シンガポール
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Ya Kun Kaya Toastからシンガポールを知ろう vol.3

カヤトーストだけじゃない!ローカルフードが揃う「Ya Kun Kaya Toast」系列店

Family Café チャンギ空港ターミナル3 著者撮影

変わりダネカヤトーストやシンガポールのコピ文化を紹介してきた第一弾第二弾に引き続き、シリーズ最終回となる第三弾は、「Ya Kun Kaya Toast Family Café」 について触れていこうと思います。

シンガポールだけでなく、アジア各国で展開するカヤトースト専門店「Ya Kun Kaya Toast」。その「Ya Kun Kaya Toast」に「FAMILY Café」という食事系のメニューを提供する店舗があるのをご存じでしょうか。

トースト、ドリンクのみを提供する通常の「Ya Kun Kaya Toast」とは別に、島内18店舗あり、チャンギ空港ターミナル3(どなたでも利用できるパブリックエリアにあります)を始め、イーストエリアならParkway Parade、セントラルエリアならオーチャードTANGS、ウエストエリアならJurong Pointなどにあります。

 

主な食事系メニューとは?

IMG_0627著者撮影

Family Caféで提供されているフード系メニューはもちろんローカルフード。『ホーカーに行くのはちょっと、、、』という方や、『クーラーがきいている場所で食事もコピも楽しみたい』という方などには「Family Café」は適しているかもしれません。

シンガポールにはたくさんのローカルフードがありますが、それぞれに近隣諸国の影響を受けていたり歴史があるため、同じ名前の料理でもお店によってテイストが異なったり、見た目も多少違うことがあります。今回ご紹介させていただくのは、「Ya Kun Kaya Toast Family Café」からみたシンガポールのローカルフードになります。「Family Café」に行った後、いろいろな場所で食べ比べをしてみるのもシンガポールの食文化の奥深さを知る方法になるでしょう。

「Family Café」に行くと多くの方が食事系メニューを食している光景をよく目にするかと思います。日本人に馴染みのあるローカルフードもあれば、あまり聞き慣れず、一体なんだろう?と思ってしまう謎のメニューもあります。それでは、「Family Café」で楽しめるローカル食をご紹介していきましょう。
 

定番ローカル食の「Laksa(ラクサ)」

IMG_0440著者撮影

ココナッツミルクをベースにしてエビの出汁がきいたスパイシーなスープに、米のヌードルが入っている定番メニューです。甘みと辛さがちょうど良いので、病みつきになる方も多いでしょう。「Family Café」版ラクサはこちら。味は結構辛口。具は、えび、油あげ、あさり、もやし、ゆで卵などが入っていて、辛さが大丈夫であれば、ぺろっと平らげてしまうと思います。
 

日本人にもファンが多い「Chicken Curry」

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シンガポールのカレーはスープ状のカレーがほどんど。「Family Café」のカレーもスープカレーのようなイメージです。大きなジャガイモ、手羽先チキンがたくさん入っていて、リクエストすればライスもいただけますが、メニューではヌードルかパンを選べるようになっています。ローカルの方はヌードルを好んで食べています。

IMG_1042著者撮影
 

不思議な麺料理「Mee Rebus(ミー ルブス)」

IMG_2885著者撮影

日本人には馴染みのほとんどないミールブス。mee=麺、rebus=茹でる、のマレー語。シンガポールやマレーシアでは一般的な麺料理です。スープによく絡む茹でた麺の上に、一見カレーのように見えるグレービーソースがかかっている料理です。

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グレービーの正体はサツマイモやジャガイモのマッシュ。それゆえほんのり甘さもありますが、カレー粉やタオチオという大豆味噌や干しエビなど様々な味が混ざっている不思議なテイスト。具は油揚げ、ゆで卵、セロリの葉、もやし、フライドオニオン、そしてカットされたグリーンチリがたくさん乗っていてスパイシーです。隠し味にライムを絞るとまた違った風味になりますよ。
 

タイ王国から伝わったとされる「Mee Siam(ミー シアム)」

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mee=麺、Siam=タイ王国が以前に使っていた国名で、タイから伝わった麺料理といわれていますが、シンガポールに伝わる過程で変化をしてきた麺料理のようです。

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ミーシアムの麺はビーフンで、甘酸っぱいスープと共にいただくマレーシアの代表的な麺料理。Mee Rebus同様、初めて食べる場合は不思議な感覚を覚えるかもしれません。
 
3回にわたりYa Kun Kaya Toastについてご紹介してまいりましたがいかがでしたか?少しでも新しい発見のお役に立てたら嬉しいです。

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初回投稿日:2016年9月13日
情報更新日:2018年12月5日(写真情報更新 by 編集部)

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