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- 「世界の美食トップ50」最新版! 第1位はあのタイ料理
世界に広がるCNNのネットワークを駆使し、旅にまつわる情報を発信する旅行情報メディア『CNN Travel』。同メディアが調査している「世界の美食トップ50」の最新版が、2020年9月30日に更新された。今回も、多くの東南アジアグルメがランクインを果たしている。
東南アジアからは3品ランクイン!
「世界の美食トップ50」第1〜10位はこちら
まずはトップ10に入ったグルメを、国名とともにご紹介。
1位 マッサマンカレー/タイ
2位 ナポリピッツァ/イタリア
3位 チョコレート/メキシコ
4位 寿司/日本
5位 北京ダック/中国
6位 ハンバーガー/ドイツ
7位 ペナンアッサムラクサ/マレーシア
8位 トムヤムクン/タイ
9位 アイスクリーム/全世界
10位 チキンムアンバ/ガボン
マッサマンカレー 写真提供:タイ国政府観光庁
東南アジアからは堂々3つの料理がランクイン。見事第1位に輝いたのは、タイの「マッサマンカレー」だ。“カレーの王様”とも称される「マッサマンカレー」は、タイ南部が発祥の地。ココナッツミルクをベースに、カルダモンやシナモンといった香り豊かなスパイスを加えた一品だ。甘みとコクがあり、今や日本でも人気を誇るのはご存知の通りだろう。
ペナンアッサムラクサ ©️TRIPPING!
第7位に登場したのは、マレーシアの「ペナンアッサムラクサ」。「ラクサ」といえば、多くの方がココナッツ風味のカレー麺を思い浮かべると思うが、「ペナンアッサムラクサ」はというと、魚介系の辛く甘酸っぱい麺料理だ。フレーク状の鯖やタマリンド、ミント、レモングラス、タマネギ、パイナップル…と、東南アジアらしい具材を使ったペナン島の代表的な料理で、マレーシアでは人気の高いメニューのひとつとされている。
トムヤムクン 写真提供:タイ国政府観光庁
再びタイより第8位にランクインしたのは、「トムヤムクン」。「トム」=煮る、「ヤム」=和える、「クン」=エビを指し、エビのほかにもふくろ茸やトマトなどを入れて煮込む、世界三大スープのひとつだ。酸味と辛味があわさったスープは、レモングラスをはじめとする複数のハーブや、ナンプラーで味付けされている。
第11位以降もインドネシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール料理がランクイン!
東南アジアからは、ほかにも多くのグルメがランクイン。
惜しくもトップ10入りを逃した第11位には、ココナッツミルクやスパイスで牛肉などを煮込んだ、インドネシアの「ルンダン」が登場。過去のランキングでは第1位に選ばれたこともある、根強い人気グルメだ。
少し間を開けて第27位には、フィリピンから豚の丸焼き「レチョン」がランクイン。続く第28位には、日本でもおなじみのベトナム料理「フォー」が、さらに30位には、これまたベトナムから生春巻き「ゴイクン」が選出された。またシンガポールからは、第35位に「チリクラブ」、そして第45位には定番メニューの「チキンライス」が登場。最後に第46位には、パパイヤを使ったタイ料理「ソムタム」が選ばれる結果となった。
ちなみに日本食は第4位の「寿司」のほか、第29位に「近江牛ステーキ」、第32位に「あん肝」がランクインしている。
このように東南アジアには、世界中から愛される美食がいっぱい。今回のランキングを参考に、次の旅は東南アジアグルメを味わい尽くす旅を計画してみてはいかがだろうか。
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