タイ最先端の野外アートフェス「Wonderfruit 2017」パタヤで開催

タイの最先端を行く人気フェス

©Wonderfruit Festival
 
2014年のスタート以来、タイ国内外から多くのファンを集めている「Wonderfruit Festival（ワンダーフルーツ・フェスティバル）」。会場は前回と同様、タイ東部のビーチリゾート・パタヤに位置するゴルフクラブ「The Fields at Siam Country Club」で開催。4日間に及ぶイベントでは「MUSIC」「ARTS」「FARM TO FEASTS」「WELLNESS & ADVENTURES」「TALKS& WORKSHOPS」「FAMILY」という6つの大きなPILLARS（テーマ）が設定され、世界中から集まった有名アーティストらがそれぞれのテーマに沿ったステージや展示、ワークショップ、物品販売などを行う。

フェスの見どころ

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“sunrise to sunrise（日の出から日の出）”まで一日中繰り広げられるという音楽ステージには、国内外から86組ものアーティストが参加。イギリスヒップホップのパイオニアROOTS MANUVAやテクノミュージシャン兼DJのRICHIE HAWTIN、ニューヨーク出身のロックバンドYEASAYERらも登場する。
 

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毎回会場を飾る大規模なアート作品にも注目。前回の同イベントでも象徴的なオブジェとしての役割を果たしたカリフォルニア出身の建築デザイナーGregg Fleishmanによる「Solar Stage」も姿を変えて再び登場。登ったり座ったりできる彼の得意とするパネルを使ったオブジェの麓では、各種イベントが行われたり、人々が集まったりする際に使われる主要会場に。
 

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LED照明と3Dサウンドを備えたオブジェ「ALTN8」は、童話「不思議の国のアリス」がモチーフ。LED照明の演出は、パリを拠点に活動するVisual Systemがプロデュースする。ダンスフロアを見下ろす6mの高さのステージからは、Mimi LoveやSeboらのベルリン出身アーティストがパフォーマンスを予定。360度のオーディオ体験ができる新感覚のステージが、ゲストを興奮の渦へと巻き込んでいく。
 

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ダイニングも魅力の一つ。人気シェフプロデュースの店舗では、オーガニック食材を利用したモダンな料理が振る舞われる。Dean & DelucaやHEALTHY FOOD TRUCKS（キャラバンによる気軽な食事）の販売から、タイ料理の有名店Supanniga Eating RoomやGaggan、Nahmのシェフらによる予約制のスペシャルディナーまで登場。幅広いラインアップが楽しみだ。

©Wonderfruit Festival

因みに、プラスティック製品を利用しないPPC（Plastic Pollution Coalition）の世界的アライアンスに賛同する当イベントでは、場内全て再生可能な素材で作られた食器を使用。原料には、サトウキビジュースを作る際に出る茎の屑などを利用しているそうだ。

楽しみ方もさまざま

チケットは4日間券、土日券、日曜券の3種類が用意されている。当日券も販売されるが、お得にチケットを購入したい方には前売り券の購入がおススメだ。前日13日まで公式サイトより購入できる。
・チケット情報はこちら＞
 

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どうせならフェスティバルを連日楽しみたいというゲストのために、会場内外にはさまざまな宿泊オプションも用意されている。近隣のパートナーホテルは9件、グランピングのような雰囲気が愉しめる「Boutique Camping」のオプションも。自身のテントを持参すれば、指定エリアにて宿泊代はなんと無料とのこと。

今年の2月の開催以降、よりサスティナビリティを意識して帰って来た「Wonderfruit Festival（ワンダーフルーツ・フェスティバル）」。参加者をWonderer（ワンダラー）と呼び、同じ価値観を持つ世界中の人々を広く巻き込むタイ最先端の野外フェスは、今回で4回目を迎える。