ベトナム
グルメ
地元の人々に圧倒的な人気を誇る

裏路地の名店で食す、ホイアン名物料理「コムガー」

著者撮影

ホイアン5大名物特集。第3回目は「コムガー」を紹介しよう。

 
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「コムガー」は一言で言うと、鶏の炊き込みご飯。日本でも人気を誇る中国の「海南鶏飯」やシンガポールの「チキンライス」、タイの「カオマンガイ」の兄弟料理とも言えるだろう。鶏の出汁で炊いたご飯と鶏の身を一緒に頂く料理だが、シンプルであるが故に魅力のある料理であり、シンプルであるのにお店によって味がハッキリ分かれるところが面白い。

何処で頂こう?とお店をリサーチした際、ベトナムのグルメサイトであるFoodyをチェックしてみた。すると、路地裏にありながら圧倒的な人気を誇るお店「Cơm Gà Xí」を発見。TripAdvisorには掲載されていないところも良い。早速足を運んだ。

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 ホイアン5大名物
1. White Rose(ホワイトローズ)
2. Fried Wonton(揚げワンタン)
3. Cao Lau(カオラウ)
4. Com ga(コムガー)
5. Mi Quang(ミークアン)

 

コムガー 30,000VND(約150円)

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期待の「コムガー」は届いて、『おおっ』と目を開いてしまったほど!

他国の鶏の炊き込みご飯は白米を用いるが、ホイアンのコムガーはターメリックを用いて黄色く色付けをしている。米はパラッと仕上がっており、鶏の旨味をたっぷりと吸い込んでいる。油分はほぼ無く、塩気は控えめ。

上品な味わいとコントラストをなすのは、鶏。日本の地鶏的な力強さを持っている。玉葱、青パパイヤと共に頂くと魅力がアップし、ヌックチャムはコチュジャンをもっと辛くしたような味わい深いソース。

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そして、ご飯のみならず印象的だったのが、自動的に付いてくる鶏スープ。鶏のモツを使用しており、スープは旨味が圧倒的。砂肝、レバーなども使用している点が興味深く、臭みは無し。ご飯とスープを相互に頂く事でどんどんハマる料理だと感じた。

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こちらはテイクアウェイで購入される方から、ふらっと寄ってファーストフード的に食べていく男子高校生など、お客さんの幅が広い。1杯30,000VNDと言う良心的な価格も繁盛の理由だろう。

路地裏の名店である。

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著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

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