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- ヒンドゥー教最大のお祭り!光の祭典「Deepavali(ディーパバリ)」
ヒンドゥー教徒にとって最も重要な行事と言われる「Deepavali(ディーパバリ)」。「光の祭典」とも呼ばれるこのお祭りでは、オイルランプや電飾で飾り付けられたリトル・インディアの街並みが華やか。
パレードやコンサートなどのイベント、民族衣装やランプの屋台、そしてヘナアートがお祭り気分を盛り上げる。国民の休日にもなる2015年のディーパバリは11月10日。
光の祭典「Deepavali(ディーパバリ)」
ディーパバリは、別名「Festival of Light(光の祭典)」と呼ばれている。由来には様々な説があるが、一般的なものとしては、悪に対する善の勝利(闇に対する光の勝利)を祝う祭とされる説が有力。
悪の象徴「ナラカスラ」が独裁政治を行う中、家臣たちが主教「クリシュナ」に助けを求めた。善の象徴「クリシュナ」がナラカスラを破り凱旋した夜が新月だったことから、家臣たちが祝福のため、暗い街をランプで照らして祝ったという言い伝えがある。ディーパバリでは、この伝説を継承し、オイルランプに灯りをともして善の勝利を祝うとされている。街中がランプの灯りに包まれるエキゾチックな祭典。
お祭りモードを味わうならリトル・インディアへ
多民族国家シンガポールでは、このヒンドゥー教の祭典を尊重し、当日は国民の休日に定められている。この日はSri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)での祝賀が最も盛大。ヒンドゥー教徒は、新調した服で礼拝をし、家族や友人同士で集まってパーティーをする。また、伝統的なヘナアートを体中に施して祝うのもお決まり。
お祭りは参加した者勝ち!
このお祭り、ヒンドゥー教信者でなくても楽しめる要素が沢山。
街の華やかな装飾を見るだけでも十分だが、ヒンドゥー教徒のようなヘナアートを体験してみるのもいい思い出になるはず。観光客や外国人相手に地元のヘナアーティストがアートを施してくれる店もあり、ぜひトライしてみたい。ポイントで手の甲や腕、足首などにアートをするのも気分を盛り上げるのに十分だ。
その他、祭のメインアイテムであるキャンドルやランプを購入したり、インド料理が振る舞われる屋台で食べ歩きをしたり、インドの伝統的紅茶「テ・タリ」を飲んでみたり……。いつものリトル・インディアより更に活気に溢れた街を歩けば、パワーをもらえること間違いなし。
ヒンドゥー教コミュニティでは会計年度の開始をこの日に定めることもあるくらい縁起がいいと言われるこの日。
パワーが溢れるハッピーなこのお祭りにぜひ参加してみよう。
©All photos to Singapore Tourism Board
INFORMATION
名称 | リトル・インディア |
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