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- フリーが嬉しい!バンコクで楽しめる無料アクティビティをご紹介
photo:Aiko Sekine
格安旅行が可能な滞在先として長く人気を集めてきたタイですが、物価の上昇により、特に都市部では以前のような格安滞在が難しくなってきてしまいました。しかし、観光立国であるタイには観光客も参加・利用可能な無料アクティビティが体験できる場所がまだまだあるんです!
本記事ではバンコクで無料アクティビティが体験できる場所を3か所ご紹介したいと思います。
ワット・ポーのタイヨガ教室で朝活!
黄金に輝く巨大な涅槃仏があることで知られる寺院「ワット・ポー」。バンコクの観光名所としては超定番の場所ですが、こちらでも素敵な無料体験が出来るのをご存知でしょうか?
photo:Aiko Sekine
「ワット・ポー」では毎朝8時から30分間にわたり、ルーシー・ダットン(タイ式ヨガ)教室が開催されています。ルーシー・ダットンとは血管やリンパ管が集まるところに流れる「SEN」というエネルギーラインを刺激し、自己整体をすることを目的とした体操法。日本では「仙人体操」とも呼ばれています。ヨガのポーズとは違い、ルーシー・ダットンのポーズは柔軟性や高い筋力を要さないものがほとんどなので、年齢や体力の有無を問わず誰でも気軽にチャレンジできるんです。
photo:Aiko Sekine
こちらの教室で嬉しいのが事前の申し込みが必要ない点。その日の気分で参加可能です。また、お寺への入場時には100Bの支払いが必要ですが、教室への参加料等は一切必要ありません。
朝の空気を感じながら、伝統的な寺院のなかで体験するルーシー・ダットンはとても気持ちが良いもの。バンコク滞在中、早起きして爽やかな汗を流してみるのはいかがでしょうか。
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ルーシー・ダットン(ワット・ポー)
・住所:329/25-28 Maharaj Rd., Prabarommaharajchawang, Pra Nakorn, Bangkok 10200
・利用料金:寺院への拝観料が100B必要です
http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=272
タイの最先端アートに触れる!「BACC」
著者撮影
観光客向けのショッピング・スポットとして有名な「MBK(マーブンクロンセンター)」。その向かいにある「BACC(バンコク芸術文化センター)」を次にご紹介します。バンコクには多数の美術館や個性的なギャラリーがあるものの、アクセスの良さ・規模の大きさではこちらがベストといえる美術館。BTSナショナル・スタジアム駅3番出口から直結と、雨に濡れることなくアクセス可能です。
著者撮影
2~4階は自由に鑑賞可能なギャラリースペースであるとともに、個性的なアートショップやカフェが入居しています。
著者撮影
著者撮影
バンコクの若者に人気の雑貨ショップやミュージアムショップもあり、ちょっとしたお土産探しにもおすすめです。
著者撮影
上階には企画展が開催されるメインミュージアムもあり、アート鑑賞をしっかりと楽しむことができます。嬉しいのは、こちらの施設、バンコク都が運営ということで、入場料・利用料などは基本的に無料なんです!館内は涼しく快適なため、アート鑑賞目的はもちろんのこと、サイアムエリアでの休憩がてら立ち寄るスポットとして欧米人観光客には有名な場所のようですよ。週末はワークショップやイベントを開催していることも多いので、是非のぞいてみてください。
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BACC(バンコク芸術文化センター)
・住所:939 Rama 1 Road, Wangmai, Pathumwan, Bangkok 10330
・TEL:(66)2-214-6630-8
・開館時間: 10:00-21:00(月曜休館)
http://www.bacc.or.th/
運河沿いのレトロなスポットで伝統人形劇を楽しもう
最後に、チャオプラヤー川の西側にあるトンブリ―・エリアで楽しめる無料アクティビティをご紹介します。こちらはバンコク在住者にもあまり知られていないとっておきのスポットです。
BTSウォンエンヤイ駅から車で15分ほどの場所には、運河沿いにレトロな街並みが広がるエリア「クローン・バーンルアン」があります。かつては下の写真にあるような木造家屋がバンコクの運河沿いには多数見られたそうなのですが、現在ではこういった風景を見ることができる場所は非常に少なくなっているそうです。
著者撮影
そんなレトロな風景を楽しむことが出来るエリアにあるのが今回ご紹介する「The Artist’s House」。タイのアーティストたちが築200年以上の古いタイ式住宅を買い取り、アトリエに改造してしまったという場所。併設のカフェで運河を眺めながら食事やお茶を楽しんだりするのにオススメの場所なのですが、ここで毎日(水曜以外)14時から開催される伝統人形劇を目当てに訪れる人がとても多いんです。
14時少し前になると、人形劇目当ての人たちが「The Artist’s House」に集まってきます。外国人の姿もちらほら見受けられますが、この日は週末だったこともあり、たくさんのタイ人のお客さんも訪れていました。
著者撮影
人形劇は裏庭の半屋外のスペースで開催されます。裏庭には500年以上前に造られたという白い仏塔が設置され、厳かな雰囲気が漂います。仏塔の前で繰り広げられる人形劇は伝統的なスタイルで、こちらも現在ではなかなか目にするチャンスが無いものなんだそうですよ。
著者撮影
上演中もしくは終演後に写真撮影をお願いする場合等は少額のチップを用意する人が多いですが、基本的には無料で観劇可能です。人形遣いの細やかで正確な動きには感激すること間違いなし。大人から子どもまで楽しめる人形劇です。
「The Artist’s House」の周辺にはお土産を販売するショップや食事処が並んでいますが、現在も一般の方の生活の場でもあります。観劇後はレトロな雰囲気に包まれた「クローン・バーンルアン」を散策してみるのもおすすめです。
著者撮影
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The Artist’s House(Baan Silapin)
・住所:315 Wat Tong Sala Ngam Alley, Soi Phet Kasem Rd, Pa Si Charoen,28 Phet Kasem, Nong Khaem, Bangkok 10160
・アクセス:BTSウォンウェンヤイ駅からタクシーが便利です。近隣の寺院「ワット・クーハーサーワン」を目指すとわかりやすいです。
・TEL:(+66)2-868-5279
・開館時間: 9:00-18:00(人形劇は水曜休み)
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