シンガポール
グルメ
1969年創業の肉骨茶店

シンガポールで支持され続ける肉骨茶レストラン「ソンファ・バクテー」

©TRIPPING!

シンガポールを代表するソウルフードのひとつ「肉骨茶(バクテー)」は、骨付きの豚肉をニンニクと漢方や胡椒などのスパイスで煮込んだスープ料理。

本文を読む

 
シンガポールに数あるバクテー専門店の中でも、地元の人やシンガポール好きの旅行者から支持されている名店が「Song Fa Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)」だ。

song fa bak kut teh1©TRIPPING!

1969年に創業して以来、味やサービスに対して一切の妥協を許さない創業者Mr. Yeo Eng Songのこだわりが受け継がれ、家族で経営していた屋台は、みるみるうちに国内に11店舗を展開する人気店となった。2016年~2019年の4年連続でミシュラン・ビブ・グルマンも受賞している。

 

“肉”で選ぶ、バクテーメニュー

song fa bak kut teh3
ポークリブ・スープ ©TRIPPING!

バクテーは全部で8種類。定番はポークリブ・スープ(小:7.60S$=約585円 大:9.80S$=約755円)とプライムスペアリブ・スープ(9.30S$=約715円)、プレミアムロアンリブスープ(13.80S$=約1060円)がラインアップ。定番の3つのメニュー以外にも、豚の肝臓、レバー、ヒレ、胃袋を使用したスープや、スライスした魚を使用したスープなども楽しめる。

song fa bak kut teh6
プライムスペアリブ・スープ  ©TRIPPING!

漢方とスパイス香る豚骨スープは、ピリっと効いた胡椒がアクセントになっていて、病み付きになる味わい。ホロホロになるまで煮込まれた豚肉には、豪快にかぶりつきたい。ちなみに、プレミアムロアンリブスープは3つの中でもより上品な味わいが特徴。数に限りがあるので、早めの時間に行ってオーダーするのが吉。

song fa bak kut teh7
プレミアムロアンリブスープ ©TRIPPING!

尚、バクテーのスープは、おかわり自由。熱々のスープが入ったポットを持って、スタッフが店内を廻っていて、スープが少なくなると継ぎ足しをしてくれる。お腹が一杯の時は、きちんとその旨を伝えよう。

song fa bak kut teh5
チリソースとダークソヤソース ©TRIPPING!

バクテーと一緒に頼みたいのは白いご飯。スープに浸して食べるのはもちろん、チリソースやダークソヤソースをたっぷり添えたホロホロの豚肉とご飯との相性も抜群。好みに合わせてご飯の代わりに揚げパンをオーダーするのも通な楽しみ方だ。

そして、バクテーに欠かせない中国茶は7種類。香り高いだけではなく、脂の消化も助けてくれるため、淹れたてのプーアール茶やジャスミン茶などを飲みながら食べてみるのも◎。

song fa bak kut teh4
甘酸っぱいライムジュース ©TRIPPING!

尚、店内では、お店の味が自宅でも再現できる、スープの素も販売している。10袋で22S$(約1,800円)で、お土産にもぴったり。他にも、シンガポールのギフトショップ「Wheniwasfour」とコラボレーションしたユニークなオリジナルグッズなども発売しているので、合わせてチェックしてみて。

 

旅行者に人気の店舗はNew Bridge road店

song fa bak kut teh2©TRIPPING!

チャンギ国際空港とハーバーフロントセンターにも新店舗がオープン!
11店舗の中でも特に賑わいを見せるのが、クラークキー駅近くにある 11 New Bridge road店。半分がオープンエアーになっている店内は、レストランと食堂の間のような趣で、ローカルな雰囲気が楽しめる。

song fa bak kut teh8©TRIPPING!

スタミナ満点のバクテーは、シンガポール旅行中に一度は味わいたい逸品。「ソンファ・バクテー」は、観光地や駅から近い店舗も多く、チャンギ空港に併設されている巨大商業施設「ジュエル」のレストランフロアにも出店しているので、ショッピングや観光の合間、帰国直前に、訪れてみてはいかがだろうか。




初回投稿日:2016年7月10日
情報更新日:2019年5月12日(情報追加更新)
情報更新日:2020年8月6日(情報追加更新)

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます