ミャンマー
観光
約2,500年の歴史を持つ寺院

ミャンマー最大の聖地!ヤンゴンの黄金寺院「シュエダゴン・パゴダ」

12mm-33-3_©ASEAN-Japan Centre

ミャンマーを代表するヤンゴンの仏教寺院「シュエダゴン・パゴダ」は、仏様の遺物が奉納されているという言い伝えがあり、約2,500年もの歴史を持つ寺院。

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生活の隅々にまで仏教信仰が根ざしているヤンゴンの人々とも深い関わりがあり、現在でも宗教的儀式やお祭りにも度々利用されている。黄金に輝く仏塔の上部には豪華絢爛な宝石が飾られている。

 

黄金に光り輝く仏教寺院

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ヤンゴンの北部に位置するシュエダゴン・パゴダは、その巨大な黄金の仏塔が存在感を放つ仏教寺院。ミャンマー仏教徒にとって最も重要な場所の一つだ。黄金に輝く外壁は遠くから見てもきらびやか。仏塔の上部にあしらわれたダイヤモンドは約5千個に上り、その中には最大76カラットの物もあると言う。

 

寺院建立の歴史

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シュエダゴン・パゴダの歴史は古く、この寺院と共にミャンマーの歴史があると言っても過言ではない。その昔、仏陀が悟りを開いたという噂を聞いた商人の兄弟が、仏陀を探す旅に出た。ついに仏陀との出会いを果たした二人は、蜂蜜の菓子をお供えし、仏陀の聖髪を8本もらう。その一部を奉納するために建てたのが、このシュエダゴン・パゴダだと言われている。

 
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熱心な信者からの豪華絢爛なお供え物が多数飾られるこの場所は、現在も季節ごとの宗教行事に利用され、ミャンマーの代表的な観光スポットとしても人気。世界中の多くの観光客にも広く親しまれている。

 

宝石の仏塔

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©TRIPPING!

8角形の土台の上に聳え立つ黄金の仏塔は、その高さなんと約100メートル。この仏塔を囲むように東西南北に回廊が伸び、64個の小さな仏塔と、それより大きい4つの仏塔が規則的に配される。中心の巨大な仏塔は、Base(土台)、Dome(円蓋)、Spire(尖端)の大きく3つの部分に分けられ、更に、尖端は4種類のデザインに分けられる。

2014-01-11 20_©TRIPPING!  仏塔に登る僧侶たち

2万を超える金の板が仏塔全体を覆い、その先端部分には5,448個のダイヤモンド、2,317個のルビー、1,065個の黄金の鐘、そして頂点には76カラットの巨大なダイヤモンドがあしらわれているそう。なんとも豪華なこの巨大な仏塔は、ミャンマーの人々を見守り続けている。

 

八曜日の神様の前でお参りを

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シュエダゴン・パゴダでは、生まれ曜日で自分の神様が決まる「八曜日の神様」でお参りをしたい。渡航前にチェックしておくのがおすすめ。

 

ヤンゴンの人々の憩いの場でもある寺院

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祈りを捧げる神聖な場所でありながら、市民の憩いの場でもあるシュエダゴン・パゴダ。腰を降ろして休憩をする人々や、夕日を眺める人も。夕方には、仕事帰りの人々が境内を掃除する姿を見ることができる。

 
アクセスは、市街地からタクシーで10分ほど。入口から境内までは、104段の階段かエレベーターを利用して登ることができる。

現地は観光地化が進み、Wi-Fiやお土産店などの施設も充実している。神聖な場所のため、内部に入る際は裸足になり、肘や膝を隠す露出の少ない服装で赴こう。

 
Shwedagon Pagoda(シュエダゴン・パゴダ)
・住所:Shwedagon Pagoda, Yangon
・営業時間:4:00~22:00(最終入場21:45)※3月と6月付近の満月の日は24時間営業になることも。8:00~21:00(ビジターセンター)
・入場料金:USD8
・アクセス方法:ヤンゴン市街地からタクシーで10分程度。

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