- TRIPPING! トップ
- 東南アジアトップ
- ベトナム
- ホイアン
- ホイアンのグルメ
- 日本のうどんが起源!ホイアンの名物料理「カオラウ」
著者撮影
ホイアン5大名物特集。第2回目は「カオラウ」を紹介しよう。
カオラウは日本国内だと供するお店が極めて少ないため、「カオラウ」と聞いて料理の姿をイメージ出来る方もまた少ないだろう。しかし、実は日本の伊勢うどんがオリジナルだと聞くと、ぼんやりとイメージが浮かび始めるのではないか?
伊勢うどんは麺のコシが非常に弱い事で有名。よって、「何故ホイアンまで行って伊勢うどん!?」と思われる方もいるかもしれない。しかし、実際に頂いてみると、独自の進化を経ており、大変興味深い。16世紀末から日本人と交易のあったホイアンならではの料理だ。伊勢うどんの好みに関わらず試してみると面白いかと思う。
著者撮影
ホイアンには「カオラウ」を出すお店が無数にあるが、現地の人に人気そうな一軒「Cao Lau -Khong Gian Xanh」を選んでみた。観光地のド真ん中にあり、一見すると外国人向けのカフェ風だが、店内に入るや否や家族の仏壇が登場するところがディープで素敵。
- 1. White Rose (ホワイトローズ)
- 2. Fried Wonton (揚げワンタン)
- 3. Cao Lau (カオラウ)
- 4. Com ga (コムガー)
- 5. Mi Quang (ミークアン)
著者撮影
店内のメニューを眺めると、料理の選択肢が少ない。これは、半ば専門店でやっている証左であり、非常に好感が持てる。楽しみにして待つ。
「カオラウ」(30,000VND/約150円)
著者撮影
届いた「カオラウ」は日本の混ぜそばにも匹敵する魅力的、男性的なフォルム。
なんて肉にくしいんだ!
先ずは麺を頂いてみると、伊勢うどんよりも遥かにコシが強くてびっくり。表面はざらりとしており、短く切っている点も独特だ。これは確実に混ぜろと言う事なので、混ぜて頂いてみる。
著者撮影
肉は独特のスパイス使いで調味されており、一種カレーっぽさもありつつ、八角の香りもある。味付けが割と濃いめだが、ミントやもやしが緩衝材になってくれる。これは食べ応えのある麺料理だ。
ブンチャー、フォーボー、ブンボーフエに続いて、またしてもベトナム麺の魅力を知った。
著者 : yuya
手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。
初回投稿日:2017年3月5日
情報更新日:2018年11月25日(写真情報更新)
INFORMATION
名称 | Cao Lau -Khong Gian Xanh |
---|---|
住所 | 687 Hai Ba Trung, Son Phong, Tp. Hoi An, Quang Nam |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
地図 | Googleマップで確認する |
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます