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緑豊かな都会のオアシス

創立150周年を迎えたアジア最古の動物園「サイゴン動植物園」

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ホーチミン市1区にある「サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)」は、“森の中の動物園”といった雰囲気の緑豊かな動植物園で、家族連れを中心に地元の人で賑わっている。

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自然に近い環境でのびのびと暮らす動物たちを間近で観察することができ、時間帯によってはエサやり体験もできるので、家族旅行にもおすすめのスポットだ。

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入園料が安く(大人約270円、子供約160円)、中心部からタクシーで約10分、頑張れば徒歩で行くことができるアクセスの良さも魅力。今回はそんなサイゴン動植物園の歴史や注目ポイント、動物園をもっと楽しむためのヒントをご紹介。

 

アジア最古の動物園

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サイゴン動植物園の前身は、1864年にフランスの植物学者ルイ・ピエール(Louis Pierre、1833年~1905年)によって設立された植物園。その後、ベトナム戦争中に破壊されるなど、さまざまな変遷を経て現在に至り、2014年には創立150周年を迎えた。

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広い敷地内には、キリンやゾウ、ライオンやゴリラといった動物園の花形を含む120種類1,000頭の動物が飼育されている。エントランスを入って右方向に進んでいくとこじんまりとした植物園があり、盆栽や洋ランなどの植物が訪れる人の目を楽しませてくれる。

 

注目ポイントは?

1.ホワイトタイガー

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今年7月に3頭の赤ちゃんが生まれ、地元でも話題になったホワイトタイガー。ベンガルトラの白変種で、世界で約250頭、日本では約35頭しか飼育されていないという希少種だ。

 
2.コビトカバ

コビトカバ

世界三大珍獣の一つであり、絶滅危惧種にも指定されているコビトカバ。一般的なカバの子供ほどの大きさで、体が全体的に丸っこく、愛らしい姿をしている。

 
3.アジア象

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5頭並んだアジア象のコーナーは一番人気のスポット。時間帯によってはエサやり体験ができる。大人が腕を伸ばして直接サトウキビをあげられるほどゾウとの距離が近い。

 
4.古い檻

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動物のほか、フランス統治時代の設立当時から使われている古い檻にも注目してみよう。

 

動物園をもっと楽しむための3つのヒント

1444751183左:園内を走る電気機関車 右:食堂で食べられる豚焼肉のせごはん 35,000VND(約190円)

1.おすすめの時間帯は午前中

日中はとても暑いため、午前中に訪れるのがベター。動物たちは朝に活発に動き回るため(午後は横になって寝ていることが多い)、いつもと違う動物たちの姿を見たい人はちょっと早起きして訪れてみよう。特に開園直後は、檻から出たばかりの動物が縄張りをチェックする行動が見られるかもしれない。

 
2.食堂でローカルグルメを楽しむ

園内の食堂では、フォーやバインミーなどのローカルグルメが食べられる。動物園にあるからといって値段が高いわけでなく、味も美味しい。昼食をここでとるのもいいだろう。

 
3.電気機関車を利用する

広い園内を効率よく見て回るなら、約15分で一周する電気機関車を利用すると良い(但し、途中下車は不可)。エントランスを入って左側に乗り場とチケット売り場がある。
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チケット料金:大人20,000VND(約110円)、小人15,000VND(約80円)
販 売 時 間  :8:30~16:30

 

街の喧噪を忘れさせてくれる都会のオアシス

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市民の憩いの場ともなっているサイゴン動植物園。樹齢100年を超える背の高い木々が生い茂っており、散歩をするのも気持ちが良い。

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芝生にレジャーシートを広げてお弁当を食べていたり、木と木の間にハンモックを吊るして寝ていたり、家族連れや若いカップルたちが思い思いの時間を過ごしている。

 

敷地内には歴史博物館やベトナム建国の祖といわれるフン王を祀る廟があるので、ベトナムの歴史に興味のある人は併せて訪れてみよう。ホーチミンの喧噪に疲れたら、サイゴン動植物園でのんびりする時間を旅のプランに加えてみては?

 

※日本円表記は、2015年10月15日の為替レートに準じます

(text & photo:グッチ)

 

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