カンボジア
グルメ
チュガンニュ!シェムリアップVol.2

濃厚なスープとボリュームがたまらない!カンボジア風ビーフシチュー

町のスケールは小さいながらも、たくさん美味しいものが食べられるシェムリアップ。カンボジアの「クメール料理」はもちろんのこと、世界中の食が集うこの町で私が見つけた「チュガンニュ!(クメール語で美味しい!の意)」を独断や口コミなどを交えつつお届けしていきます!

 

味、ボリューム、香りの3拍子揃ったリッチなクメール・ビーフシチュー

著者撮影
 
今回のチュガンニュ!は「Malis Restaurant Siem Reap」のビーフシチューです。
正確なメニュー名は「Saraman Beef」。でんと大きなお皿に盛られたシチューから、ゴロゴロと大きなビーフが頭を出していて、テーブルに運ばれたときの香りとその見た目にぐぐっと食欲をそそられます!

食べてみると、お肉はほろりと柔らかく、スープはさらっとしていながらもしっかりと味を主張。カンボジアのスパイスとハーブを使った「クルーン」がよく煮込まれたビーフと絡み合っています。口に入れると、クルーンの香りがふわっと広がり、このカンボジアらしい味をじっくり楽しめます。クルーンは地元の人が料理によく使うもので、特にこのようなスープを作るときに欠かせないものなんです。味とボリューム、香りの3拍子がそろったSamaran Beefで、リッチにクメール料理を体験することができました。

 

創作クメールテイストのデザート

著者撮影

実をいうと今回チュガンニュ!としてご紹介するか迷ったほど、ビーフシチューと同じくらいほっぺが落ちたのがこちらのデザート「Kampot Pepper Brulee」です。写真右から、ジャスミンアイスクリーム、ココナツミルクのおかゆ風、クリームブリュレのペッパー添え、どれも甲乙つけがたい美味しさだったんですが、私が気に入ったのはクリームブリュレでした。トッピングだけでなく、クリームの中にも胡椒のスパイシーさがほんのり感じられ、カンボジア名産物である胡椒を上手く生かした一品です。

著者撮影

Malisはお料理の評判もさることながら、この豪華な造りの建物も足を運びたくなる理由の一つです。優雅な気持ちでお食事を楽しむことができますよ。今回ご紹介したメニュー以外にも美味しいクメール料理がたくさん揃っているMalis。この国の「チュガンニュ」を人々に知ってほしいと経験豊富なカンボジア人のシェフたちが腕を振るっています。

著者撮影

ランチやディナー以外にも、$7(税別)でいただける朝食ビュッフェも人気です。クメール、ウェスタンの両方が揃っており、とてもお腹いっぱいになるのでブランチにおすすめですよ。

 
Malis Restaurant Siem Reap
https://www.malis-restaurant.com/siemreap/
営業時間:6:30-10:00/11:00-14:00/18:00-22:00

 
シェムリアップで見つけた「チュガンニュ!(クメール語で美味しい!の意)」なグルメ
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