- TRIPPING! トップ
- 東南アジアトップ
- タイ
- バンコク
- バンコクの観光
- 仏教美術に触れ、タイの歴史を学ぶ!バンコク国立博物館
写真提供:タイ国政府観光庁
「バンコク国立博物館」は仏教美術に触れ、タイの歴史を学ぶことが出来る博物館。王宮広場のすぐ目の前、「国立タマサート大学」の隣に位置する広い敷地は、同類の博物館としては東南アジア最大級だ。
写真提供:タイ国政府観光庁
建物は元々チャクリー王朝歴代の副王宮殿として建てられたもの。ラーマ5世の時代に副王制度が廃止されると、王宮内にあった公立博物館の展示品が現在の場所に移された。その後、「バンコク博物館」と名付けられて拡張・再編成され、1934年には芸術局の管理の下、「バンコク国立博物館」となった。
写真提供:タイ国政府観光庁
敷地内には多くの歴史的建物が点在し、展示室として使われている。展示品は、仏像やヒンドゥー神像などの宗教美術品から、王室ゆかりの伝統工芸品まで多種多様。歴代の王が使用した御輿や、食器や衣服など、王の身の回り品も展示され、王室の生活を知ることが出来る。中には古典楽器や、武器、王家の葬儀に使われる山車もあり面白い。
写真提供:タイ国政府観光庁
歴史館では、パネルやジオラマを使い、各時代の歴史がわかりやすく再現されている。仏教美術品のコレクションはアジア各々のスタイルを網羅。また、プッタイサワン仏殿内には国の守護仏であるシヒン仏が安置され、壁面には仏陀の生涯が壮麗に描かれている。ユネスコ記憶遺産に登録された「ラームカムヘーン王碑文」も必見だ。
写真提供:タイ国政府観光庁
毎週水・木曜日の9:30からは日本人ボランティアによる無料日本語ガイドを実施。約2時間のガイドで、仏陀の生涯を描いた壁画や宗教美術品、王家の葬儀、伝統工芸品など主要展示品を案内してくれる。 詳しくはこちら>
また博物館入口近くのショップでは、アジア美術を中心とした美術書を販売。博物館の日本語図録もある。
アクセスはBTS「ナショナルスタジアム」駅2番出口から、タクシーで約20分。
バンコク国立博物館 (National Museum Bangkok)
・住所:4 Na Phrathat Rd., Phra Borommaharachawang, Phra Nakhorn, Bangkok 10200
・開館時間:9:00~16:00(入場15:30まで)、休館:月曜日・火曜日・タイの祝日
・入場料:200バーツ
INFORMATION
名称 | バンコク国立博物館 (National Museum Bangkok) |
---|---|
住所 | 4 Na Phrathat Rd., Phra Borommaharachawang, Phra Nakhorn, Bangkok 10200 |
営業時間 | 9:00~16:00(入場15:30まで)、休館:月曜日・火曜日・タイの祝日 |
地図 | Googleマップで確認する |
何を読む?
国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます