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- タイの伝統行事を堪能する〜ロイクラトンの楽しみ方〜
ロイクラトンとは、タイで陰暦12月の満月の日に行われる伝統行事です。2015年は11月25日に開催されました。
中でも有名なのは、某アニメ映画でも参考にされたとされる、チェンマイの熱気球を飛ばすイーペンランナーですが、ロイクラトンでは主に灯籠を水に流すことで収穫、水の精霊に感謝し、罪や汚れも水に流して清めます。
バンコクでも、水があるところならどこでも灯籠を流します。公園の池でも川でも、家にあるプールでも。
特に私がお薦めする場所は、チャオプラヤ川とタイの東大と呼ばれるチュラロンコン大学です。
今回はそのうちのチャオプラヤ川でロイクラトンについてお伝えします。
チャオプラヤ川では多くの人が集まり、川辺から、または船からロイクラトンを流します。
アジアンティークという川沿いの商業施設に行くと観光客も多くイベント色が強く楽しめるそうなのですが、私たちは船に乗りワットアルンで灯籠を流す方法を選択しました。
こちらがチケット売り場です。
80THB(=260円程 2015年11月現在)でワットアルンまで行って、灯籠を流して帰ってくる所要時間40分のコースです。
サパーンタクシンの駅から降りるとロイクラト(灯籠)が屋台でたくさん売っているので、自分の好みの物を探して買います。そして、これを持って船に乗り込みます。
船に乗ると、こんな船にたくさん遭遇。
川辺のホテルではロイクラトンイベントが行われているので、生バンドの音が聞こえてきます。
こんな感じでディナーが行われるているのです。(準備中の写真ですが)
ぐんぐん進むと15分程でワットアルンに到着。
工事中でライトアップされていないのが残念でしたが、多くの人で賑わっています。
ここからお香とロウソクに火をつけ祈りをこめて、灯籠を川に流します。
タイ人のカップル。
家族。
友達。
みんなが真剣に祈りをこめて流す姿を間近に見る事ができます。
そして、船着き場までの帰り道、なんと大きな花火が!
20時頃に花火が上がると聞いていたけど、時刻は21時半。まさにタイ時間なので毎年何時に上がるかはわかりませんね。タイなのでどこでいつ上がるのかは、気長に待つのが良いのかもしれません。
日本での花火よりも、ビルの間から上がった花火はりスリリングです。
船の上で行われる仕掛け花火もなんとも豪快でした。
タイに何回も訪れている方は、こういうタイの伝統行事に合わせて来タイされるとまたちがう一面が見れて楽しめると思います。
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