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2015.10.28 14:59
YUKO:会社員(在住6年目)
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真っ暗闇の空間であなたは何を感じますか?

Dialogue in the Dark5.jpg
©Dialogue in the Dark

1988年にドイツ人の哲学博士アンドレアス・ハイネッケ氏の発案から生まれた暗闇のエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験されたことはありますか。

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これまで全世界32か国、130都市以上で開催され、日本でも1999年に初開催、現在は東京外苑前と大阪に常設されています。ここ、シンガポールには常設されて今年で6年目。毎年約2万人が訪れるとのことです。東南アジアでは初めての教育機関である「Ngee Ann Polytechnic(ニーアン・ポリテクニック)」内に設けられ、政府からのサポートを受けて運営されています。そんなダイアログ・イン・ザ・ダーク・シンガポールでは、今年国際カンファレンスが開催され、世界各国から関係者や一般の方が集まりました。※大阪は積水ハウスとの共創プロジェクトとして運営

今回は、実際にダイアログ・イン・ザ・ダークを体験し、スタッフ、ガイドの方にインタビューをさせていただきました。

 

世界を魅了するダイアログ・イン・ザ・ダークとは一体なに?

Dialogue in the Dark3

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、光が入らない漆黒の闇の世界。最初は暗闇だったとしても、そのうち少しずつ光が見えてくるだろうと思っていましたが、全く光は見えません。その中を案内するのは、ガイドと呼ばれる暗闇のスペシャリストでもある視覚障がい者。ガイドに案内されながら様々な場面を体験していきます。最初は暗さに戸惑いながら進んでいきますが、次第にガイドの力強く、明るく、そして温かみのある声に元気づけられ、視覚を使わない世界を体験することができます。

普段、私たちは視覚から入ってくる情報が約9割近くを占めるといわれています。その視覚から入る情報が全くない分、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの他の感覚器官を研ぎ澄ませ、人種、性別、年齢、肩書、外見など全く関係なく、同じ時を過ごします。その中で人の温かさに触れたり、コミュニケーションの大切さを再確認したり、自分自身を見つめなおすきっかけになったり、様々な気づきがあるかと思います。そして視覚障がい者であるガイドが、楽しみながら晴眼者に暗闇での遊び方を教えてくれる、まさにそんなエンターテインメントがダイアログ・イン・ザ・ダークです。

 

教育機関施設内に設置されている特徴とは?

Dialogue in the Dark4

ダイアログ・イン・ザ・ダーク・シンガポールは「Ngee Ann Polytechnic(ニーアン・ポリテクニック)」という教育施設内に常設されています。このPolytechnic(ポリテクニック)とは日本ではあまりなじみがないように思いますが、イメージとしては大学の手前に位置する教育機関。シンガポール教育省の管轄下にあり、実務レベルの人材を育成する目的で作られ、学生はより実務に近い教育を受けられます。政府管轄下といっても、学校が独自のスタイルを保てるユニークな位置づけにあります。そのような理由もあり、こちらの学生は在学中に必ず1回はインターンとしてダイアログ・イン・ザ・ダークの運営に半年間に携わることになります。ほとんどの学生は、今まで視覚障がい者の方と触れたことがないかとは思いますが、インターン生と視覚障がい者が同じ空間で時間を過ごしたり、施設の運営という実務面も体験できたりというとてもいい仕組みが出来上がっています。実際に、ここでインターンを何度か経験しているJoshua氏は、「最初は視覚障がい者にどうやって接したらいいか戸惑ったけれど、ガイドとのふれあいの中で気づかされることが多く、自分自身も人として成長できたと思う。だから、またインターンとして戻ってきました」と話してくれた。

普段の生活では、私たちが障がい者をサポートする側になるかと思いますが、暗闇ではその立場が一転。私たちがサポートしてもらう側になります。若いインターン生が、立場を超えて、様々な経験を得られるということは、インターン生の将来や、今後の社会に与える影響はとても大きく重要なことだと思います。

 

ガイドとは一体どんな人?

暗闇を案内するガイドは、シンガポールには現在17名。ガイドになるにももちろん就職面接があり、選ばれた方がガイドとしてのトレーニングを受けます。実際にツアーを体験して感じたことは、「声」から感じとれる温かさと同時に前に進んでいく強さでした。その声が暗闇で不安に感じている人を後押ししてくれます。

ツアー内はもちろん英語になりますが、ベテランガイドのWilliam氏は日本語も話せます。ただ、全ガイドは同じトレーニングを受け、同じ質を保っているため、特にガイドの指定はできないそう。William氏の座右の銘は”Be Positive, Be Active”とのこと。その言葉通り、スタンダードチャータードマラソンは6年以上参加経験もあり、国際アーチェリー大会でも受賞した経歴があるかなりのスポーツマン。毎週近所の公園をランニングするのは欠かさないとのこと。

 

体験までの流れ

・申し込み・・・限られた人数での体験ツアーになるためウェブサイトより事前予約。基本的には8人一組で体験します。

・金額・・・大人25ドル、子供(9歳以上から)15ドル。その他、ファミリーパッケージとして大人2名+子供1名で60ドル。

・所要時間・・・ツアーは60分、そのうち後半15分は暗闇のカフェを体験。カフェでは好きなドリンクをオーダーをして、お支払いも体験。ドリンクを自分の席まで運び、くつろいだ雰囲気でそれぞれが感じたことをシェアしながら過ごします。

・服装や注意事項など・・・靴はヒールは避け、足先を覆う運動靴などがおすすめです。また暗闇に持っていけるのは、入り口で借りる白杖とカフェ代の2ドル程度。携帯もかばんもロッカーに預けていきます。

・特別なリクエスト・・・車いすなどでの利用の際は事前に問い合わせが必要です。

 

様々なバージョンの暗闇体験

Dialogue in the Dark1

一般の方々はもちろん、小中学校の生徒向けや企業向けのワークショップなども同場所にて頻繁に開催されています。また、ガイドはスピーチや話し方のトレーニングも受けているため、実際に学校や企業に赴き、講演をする機会もあるとのこと。また、誕生日を暗闇で過ごす「Birthday in the Dark」や暗闇の中のコンサート「Concert in the Dark」、暗闇でランチを楽しむ「Lunch in the Dark」、クリスマス時期限定の「Christmas in the Dark」などもあります。特に年に一度開催されている「Concert in the Dark」は毎年チケットは完売とのこと。

 

是非、興味を持たれた方は予約をして体験してみてください。新しい世界に出会えると思います。

地図・詳細はこちら

Dialogue in the Dark Singapore

URL:www.dialogueinthedark.com.sg
営業時間:9:00~17:00 (土日休)
電話番号:(+65) 6460-6222
住所:Ngee Ann Polytechnic, Block 5, Level 1, 535 Clementi Road, Singapore 599489

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