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炒めたての牛肉が乗ったフォーボーが旨い!ハノイの人気店「Pho Thin」

著者撮影

ハノイの人たちから絶大な人気を誇るフォーボーの専門店「Pho Thin」。朝から混雑しており、店内は食欲に基づく人の熱気に満ち溢れている。旅行者向けのガイドブックにも掲載されているが、ローカル率は90%を超えている。

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しかし、店内に入るまでに圧倒されるのは、お店から漂うにおい。牛骨をじっくりと炊き上げた濃厚な香りが漂っており、遠くからでもお店の存在を感じ取れる。そして、お店に近づくと巨大な寸胴鍋がお出迎え。においと店先の光景から、間違い無いお店である事が分かり、否応無しに期待が高まる。

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メニューは基本的には「フォーボー」(50,000VND=約230円) のみ。そこへ「Trung Ga(半熟卵)」を入れるか、「Quẩy(揚げパン)」を付けるかと言う選択になる。僕は現地の友人に従い、両方付けて頂く事にした。

※現在は、1杯 60,000VND=約280円に変更。

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頂く前に驚いたところは、一定のオーダーごとに、具の牛肉を鍋で炒めてから提供するところ。店先の寸胴鍋の背後には高火力のコンロが控えており、料理人が大鍋でガッツリと炒めている点が非常に嬉しい。

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フォーボー

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濃厚でありながら澄んだスープは上質の一言。雑味が少なく、嫌なクセは皆無。「牛清湯」と言うべき、秀逸なスープだと感じた。

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そして、濃厚なスープに加えて、炒めたての牛肉が合わさる事で唯一無二の味わいとなっている。たっぷりのネギも良いアクセント。

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尚、こちらのスープを満喫するために、個人的には「Quẩy(揚げパン)」は必須かと思う。フォーとは異なる面白さがあり、ボリューミーに見えてぺろりと平らげてしまう事だろう。

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著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

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初回投稿日:2016年12月7日
情報更新日:2019年10月10日(情報追加更新)

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