クアラルンプールの美しい中国寺院「天后宮」

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赤、黄色、緑、青の極彩色で彩られた「天后宮（てんごうぐう）」は、1989年に創建された、マレーシア最大の中国寺院。鮮やかな色合いはもちろん、精巧な装飾の施された建築様式にも注目が集まっている。

フォトジェニックな光景に目を奪われる

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建物の中に入り３階へと上がると、本堂のある中庭に吊るされた無数のちょうちんに目を奪われる。青い空に真っ赤なちょうちんが映える光景は、まさにフォトジェニック。

マレーシア政府観光局/撮影：阿部吾郎

マレーシア政府観光局/撮影：阿部吾郎

観音菩薩、天后聖母、水尾聖娘の３体の仏像が祀られた本堂も、鮮麗な装飾が見事だ。

マレーシア政府観光局/撮影：阿部吾郎

おみくじを体験

本堂にはおみくじがあり、旅行者でも体験することができる。おみくじの料金は決まっていないが、RM10（約280円）ほど寄進するのが一般的だそう。

おみくじの引き方は、ユニークだ。引出しのついた筒に入ったみくじ棒をすべて掴み、持ち上げてから手を離して落とすと、不思議と１本の棒だけ浮き上がるので、その１本を引くというもの。最初のうちは、数本が浮き上がる場合もあるが、何度かやっていると１本だけ浮き上がってくるから不思議だ。

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引いたみくじ棒の先端にある数字を読み、その数字の引出しをあけて、みくじ紙を１枚もらう。

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縁結びの神様、月下老人も

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境内には、縁結びの神様である月下老人や、願いごとをかなえる泉、干支をモチーフにしたオブジェなども。願掛けしていくこともお忘れなく。

 
アクセスは、KLセントラル駅から車で約10分。タクシーで訪れるのが便利だ。
 
天后宮
・ＨＰ：http://www.hainannet.com.my
・時間：8:00 ~ 22:00
・住所：65, Persiaran Endah, Off Jalan Syed Putra, 50460 Kuala Lumpur
・電話：(+60)3 2274 7088 / 2274 0625