絶品ぞろい！ ベトナムで食べたい南国フルーツ８選

1. マンゴスチン（Măng cụt、マンクッ）

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「果物の女王」と言われているフルーツで、厚い殻の中には白い果肉が入っています。一見、硬そうに見える殻ですが、底の部分に指を入れて押し、できた割れ目から手で皮を剥くことができますよ。ジューシーな食感の果肉は、甘みとほど良い酸味を兼ね備えていて、爽やかで上品な味です。

2. ドラゴンフルーツ（Thanh long、タンロン）

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見た目の華やかさに反して、甘みも酸味も控えめで、味はさっぱりしているドラゴンフルーツ。食感はサクサクしていて、中には胡麻のような種子がたくさん入っています。果肉が赤いものもあり、白いものに比べると甘いです。外見からの見分け方は、白いドラゴンフルーツはウロコのような果皮が黄緑色、赤いものは赤みがかっています。

3.マンカウシエム（Mãng cầu xiêm、マンカウシエム）

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大きいものは30cm近くもあるフルーツで、緑色の皮にトゲのようなものがあります。白い果肉の中には黒い種がたくさん入っていますよ。甘酸っぱい味で、食感はねっとりとしていてクリーミー。ヨーグルトのような味がします。「xiêm」は昔のカンボジアを指す言葉だそうです。

4. ランブータン（Chôm chôm、チョムチョム）

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毛むくじゃらの外見が個性的なフルーツ。味はライチと似ていますが、ライチほど果汁は多くなく、さっぱりとした甘さで、食感はもっちりしています。種のまわりについている薄皮は渋い味がします。実の穴があいているほうを下にして、その穴に歯をあて、下から上へ歯で実をそぐようにして食べると、薄皮が取れやすいですよ。

5. スターアップル（Vú sữa、ヴースア）

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乾季（11月頃～4月頃）になると出回るフルーツ。黄緑色（紫色ものものもあります）をした果実はソフトボールほどの大きさで、硬そうに見えますが、果肉は柔らかいです。食べ方がおもしろいことが特徴で、皮の上から揉みほぐしてから食べます！切ると、中から乳白色の果汁が出てきますよ。味はやさしい甘さで、完熟した柿のような食感です。

6. ランサット（Bòn bon、ボンボン）

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ブドウのように房状に実を付けるフルーツで、見た目は竜眼に似ています。皮の中には薄皮に包まれた果肉が5つほど入っています。皮は手でつるっと簡単に剥くことができますよ。半透明をした果肉はグレープフルーツのような柑橘系の香りで、甘酸っぱい味。種の近くはかすかな苦味があります。

7. サポジラ（Hồng xiêm、ホンシエム）

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和名は「チューインガムノキ」で、木の樹液を煮詰めて固めた天然成分「チクル」がガムの原料になるのだそうです。見た目はつるんとしたジャガイモのよう。果肉はとても柔らかく、食感は洋梨のようにザラザラしています。味はシロップ漬けの柿、もしくは干し柿のよう。酸味はなく、黒糖に似た強い甘みがあります。ホーチミンなどベトナム南部では「Sa Bo Che」や「Xa Bo Che」といった名前で呼ばれています。

8. ライチ（Vải、ヴァーイ）

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ホーチミンでは5月頃から7月頃までと出回る期間が短いフルーツ。ライチは北部で採れるので、ハノイなど北部では長い間楽しめるようです。新鮮なライチは驚くほど香りが強く、果汁たっぷり！一度食べたらヤミツキになるほどおいしいですが、食べすぎると良くないそうですのでご注意ください。

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フルーツは市場、屋台、スーパーマーケット、コンビニなど至るところで売られていて、食べやすいようにカットされているものもあります。特に雨季の始めの頃（4～7月）は旬を迎えるフルーツが多いので、この時期にベトナムに行かれる方は、ぜひ現地で新鮮なフルーツを堪能してください。

次回の記事では「ベトナムで南国フルーツを手軽に楽しむ方法６つ」をご紹介します。

（text ： グッチ）