ミャンマー
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遺跡の町バガンへ!

地方の観光都市にもお洒落化の波! バガン最新スポット紹介

著者撮影

民主化以降、急速な“お洒落化”の進化が止まらないヤンゴン。この波は地方の観光都市へも押し寄せつつあり、ハイセンスなバーやレストランのオープンが相次ぐインレー湖周辺が筆頭格といえます。

それに対し、インレー湖よりも多くの観光客を集める遺跡の町バガンは遅れをとってきました。文化財保護にようやく乗り出したミャンマー政府が様々な面で規制強化に乗り出しており、新しいレストランやホテルの許可を取りにくいのかもしれません。

それでも一昨年、ヤンゴンで人気のイタリアンレストラン「シャーキーズ」がオープンしたあたりから流れが変わり、女性好みのかわいいホテルやレストランがやっと増え、個人旅行者が移動しやすい新しい交通機関も登場しています。

今回はバガンの最新スポット&観光アイテムをご紹介しましょう。


オープントップバスで半日観光
「ミンガラーバス」

8月末に登場したばかりなのが、ミャンマーがかつてイギリス領だったことを思い起こさせる真っ赤な車体のオープントップバスで、有名どころの遺跡を拝観して回れる「ミンガラーバス」。運用を始めたばかりだからか、出発時間や経由パゴダがたびたび変更になっているため、お申し込みの前に公式サイトで内容や料金、出発時間などを確認されることをおすすめします。


赤い車体が目印のミンガラーバス 著者撮影

MINGALARBUS

HP http://www.mingalarbus.com/home

 

個人旅行者の強い味方登場
「三輪タクシー」

これまでバガンでの個人旅行客の移動手段は馬車や車をチャーターするか、自転車や電動バイクをレンタルして自分で運転するかしかありませんでしたが、新たに三輪タクシーが登場しています。運賃も最低1000チャット(約70円)からとリーズナブル。まだまだ数が少なく拾いにくいのが難ですが、今後数が増えればもっと便利になりそうです。


とってもかわいい三輪タクシーは2人乗り 著者撮影

 

バガンお洒落化のリーダー的存在
「シャーキーズ」

ヤンゴンで人気が高いイタリアンレストラン「シャーキーズ」がバガンに支店を開いています。店舗の裏の畑でオーガニック野菜を栽培しており、摘みたて野菜のサラダは感動モノのシャキシャキ感です。エディブルフラワーも使っており、インスタ映え必至のメニューも見逃せません。オリジナルの燻製塩やフルーツカードも販売していて、お土産まで買えてしまいます。


とても広いウッディーなダイニング 著者撮影

Sharkey’s

住所 Main Rd.(In front of Shwe Gyi Gone Pagoda), Nyaung U, Bagan
電話番号 (+95)9-4548-62928
営業時間 8:00~22:00(無休)

 

レトロな内装が落ち着く
「ザ・シークレットホーム」

現在、バガンで欧米人に人気№1のレストラン。古い邸宅を改装した飴色のインテリアはレトロ感にあふれ、知り合いのお宅にお邪魔したみたいなアットホームな雰囲気です。メニューは典型的なミャンマー料理ですが、脂分と塩分が控えめで外国人の舌にも合う味付け。バガンには珍しい冷房付きダイニング席はすぐに埋まってしまうので、冷房指定で早めの予約を。


家族の写真がアットホーム感をさらにアップ 著者撮影

The Secret Home

住所 J 11, Kha Yay Rd.(Near Myanmar Treasure Resort), New Bagan, Bagan
電話番号 (+95)9-9665-55640
営業時間 10:00~22:00(無休)

 

ヤンゴンの人気雑貨店がバガンへ出店
「ヤングッズ」

バガンには、特産の漆器をはじめ伝統工芸品を揃えた店はたくさんありますが、モダンな雑貨を買える店はこれまでありませんでした。そこへ登場したのが「ヤングッズ」バガン店。ヤンゴンで多店舗展開するハイセンス雑貨店です。ヤンゴンと品揃えは変わりませんが、比較的旅程に余裕のあるバガンで土産物を揃えておくのもいいかもしれません。


ミャンマーらしい、それでいてモダンなのが同店雑貨の魅力 著者撮影

Yangoods

住所 Thiri Pyitsaya 4th Rd., Nyaung U, Bagan
電話番号 (+95)9-9737-80501
営業時間 10:00~22:00(無休)

 

人気ドミトリーの2軒目はプール付き
「オステロベッロバガンプール」

4年ほど前からバガンで、欧米人バックパッカーに絶大な人気を誇る宿がイタリア系の「オステロベッロ」。ドミトリー中心のホステルです。ホステルといってもインテリアはカジュアルでポップ、共用スペースの居心地の良さも抜群。今年になって2店舗目「オステロベッロバガンプール」がオープンしました。名称通りプール付きで、さらにのんびりできると評判です。


このプールのほかに、四方をよしずが囲むチリングルームもある 著者撮影

Ostello Bello Bagan Pool

住所 Main Rd., New Bagan, Bagan
電話番号 (+95)9-4031-53387
HP www.ostellobello.com/hostel/ostello-bello-bagan-pool

 

トレードマークがなぜかバオバブ
「バオバベッドホステル」

オープンして間もないバガンの最新ホステル。清潔感がある内装、大部屋のカーテン付きベッド、明るく風通しのよい休憩室、屋上プール、ビリヤード台を備えたバーのある談話室などなど。人気ホステルのいいとこ取りをした至れり尽くせりのホステルで、操り人形劇レストランはじめ、複数の人気レストランが近くにある便利な立地です。別名「バガンメイホテル」。


濃紺と白がメインカラーのあか抜けた内装 著者撮影

BaobaBed Hostel (Bagan May Hotel)

住所 7 Bagan Nyaung U Rd., Nyaung U, Bagan
電話番号 (+95)9-4438-85581 / 09-7646-62361 / 09-2535-27307
HP www.baobabedhostelgroup.com

 
バガンは2019年に世界遺産に登録されるのではと言われており、2020年には観光客が殺到するやも知れません。日本人の観光ビザが不要の今(※)が行き時です!

※ 2018年10月から2019年9月までの1年間、暫定的に日本人は観光ビザが不要となっています。延長されるかどうかは未定。

(text & photo : 板坂 真季)



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