インドネシア
グルメ
絶対的存在「イブオカ」にライバル店出現!?

バリ島ウブドの新興バビグリン専門店「グンチュン」

著者撮影

豚の丸焼き「バビグリン」は、豚のお腹の中に野菜や香辛料を入れ、直火で丸焼きにする、バリ・ヒンドゥー教の儀式やお祭りの際に登場するバリ島の伝統料理だ。 


 
というと観光客はなかなかいただける機会がないと思われるかもしれないが、専門店や屋台で手軽にいただくことができるのがうれしいところ。なかでもバビグリンの専門店として国外にも名を馳せているのが、ウブドの「イブオカ」だ。バリのガイドブックには必ずといっていいほど掲載されている有名店で、地元の人や観光客でいつも賑わっている。

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今回、紹介する「グンチュン」は、その「イブオカ」からわずか徒歩3、4分のところにオープンした、バビグリン専門店。小ぢんまりとした素朴な店だが、2階はオープンエアになっていて気持ちいい。

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メニューは、バビグリン(Rp. 40,000)、スペシャル(スープ付き、Rp. 50,000)の2種とシンプル。写真付きのメニューがあるのでオーダーも容易だ。

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ぷりっとした厚みのある肉には、中までしっかりと味がしみ込んでいる。また、これを目当てにバビグリンを食べるという人も多いバビ(豚)の皮は、パリパリと香ばしく、皮の裏側についている上質な脂肪がじゅわりと口内でとろける。付け合わせのウルタン(バリ風ソーセージ)は、ローカルの大好物。スパイスのきいたラワールとともに、混ぜ合わせてわしわしといただきたい。ブンクス(持ち帰り)してホテルでゆっくりいただくのもいいが、ウブドの風を感じながら2階席でいただくのもおすすめだ。

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日本ではなかなか食べられないバビグリン。バリを訪れたらぜひチャレンジしてみたい。王道の「イブオカ」と味比べするのも楽しいはず!

 
(text : Aya Hasegawa)

 
GUNG CUNG (グンチュン)
・住所:Jl.suweta #23 , Ubud, Bali
・電話:(+62)361-2022 568

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