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やっぱり本場で食べたい!

ぷるぷる食感が病み付きに!見た目も美しいフエ名物「バインベオ」人気店

著者撮影

フエ名物「バインベオ(Banh beo)」を専門とする人気店「Cung An Dinh」をご紹介。日本でバインベオを供するお店は言うまでも無く少ないが、ベトナム現地の知名度はどれくらいなのだろうか?全土で食べられると言うわけでもなさそうなので、結構ローカルな郷土料理なのかもしれない。

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バインベオは見た目が美しいため、ひとたび目にすると、必ずや食べてみたくなるように感じる。僕自身、可憐な花のような見た目に魅了され、フエに行くならば絶対に食べよう…と決めていた。

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「Cung An Dinh」は家族経営ゆえに、アットホームな雰囲気を発している。家の入口に当たる場所が食堂スペースになっており、奥で調理されたものを運んでこられるのが微笑ましい。尚、こちらは路地にあるため伺うのは難易度がやや高い。しかし、Googleマップを頼りに近くまで行き、看板を見落とさなければ、あとはスグ(便利な世の中になったものだ…)。

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Web上の情報には間違いもあり、僕は見事に本当の住所から2kmほど離れた場所をさまよったので、くれぐれもご注意あれ。

 

バインベオ(Banh beo) 20,000VND(約100円)

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ここでは、米粉を蒸した後、海老粉、揚げた豚の皮、ハーブ類をまぶして提供する。器からスプーンですくい、自家製のヌクチャムを付けて頂く。

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生地は米粉製なので、ぷるんぷるん、モチモチした食感が個性的で、予想外に歯応えがある。ぷにゅっと柔らかなのかと思いきや、モッチリ感の方が強い。

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生地自体は素朴なのだが、そこに海老粉と豚の皮が良いアクセントとなり、味わいの幅を格段に広げている。生地に軽い塩気があり、甘みのあるヌクチャムとのバランスが良好だ。

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とてもシンプルな料理ながらに大変魅力的な料理だと感じた。フエに行かれる事があれば、是非ともトライして欲しい。

 

著者 : yuya

手料理も愛するタベアルキスト。ハタチの頃からバックパッカー旅行をしており、世界を丸っと食べ歩き。特に東南アジア諸国と中国が大好きで、屋台メシを食べて、現地の市場で調味料や調理器具を買い付けてくるのが旅の楽しみ。日本国内でも、出来る限り現地に近い味わいのお店を探して日々徘徊。

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