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- 現役の線路上に広がるメークロン市場とアンパワー水上マーケットの蛍ツアー
著者撮影
日本では絶対にありえない光景を目の当たりにするのも、海外旅行の楽しみの一つ。タイの「ありえない」の代表といえば、現役の線路の上で平然と営業するメークロン市場です。列車が近づくとパタパタとテントを畳むその光景は迫力満点!
また、メークロン市場のほど近くにあるアンパワー水上マーケットでは、タイの昔ながらの水上生活の様子を垣間見つつ、夜にはクリスマスツリーのように輝く蛍も目にすることができます。
バンコクからのワンデイトリップとしておすすめです。
線路の上に市場が!?衝撃の光景が見られるメークロン市場
現役の線路上にある市場・メークロン市場があるのは、バンコクから車で1.5時間ほどのところにあるサムットソンクラーム県。国鉄メークロン線の終着駅、メークロン駅前の線路上にテントを広げて営業しています。
さっそく市場の中に足を踏み入れてみましょう。歩くのは線路の上。これを日本でやると違法ですが、タイなら大丈夫です。
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線路の周りギリギリまで品物が並べられています。並んでいるのは、新鮮な野菜や果物。
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そして、肉や海鮮も。タイでよくあるローカル市場の風景です。
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ただ一点違うのは、列車が市場を通過する様子をこの目で見ようと、観光客が大勢訪れていること!
このメークロン市場を列車が通過するのは1日8回。今回私たちは14:30のメークロン駅着の列車が通過する様子を見学しました(※2017年7月時点です。都度最新の時刻表をご確認ください。)。
14:00ごろには線路の上はテントで完全に覆われていましたが、列車通過時刻が近づくとテントをたたんでいきます。市場の人たちは毎日のことで慣れているのでしょう。顔色一つ変えずに粛々と列車通過の準備が進んでいきます。
そして、ついに列車が顔を覗かせました。
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近い、近い!!
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大迫力です。
列車が通過してしまうと、あっという間にパタパタとテントを開いて、すっかり元通り。あまりの早業に唖然としてしまいました。
これはぜひ実際に間近で見て欲しい光景です。
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メークロン市場(タラード・ロムフッブ)
住所:Maeklong, Samut Songkram
昔ながらの水上生活を感じるアンパワー水上マーケット
メークロン市場での興奮覚めやらぬ中、そこから車で15分ほどのところにあるアンパワー水上マーケットに向かいます。
タイにはたくさんの水上マーケットがありますが、こちらのアンパワー水上マーケットは昔ながらの伝統家屋が残りつつも今どきのおしゃれなカフェなどもあって、バンコクに住むタイ人の若者にも人気なんです。金土日の15:00~21:00だけオープンするので、週末を狙って訪れるのがおすすめです。
マーケットは運河の両岸に広がっていますが、ところどころに橋がかけられて、両岸を自由に行き来することができます。橋の上から眺めると、なんともノスタルジックな景色が広がっています。
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さっそく市場を散策。面白い品物がたくさん売られています。可愛らしいビジュアルが特徴的なタイの伝統的なお菓子、ルークチュップ。
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美味しそうに焼かれた海鮮類は海辺の街ならでは。
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水上マーケットらしく、船の上で調理されたものも食べてみましょう。
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散策に疲れたら、おしゃれなカフェでフルーツスムージーを飲んだり、
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青空マッサージを受けることもできます。
船上からクリスマスツリーのような蛍を見よう
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日がくれて来たら、ぜひ蛍観賞ボートツアーに出かけましょう!アンパワー水上マーケットは、蛍が見られることでも有名なんです。
蛍観賞ツアーは、アンパワー水上マーケット内にいくつかあるボートツアーのカウンターで申し込むことができます。1時間ほどのグループツアーなら一人60バーツです。
ここで見られる蛍は、ランプ-という特定の木だけに集まる習性があります。日本の蛍とは違ってチカチカと光を発するので、まるでクリスマスツリーみたいで興味深いですよ。
また、ボートから見る、明かりの灯った夜の市場も幻想的で素敵です。
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アンパワー水上マーケット
住所;Amphawa, Samut Songkram
営業時間:毎週金土日の週末のみ 15:00~21:00, 蛍ツアーは18:30~
メークロン市場もアンパワー水上マーケットもどちらもおすすめですので、ぜひ併せて訪れてみてください。バンコクから日帰り日本語バスツアーも出ていますので、便利ですよ。
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