ベトナム
観光
ベトナム「フーコック島」特集 vol.1

注目度大!ベトナム最後の秘境リゾート「フーコック島」

サオビーチ  ©TRIPPING!

ベトナム最大の島「フーコック島」は、ベトナム最後の秘境と言われる長閑なビーチリゾート。エメラルドグリーンの海に囲まれた島は、50%ほどを国立公園が占め、海に山に自然の宝庫。ベトナム人はもちろん、ヨーロッパからの旅行者にも今人気のディスティネーションなのだ。

 

フーコック島ってどこにあるの?

まだまだ日本人には知られていないリゾートアイランド「フーコック島」。まずはその場所からご紹介。フーコック島は南北に細長いベトナムの南端、タイ湾に面した島で、お隣の国カンボジアの国境近くにロケーション。島の面積は、日本の淡路島とほぼ同じだ。

日本からの直行便は未就航ではあるが、ホーチミンから空路で1時間とアクセスしやすい。成田空港、関西空港、中部空港(名古屋)、福岡空港から、ベトナム航空の午前便でホーチミンへ向かえば、乗継ぎを含めてもその日の夕方にはフーコック入りが可能。到着日からゆっくりディナーも楽しめる。

※成田空港は9:30発(週7便)、関西空港は10:30発(週7便)、中部空港は10:00発(週7便)、福岡空港は10:25発(週3便) 2018年10月現在

ベトナム航空搭乗の体験記はこちら>

 

フーコック島ってどんなリゾート?

フーコック島は、ベトナム人や欧米人の間では、すでに人気上昇中のリゾートのひとつ。一体どんな島かというと……

 

1. 美しい白砂のビーチ

サオビーチ①_サオビーチ  ©TRIPPING!

フーコック島は、白砂のビーチとエメラルドグリーンの海が魅力のベトナム屈指のビーチリゾート。島内には、10カ所以上のビーチがあり、中でも西海岸のロングビーチや、島の南部に位置するサオビーチが人気。

サンセット_NOVOTEL_ノボテルフーコックリゾート ©Accorhotels

西海岸のビーチから望む夕陽は実にロマンティック!インドシナ半島の東側に位置するベトナムにおいて水平線に陽が沈むシーンを観られることは珍しく、国内随一のサンセットスポットだ。

 

2. ラグジュアリーホテルが続々オープン

ノボテル_ノボテルフーコックリゾート ©TRIPPING!

まだまだ長閑な風景の残る島も、ただいまホテルのオープンラッシュを迎えていて、世界的なインターナショナルホテルも、続々と進出をしている。

ラベランダ_ラベランダリゾートフーコック ©Accorhotels

美しいビーチでのんびりするのが一番贅沢な過ごし方のフーコック島だから、ステイ先はプライベートビーチのあるリゾートホテルがおすすめ。コロニアル建築が美しい一軒から、スタイリッシュな一軒まで揃うので、好みに合わせて選びたい。

 

3. 新鮮なシーフード料理をコスパよく楽しめる

シーフード_©TRIPPING!

新鮮なシーフード料理を安く味わえるのも島の魅力のひとつ。日本人に馴染みのある魚介も豊富で、ウニや牡蠣、蟹、エビ、ホタテなどの料理が人気。

ナイトマーケット_©TRIPPING!

街の食堂や、ナイトマーケットの食堂では、生け簀から好きな魚介を選び調理法をオーダーすることができるので、好みに合わせて新鮮なシーフード料理を味わいたい。地元の人のおすすめは、牡蠣やホタテのグリル、蟹のレモングラス蒸し。

 

4. 「ヌクマム」と「胡椒」の産地

ヌックマム_ベトナム航空_©Vietnam Airlines

フーコック島は、ベトナム料理には欠かせない調味料「ヌクマム」の一大生産地。小魚を発酵させて作るヌクマムは、独特の香りと風味が特徴的で、ベトナム料理の味の要。いくつかある工場のうち、4つの工場では見学が可能。購入もできるが、強い香りのため機内預けも持ち込みも不可となるのでご注意を!

Pepper field at Gia Lai, Viet Nam, group of pepper plant in green, this farm product is export product from Vietnam to Asia, vegetable growing in bush, and plant in many aea as Binh Phuoc, Daklakphoto:PIXTA

ヌクマムと同様に、島の特産品となっているのが胡椒。胡椒畑は見学可能な場所もあり、観光スポットとしても人気。胡椒を使った製品はその場で購入可能。お土産にもぴったりだ。

 

5. 少し足を伸ばして訪れたい観光スポットが点在

パゴダ_©TRIPPING!

ビーチやホテルでのんびりしたいフーコックの旅だが、少し足を伸ばして観光するのも楽しみのひとつ。島の南、サオビーチの近くに位置する「ホ—コックパゴダ(Ho Quoc Pagoda)」は、海を望む美しい寺院。

フーコック収容所_©TRIPPING!

「フーコック収容所(Phu quoc prison)」は、フランス植民地時代に造られ、ベトナム戦争時には、アメリカ人がベトナム人捕虜を収容していた場所。現在は、その歴史を風化させないためにミュージアムを併設し、一部が公開されている。ベトナムでも重要な史跡のひとつだ。

まだまだ、その数は多くはないものの、観光スポットが点在するフーコック島。島内では流しのタクシーを見かけることがあまりないので、観光をするならタクシーチャーターかツアーに参加するのが便利。おすすめの観光スポットと合わせてホテルのコンシェルジュに相談してみよう。

 

6. 子連れの家族旅行にもぴったりのディスティネーション

家族旅行ノボテルフーコックリゾートのプライベートビーチ  ©TRIPPING!

カップル旅行や女子旅としてはもちろん、子連れの家族旅行にもおすすめできるフーコック島。開発が始まって間もないリゾート地のため長閑で、道なども綺麗に整備されていて安心。プライベートビーチに加え、大きなプール付きのリゾートホテルが充実しているので、プールと海が大好きなキッズもご満悦のリゾートステイが叶うはず。

キッズルームノボテルフーコックリゾートのキッズルーム  ©Accorhotels

 

続いて、フーコック島でやりたい5つのことをご紹介。

初回投稿日:2016年5月31日
情報更新日:2018年10月15日(情報追加更新)

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます