ゆったりとした時間が流れるホーチミンのレトロカフェ3軒

ハノイ名物のエッグコーヒーが美味「GOC HA NOI CAFE」

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最初にご紹介するのは、世界中から旅行者が集まるバックパッカー街にある「GOC HA NOI CAFE」。バックパッカー街を形成する主な通りのひとつ・ブイビエン通りの路地裏にそのカフェはあります。ハノイ出身の女性が切り盛りするカフェで、1940年頃にできたハノイ発祥のエッグコーヒー（卵黄とコンデンスミルクを泡立てたものをのせたコーヒー）が楽しめます。路地の入口には「EGG COFFEE」と書かれた看板が出ていますよ。細い路地をつきあたりまで進むと、右手に入口があります。客席は2階と3階にありますので、店内の階段を上がりましょう。

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2階席。アンティーク調の家具や、昔のハノイの写真などが飾られています。

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こちらは3階席。器や本が飾られています。どちらの空間も落ち着ける雰囲気です。

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飲み物の種類はいろいろありますが、ここで飲みたいのはやはり名物のエッグコーヒー。1杯35,000VND（約175円）です。ホット・アイス両方できますが、おすすめはホットとのこと。昔、ハノイのホアンキエム湖のほとりでオーナーのおばあさまがカフェを開いていたそうで、エッグコーヒーのレシピはおばあさま直伝のものなのだとか。当時はフレッシュな牛乳が高価で手に入れることが難しかったため、コンデンスミルクで代用したのが始まりなのだそうです。ホットのエッグコーヒーをいただいてみると、上にはとろりとした甘いクリームがのっていて絶品。下部分のコーヒーと混ぜていただいても美味しかったです。ベトナム南部のホーチミンで北部ハノイのエッグコーヒーを飲みたい方はぜひ訪れてみてください。

GOC HA NOI CAFE

かわいい猫に癒されるカフェ「81 CAFE」

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次は、タンディン市場から北へ5分ほど歩いたところにあるカフェ「81 CAFE」をご紹介します。タンディン市場は、観光の中心となるドンコイ通りから北へタクシーで10分ほどの場所にある市場。布やナッツ類を買う方が多く、ベンタイン市場よりローカル度が強くなります。「81 CAFE」はお店の外観からすでにレトロな雰囲気が漂っています。

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オープンエアの店内は、照明が落とされていてとても落ち着く雰囲気。1人または2人で来て、静かな時間を過ごされている方が多いです。店内には、アンティークのテレビや時計、仏像、ホーロー製のお皿などが多数飾られていて、思わず1つずつじっくりと見てしまうほどです。

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陽のあたるところにはかわいい猫が3匹いました♪ 猫たちも居心地が良さそうで、カフェでのんびり過ごしていましたよ。

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メニューはドリンクのみで、1杯25,000VND（約125円）～35,000VND（約175円）と良心的な価格です。写真は、蜂蜜入りの生姜ジュース（MAT ONG GUNG）。生姜の辛みが効いていて、疲れた体が癒されるようです。タンディン市場を訪れた後などの休憩にぜひ行ってみてくださいね。

81 CAFE

川のほとりのアンティークな雰囲気のカフェ「CO CAFE」

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最後にご紹介するのは、1区の東側に隣接するビンタン区にあるカフェ「CO CAFE」。川からほど近い場所にあり、川向かいには150年以上の歴史を持つ「サイゴン動植物園」が見えます。観光の中心となる1区中心部からタクシーで10分程度で着くと思います。緑に覆われたこちらのカフェは、欧米人のお客さんも多いのが印象的です。

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外に置かれている木製のテーブルとイス。年季が入っています。

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店内に置かれている家具もアンティークもので雰囲気があります。こちらのカフェもオープンエアの空間になっていて、また照明が落とされていて、とても落ち着く雰囲気です。

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メニューはドリンクの他に揚げ春巻きやバインミー（ベトナム風バゲットサンド）などの軽食もあります。ドリンクは1杯23,000VND（約115円）～40,000VND（約200円）とこちらも良心的な価格です。写真は、レモンジュース（Chanh da）。都会の喧騒から離れて、川のほとりのアンティークカフェでゆったりとした時間を過ごす時間を作るのもいいかもしれません。

CO CAFE

（text & photo： グッチ）