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- バンコクの自動運転モノレール「ゴールドライン」に乗車してみた
著者撮影
鉄道の延伸が続くバンコクにて、2020年12月に待望のゴールドラインが開通しました。
ゴールドラインはたった3駅の短い路線ではありますが、ジャルンナコーン駅から巨大モールであるアイコンサイアム(ICONSIAM)に直結していることが大きな魅力です。また、タイ国内初の全自動無人運転車両が採用されている点も注目ポイント。
先日このゴールドラインに実際に乗車してきたので、どんな感じだったのかレポートしたいと思います。
まずはゴールドラインの路線図を確認しましょう。
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BTSシーロムラインのクルントンブリー駅に、ゴールドラインのクルントンブリー駅が直結しています。以下の3駅のみの、とても短い路線です。
・クルントンブリー駅(Krung Thon Buri)
・ジャルンナコーン駅(Charoen Nakhon)⇒アイコンサイアム直結
・クロンサン駅(Khlong San)
今回はゴールドラインのクルントンブリー駅からアイコンサイアムに直結しているジャルンナコーン駅まで乗車してみました。
まずはBTSシーロムラインのクルントンブリー駅(Krung Thon Buri)で下車します。
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そうしたら③番出口方面へ。下の写真のような看板が出ているので、その指示に従って進みます。
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いったん改札を出て、その後看板の指示どおりに進むと、ゴールドラインのクルントンブリー駅が見えてきます。
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ゴールドラインの駅に到着したら乗車券を購入。運賃は一律15バーツ(約53円)。チケットマシーンのほか、窓口でも購入可能です。
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こちらが購入したSingle Journey Ticket(1回券)。
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これを改札にタップして入場します。改札から出るときにはタップではなく差込み式なので注意!チケットの裏面に改札での入退場方法の記載があります。
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このほかBTSで使えるラビットカードも使用可能。ラビットカードを利用した場合も運賃は15バーツです。
この日私はBTSのOne Day Pass(1日乗車券)を利用していたのですが、ゴールドラインでは使用できませんでした。
ゴールドラインの運行時間は朝6時から24時くらいまで。運行間隔は時間帯によって6分から12分です。
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エスカレーターに乗ってホームへと向かいます。エレベーターもありました。しばらくするとホームにゴールドラインの車両が到着。2両しかない短い車両です。
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ゴールドラインの車両は、中央の1本のレールに沿って走るモノレール式ですが、車両の左右にタイヤが付いているのが面白い。こちら、カナダのボンバルディア製の「イノービアAPM300」という車両なんだそうです。
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車内に乗り込んでみると、かなり小さな車両であることを実感します。自動運転車両のため、運転手さんはいません。下の写真のように車両の前後に大きなガラス窓があって、見渡しが良いのが特徴です。
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もし乗車するチャンスがあれば、眺めの良い先頭車両に乗るのがおすすめです。
ゴールドラインの車両はゆっくりのんびり進んでいきます。全自動運転だから少しドキドキ…。運転手不在で、先頭車両の前の見晴らしが良いのが不思議な感覚です。
車窓からは、今回の目的地であるアイコンサイアムがよく見えました。
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そうこうするうちに、アイコンサイアム最寄り駅であるジャルンナコーン駅(Charoen Nakhon)に着きました。
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改札を出ます。
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そのまま左手に向かうと、すぐアイコンサイアムの入り口です。
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ゴールドラインができたことでアイコンサイアムへ行くのがすごく楽になりました。チャオプラヤー川の船の旅も風情があって良いものですが、サクッとアイコンサイアムに行くならこの方法が良いかもしれません。
以上、バンコクで2020年12月に開通したばかりのゴールドラインについてレポートしました。チャオプラヤー川の対岸にある観光施設やホテルにも行きやすくなって嬉しい。
行きは時間が読みやすい電車(ゴールドライン)で、帰りは風情のある船で、というのも良いかも。何にせよ選択肢が多いのは利用者にとっては嬉しいことです。
※文中の日本円表記は1バーツ≒3.5円で計算(2021年3月現在)
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