニューも充実しています。

—————–
・住所:Salakamreuk Commune, Siem Reap
・電話:(+855)11-345-039
・時間:10:30~20:00 火曜休
・HP:http://www.spakhmer.com
・価格:デトックススペシャル2(チュポン、アロママッサージ、スクラブ)69US$(120分)
※日本語メニューあり、要予約

 

シェムリアップでいち早くチュポンを取り入れたスパ
ムディタ・スパ Mudita Spa

プールサイドにあるレセプション。この奥にスパ棟があります  photo: 北山義浩

ホテルスパの中でも高い技術が評判のムディタ・スパ。ボレイ・アンコールホテルの中にある、在住者にリピーターもいる人気のスパです。高級ホテルらしいラグジュアリーな雰囲気が、特別感を演出しています。

優雅な待合室でゆっくりメニューを選んで  photo: 北山義浩

チュポンをいちはやく取り入れたスパでもあり、クメールスタイルにこだわったメニューが多いのが特徴です。チュポンのみでも受けられますが、アツアツの竹で背中を温める「バンブーマッサージ」と組み合わせると、冷え症改善に効果的とのこと。

—————–
・住所:No.369, National Rd.6, Siem Reap ( in Borey Angkor Resort & Spa)
・電話:(+855)63-964-464
・時間:9:00~24:00
・HP:http://www.muditaspa.com
・価格:チュポン 25US$ (25分)/バンブーマッサージ 50US$(60分) ※税金10%、サービス料5%別途

 

みんなで一緒に楽しめる♪お手頃チュポン
シェモア スイート & スパ Chez Moi Suite & Spa

ホテル屋上にあるチュポン専用小屋  著者撮影

隠れ家風ブティックホテル「シェモア」のスパ。チュポン1回5US$というリーズナブルさが魅力。滞在中チュポンにハマって何度も通いたい!というリピーターにはもってこいです。しかもマッサージを受ければ、もれなく無料でチュポンもついてきて、さらにホテルのプールまで利用できるという大盤振る舞い。日本語メニューがあり、日本語を話すスタッフもいるので安心できます。

終わった後は冷たいフルーツでリフレッシュ  著者撮影

スパは最上階にあり、屋上には3畳程度の広さのチュポン小屋が。長椅子に座って、友達と一緒にわいわいチュポンを楽しめるのもいいですね。

—————–
・住所:No,378, Sombai Rd., Wat Damnak Commune, Siem Reap ( in Chez Moi Suite and Spa)
・電話:(+855)63-765-995
・時間:13:00~22:00
・HP:http://www.suite.chezmoi.asia
・価格:チュポン 5US$ (30分)/クメールマッサージ 18US$(60分+チュポン30分)
※日本語メニューあり、要予約

 
(text: 矢羽野 晶子)

 
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