カンボジア
グルメ
カンボジアのマンゴーは今が旬!

マンゴーのおいしいデザート&おみやげプラスα

photo:北山 義浩

トロピカルフルーツの代表格、マンゴー。日本のスーパーでもよく見かけるようになりましたが、やっぱり本場の味は違うもの。しかもカンボジアでは、4月はマンゴーの収穫期!旬の甘~いマンゴーは格別です。

ということで、今回はマンゴー特集。採れたてマンゴーの食し方から、マンゴーのデザート、おみやげ、そしてマンゴーを使ったメニューのスパまで。マンゴーづくしでお送りします!

本文を読む


 

マンゴーは旬を感じる季節のフルーツ

マンゴーといえば、タイやフィリピンが有名かもしれませんが、カンボジアでもマンゴーはとても一般的。どの家にも一本はマンゴーの木があるのでは? というくらいに、人々の生活に密着したフルーツなのです。普段は早熟のものをサラダにしたり漬物にしたりと、どちらかというと「野菜」に近い使われ方が主流ですが、この時期ばかりは完熟マンゴーをもりもりいただきます。というのも、国産マンゴーが大量に出回るのは年間とおしてこの時期だけ。年中温暖なカンボジアですが、この時期ばかりは甘いマンゴーをいっぱい食べて、旬を感じているのです。

 

遺跡観光の合間にいただく、採れたてマンゴー

遺跡の周りにあるフルーツ屋台。季節によって販売物が変わる 著者撮影

遺跡周辺ではマンゴーはじめ採れたてフルーツの屋台も出ています。すでにカットされているものもありますが、やっぱりフレッシュなものをいただきたいですよね。リクエストをすればその場で剝いてくれるので、自分で好きなものを選んでお店のひとに渡しましょう。

ちなみに完熟もいいですが、完熟一歩手前の甘酸っぱいマンゴーもおすすめ。さわやかな酸味が口いっぱいに広がり、暑さや観光疲れも吹き飛んでしまいます。「チューアエム」(クメール語で甘酸っぱいという意味)といえばそれを選んでくれるので、ぜひ試してみて!

では、ローカルな話題はこのへんにしておいて…。マンゴーを大満喫できる、おすすめのお店をご紹介します!

 

完熟マンゴーどっさりの満足カキ氷
『クメール・タイム (Khmer Time)』

左がマンゴーカキ氷。ココナッツ(右)やアジアントロピカル(中)もある 著者撮影

箱菓子みやげの定番「アンコール・クッキー」に併設されているトロピカルカフェ(旧カフェ・プカプカ)。カンボジアのフルーツをふんだんに使ったコールドスイーツが人気です。昨年リニューアルして、装いも新たになりました。

ここの看板メニューといえば、なんといてもマンゴーカキ氷!10年近く不動の人気を誇る、マンゴースイーツの定番です。清潔な水を使用したカキ氷に角切りマンゴーをトッピング、てっぺんに自家製マンゴーアイスをのせてできあがり。大ぶりの完熟マンゴーは食べごたえバツグン!かなりボリューミーなので(4.4US$)、全部食べきれる自信のない方は小サイズ(3.3US$)を選んで。

サクっとした焼き菓子と一緒にどうぞ 著者撮影

こちらは見た目もかわいらしい、マンゴーマンゴー(2.75US$)。マンゴープリンに完熟マンゴーとマンゴーアイスをのせた、マンゴーづくしの一品。とろけるようなマンゴープリンが絶品です。さっぱりとしているので、食後のデザートとしてもペロっといけちゃいますよ。

住所 Angkor Wat Rd., Siem Reap
電話 (+855)12-315-804
時間 9:30~19:00
HP http://www.angkorcookies.com/jp

 

インスタ映えもしちゃう♪ 絶品フルーツカフェ
『フレッシュ・フルーツ・ファクトリー (Fresh Fruit Factory)』

パンケーキは甘さ控えめの生地とフルーツソースが絶妙 photo:Fresh Fruit Factory

フルーツのおいしいカフェならここ!と評判の「フレッシュ・フルーツ・ファクトリー」。オープンから2年、今やトリップアドバイザーの上位にランクされる人気店です。
パンケーキ、ワッフル、コールドパスタ(いずれも5~6US$)など、ソースやトッピングにトロピカルフルーツをふんだんに使った、フルーツづくしのメニューが自慢。盛り付けもフォトジェニックなので、インスタ映えも最高です。

お店の看板メニュー、アイスマウンテン 著者撮影

こちらはアイスマウンテン(5~7US$)。練乳を使ったミルクカキ氷に、フルーツと特製手づくりソースをトッピングした、満足度もマウンテン級なデザート。中でも写真の「マンゴー&パッションフルーツ」は一番人気です。ソースは後がけでおかわり自由!たっぷりとかけて召し上がってくださいね♪

住所 No.155, Taphul, Siem Reap
電話 (+855)81-313-900
時間 11:00~20:00 月休
HP http://www.fruitcambodia.com/

 

おみやげにも最適!マンゴーのラム酒、ジャム&チャツネ
『ジョージズ・ラムリエ (Georges Rhumerie)』

肉料理に合う甘酸っぱいマンゴーチャツネ photo: Georges Rhumerie

アフリカ大陸の東岸にある、フランス領の島「レユニオン島」。フランス料理とエスニックな食文化が混ざり合った、ユニークなレユニオン料理が食べられます。その料理を引き立てている、自家製の香りづけラム酒(7.7US$/100ml)やジャム、チャツネ(いずれも5.5US$/260ml, 2.7US$/30ml)が、実はここの影の主役。お店イチオシの商品なのです。

マンゴーラム、マンゴージャム、マンゴーチャツネといった、マンゴーを使ったものも揃っていて、お店ではテイスティングもできます。ラム酒を使ったカクテルもおいしいですよ!

マンゴー&パッションフルーツはプチプチの食感が癖になりそう photo: Georges Rhumerie

私のお気に入りは、なんといってもマンゴー&パッションフルーツのジャム。マンゴーの甘みとパッションフルーツのさわやかな酸味が絶妙のハーモニーです。とろりとしているので、ヨーグルトのお供にも♪ いずれも持ち帰り用も販売されているので、おみやげとしても喜ばれますよ!

住所 Georges Lane, Siem Reap
電話 (+855)96-861-7448
時間 16:00-21:30 日休
HP https://www.georges-rhumerie.com/

 

フレッシュマンゴーのラップでお肌しっとり♪
『ボディア・スパ (Bodia Spa)』

バーガンディで統一されたシックなスパルーム photo: 北山 義浩

オールドマーケットからすぐの場所にあるボディア・スパ。洗練された空間とリーズナブルながら質の高い施術で、人気の高いデイスパです。
自然素材を使ったスクラブやラップが人気で、中でもフレッシュマンゴーを使ったラップ「ボディア・トロピカル・ラップ」(32US$/60分)はとっても贅沢。完熟マンゴーのペーストにヨーグルト、はちみつを混ぜ合わせたラップを全身装着!香りも良くて癒し効果もバツグン、しかもお肌はしっとりモチモチに。この機会にキレイになっちゃってください♪

住所 Old Market Area, Siem Reap
電話 (+855)63-761-593
時間 10:00~23:00 
HP http://www.bodia-spa.com/

 
(text: 矢羽野 晶子)

 

【連載】シェムリアップてくてく散歩 〜楽しくて、ちょっとディープな街歩き

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます

RECOMMEND COLUMN
連載コラム

RECOMMEND
COLUMN
連載コラム