ミャンマー
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お土産にもぴったり!

雑貨好き女子におすすめする、素朴かわいいミャンマーのバッグたち

カゴバッグやプラカゴ、ゴザ、麦藁帽子などを扱う市場の雑貨店 著者撮影

東南アジアが雑貨好きの日本人女性たちの注目を集めるようになってずいぶんたちますが、ミャンマーの雑貨事情はあまり知られてきませんでした。決して洗練されてはいないけれども、それだけに他国にない素朴な魅力に満ちたミャンマーの雑貨、とりわけここでは、女性の心をくすぐるバッグの数々をご紹介します。

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ミャンマーのプラカゴは現役のお洒落アイテム

東南アジアのバッグといえば、ひところ日本でも大人気を博したプラカゴ。ブームこそ去りましたが、雑貨店では一定の需要をキープしており、東南アジア旅行のお土産としてもまだまだ人気です。
日本でのブームの火付け役となったのがベトナム。ベトナムでは、荷物運搬用の地味な色合いの“本気プラカゴ”と、外国人旅行者向けのデザイン重視な“土産用プラカゴ”の二極化が進んでいます。前者は丈夫さを追求するあまり、取っ手にゴムホースの切れ端を使ってあるものもあります。


取っ手の補強部分をデザインに取り入れたミャンマーのプラカゴ 著者撮影

 

弁当持参の通勤スタイルに合致

ポリプロピレンのPPバンドを編み込んだプラカゴは東南アジア全域で普及していますが、ミャンマーの特異性は、プラカゴがいまだに女性向け実用バッグとして広く流通していることです。
ミャンマーでのプラカゴの需要には2系統あります。ひとつは市場での買い物用で、昔の日本の買い物籠のような使い方です。もうひとつは通勤用。ミャンマー人は職場に弁当を持参する人が多いのですが、主流の弁当箱はアルミの段重ねのため、汁物を液だれさせないようまっすぐのまま運べるカゴタイプのバッグが必要になるのです。


円筒形のアルミの段重ね弁当箱だけが入る形のプラカゴ  著者撮影

普段遣いの女性バッグという性質上、ミャンマーのプラカゴに求められたのは実用性と装飾性の両方でした。取っ手の補強部分をデザインに織り込み、PPバンドも花柄やハート柄など多彩。ベトナムの市場用プラカゴとは別のベクトルで“本気のプラカゴ”が流通するに至ったのです。


通勤時にお弁当を運ぶのにぴったりな大きさの、フタ付きプラカゴ 著者撮影

ミャンマーでここまでプラカゴ文化が定着したのは、長く続いた経済封鎖で流行がガラパゴス化したせいですが、ここ数年の経済開放の結果、安価な中国製プラスチック製カゴが押し寄せてきており、この状況もそう長くなさそうなのは個人的に残念です。

 

籐製や竹製にもおすすめバッグがいっぱい

プラカゴと同じく、通勤用バッグとして人気を持続してきたのが籐カゴです。


繊細な編み模様をあしらった籐カゴ  著者撮影


こちらもよく見るタイプの籐カゴ 著者撮影
 
ミャンマーの籐カゴは、通勤に適した小さいサイズのものがほとんどです。買い物用となると、籐よりも頑丈で安価な竹製が主流になるからかもしれません。


ツートーンの模様が入った竹カゴ 著者撮影

変わったところでは、竹とPPバンドを組み合わせた竹プラカゴなんてものもあります。


竹かごにPPバンドを追加。強度が高まるし、何よりかわいい 著者撮影

ほかにもよく見かけるのは、トウモロコシやウォーターヒヤシンスで作るバッグ。柔らかい手触りで、形も籐や竹に比べるとフレキシブルです。


トウモロコシのバッグ 著者撮影

少数民族の伝統織物を使ったバッグも見逃せません。ここれらは「ボージョーアウンサン市場」で見つけることができます。


カチン族やチン族のものが人気 著者撮影

変わったところでは、プラスチック廃棄物や民族衣装ロンジーの端切れ、古新聞などを再利用したバッグ。ヤンゴンのダウンタウンにある「ラーデイ」で買えます。


プラスチック廃棄物で作る、シンタンプラスチック社のバッグ 著者撮影

 

日本人経営のバッグ専門店

また、日本人女性2人がデザイン&経営するバッグ店がヤンゴンにあります。特にロンジー製クランチや、特注のパゴック織りを使ったトートバッグは、ナチュラルな仕上がりで日本人好み。バッグ好きならぜひ訪れたいお店です。

Moringa

住所 36A Maupin Rd., Sanchaung Tsp., Yangon
電話番号 (+95) 9-4034-13158
時間 9:00~18:00(無休)
HP https://www.moringahandmade.com
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もらって嬉し…くはない!? スイカの種バッグ

最後におまけ。
歴史遺産ウーベイン橋で有名なアマラプラの特産品は、なぜかスイカの種工芸。装身具に混じってバッグも売られているのですが、どうしても食べ残しのスイカの種を思い浮かべてしまい、購買意欲をそそられないのは私だけでしょうか…。

著者撮影

 
(text & photo : 板坂 真季)

 



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