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- ヤンゴンのカフェ最前線! 観光の休憩におすすめの5店も紹介
著者撮影
かつて英領だったミャンマーは長く紅茶大国でした。特に、インドと併合されていた時代に大勢のインド系住民が流れ込んだヤンゴンには、インド由来のチャイ文化が根付いていました。コーヒーも挽いた豆をお湯で煮だす形で細々と飲まれてはいましたが、1990年代に「スリー・イン・ワン」と呼ぶミルク・砂糖入りのインスタントコーヒーが普及して以降、ミャンマーでコーヒーといえばこのインスタントコーヒーのことでした。
10年ほど前にはほとんどなかったカフェ
そんなヤンゴンで、本格コーヒーを出すカフェが登場し始めたのは2012年頃のこと。当時からコーヒー文化の普及に努め、のちにバリスタ養成学校を開校するワイフォンさんによれば、民主化前夜の2013年でもカフェと呼べる店は、ヤンゴン市内に10店ほどしかなかったそうです。
奇抜な内装が目を惹く「オリジン・コーヒー&ロースタリー」。ミャンマー産の豆だけを使っている 著者撮影
Origin Coffee & Roastery
住所 | 1F, The Central Boulevard, Corner of Kabar Aye Pagoda Rd. & Kanbe Rd., Yankin Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-9636-26063 |
営業時間 | 8:00~22:00(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
民主化とともにカフェ文化も開花
しかし民主化が始まるや、流れ込んできた外資や海外に逃れていて戻ってきたミャンマー人などを中心に、カフェがどんどんオープン。とくにこの1、2年は欧米に勝るとも劣らない、雰囲気や味に定評のある店が劇的に増えています。
最近、新しいショッピングセンター「ザ・セントラル・ブールバード」内にオープンした「オリジンコーヒー&ロースタリー」と「ローカルカフェ」は、その最先端を走っているといえます。前者はミャンマー産の豆や丁寧なドリップにこだわった、いわばサードウェーブ系なのに対し、後者はスムージーボールなどのヘルシーメニューを前面に押し出しています。まさにこれらが、現在のヤンゴンカフェの2大潮流なのです。
新鮮なフルーツや野菜を使ったヘルシーメニューが中心のローカルカフェ。店内は写真撮影禁止 著者撮影
Locale Cafe
住所 | 1F, The Central Boulevard, Corner of Kabar Aye Pagoda Rd. & Kanbe Rd., Yankin Tsp. |
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電話番号 | (+95)1-4700017 |
営業時間 | 8:00~22:00(無休) |
HP | www.localecafe.com |
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観光の合間にはこれらのカフェはいかが?
ヤンゴンのダウンタウンにあるカフェを中心に、観光に便利なお店をいくつかご紹介します。
カファ・ミャンマー
著者撮影
コーヒー豆の産地の一つ、ミャンマー東部のチャイントン育ちのオーナーが、タイのカフェに魅せられて開いたのだとか。高い天井と通りに面したガラス張りの壁が解放感いっぱいで、つい長居してしまいます。WiFiも早く、カフェで仕事をしたい外国人にもよく利用されているようです。
CAFFA MYANMAR
住所 | 504-506 Marchant Rd. & Kyauktada Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-9509-63514 |
営業時間 | 9:00~20:00(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
ラーデイ
著者撮影
ショップページでもご紹介した人気雑貨店ラーデイが去年、店内の一角にカフェを開きました。買い物したい派とまったり過ごしたい派の友達同士の旅なら、ここでひとりが買い物している間にもう一人が休めます。ひと休みしたらまた買い物がしたくなるのが、欠点といえば欠点かもしれません。
HLA-DAY
住所 | 2F, 81 Pansodan Rd. Kyauktada Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-4522-41465 |
営業時間 | 10:00~21:30(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
ゴーフィー・コーフィー
著者撮影
マンダレーで人気の同店は、オーナーが支援する農場で作らせたこだわりの豆を使って丁寧に淹れたコーヒーがご自慢。初のヤンゴン店は小ぢんまりしているけれど、スーレーパゴダにも近い絶好のロケーション。ダウンタウン散策の疲れをコーヒーの香りで癒したい人におすすめです。
GOFFEE COFFEE
住所 | 192 Anawrahta Rd, Kyauktada Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-2014-428 |
営業時間 | 9:00~18:00(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
ザ・エイブル
著者撮影
雑居ビルの細い階段を昇った2階にある、隠れ家的ブックカフェ。シェフも含め従業員の全員が聴覚障がい者で、店内に流れる音楽もなくとても静かです。注文にはテーブルに置いた会話表を使いますが、ミャンマー語がわからない外国人にはむしろ便利なぐらいです。料理も◎。
THE Able
住所 | 2F. 58 Bogalayzay Rd. Botahtaung Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-7812-65517 |
営業時間 | 11:00~20:00(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
ボディ・ナヴァ
著者撮影
こちらはダウンタンではなく、シュエダゴンパゴダの近くにあり、上階はホステルになっています。スムージーボウルなどのヘルシーメニュー中心で、客層のほとんどが欧米人。おすすめはアイスコーヒーで、コーヒーで作った氷に温かいミルクをかけるアイデアドリンクです。
Bodhi NAVA
住所 | 17 Bahan 2 Rd. Bahan Tsp. |
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電話番号 | (+95)9-7812-65517 |
営業時間 | 9:00~20:00(無休) |
地図 | GoogleMapで確認する |
ここで紹介した店のほとんどが、ここ1、2年うちに開店しています。本物のコーヒーの味が根付くとともに、居心地の良さやヘルシーメニュー、さらにはSNS映えメニューを追求するカフェも急増中。ヤンゴンは今まさに、カフェ巡りがどんどん楽しくなる街に変貌中です。今後にもさらにご期待ください!
(text & photo : 板坂 真季)
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