タイ
ホテル/宿泊
日常から離れて自然の中でのんびり

心の底からリラックスできるリゾート!チェンマイの「hoshihana village」

著者撮影

先日、タイの連休を利用して、チェンマイ郊外にあるコテージ・リゾート「hoshihana village」に宿泊してきました。豊かな自然のなかで何もせずにひたすらのんびり。そんな休日を送るのにはおすすめのリゾートです。

 

広大な敷地に点在する個性豊かなコテージ

約1万㎡の敷地に特色の異なるコテージが7種類、計8軒建つ「hoshihana village」。どの部屋も素敵な外観・インテリアで、予約の際にはどのコテージに泊まるか、かなり悩んでしまいました。今回私が宿泊した「イチカワハウス」はファミリータイプのコテージ。日本の縁側を思い出させるようなオープンテラスや立派なキッチンがあり、とても快適に過ごすことができました。

著者撮影

各コテージ間の距離はゆったりと取られており、プライベート感がしっかりと保たれているのが特徴。まるで山中の別荘に滞在しているかのような、日常から離れたゆったりした時間を過ごすことができます。夜はテラスで虫の音を楽しみ、朝は鳥のさえずりで自然に目を覚ます。都会生活ではなかなか経験できないそんな贅沢な時間が終始流れた滞在でした。

「イチカワハウス」以外の他のコテージも「土の家」(テーブルもソファーも土!)や、モロッコの邸宅様式「リヤド」と北タイ伝統のランナー様式を融合させたスタイルのコテージなど、非常におしゃれな部屋ばかり。オーナーが日本人というだけあって、日本人女性好みの素敵なコテージばかりです。

 

映画「プール」の舞台

宿泊客の約8割を日本人が占めるというこちらのリゾート。タイ・チェンマイのゲストハウスを舞台にした映画「プール」の舞台となったことから、映画をご覧になって訪れる方が多いそうです。

映画のポスターにも登場したプールがこちら。緑に囲まれたプールはフォトジェニック!夜は満点の星空を眺めながら泳ぐことができますよ。

著者撮影

リゾート内の敷地を歩くとオーガニック農園があったり、にわとりが飼育されているスペースがあったり。タイなのですが、どこか日本の田舎を思わせるような風景が広がっています。美しい花々や植物を眺めながら園内をただ歩くだけでも安らいだ気持ちになりました。

著者撮影

著者撮影

 

宿泊料は「バーンロムサイ」への支援に

もともと、このリゾートはHIVに母子感染した孤児たちの生活施設を支援する目的でスタートしており、リゾートの宿泊料は隣接する施設への支援にあてられます。エイズの発症を抑えることが可能となった現在では、保護者のさまざまな事情で養育が難しくなったお子さんも預かるなど、施設の役割が時代とともに変化してきているようですが、2016年12月現在も30人弱のお子さんたちがリゾートの隣で生活を送っています。今回、スタッフの方に案内していただき、施設の子どもたちに会ってきたのですが、みんな元気いっぱい。家庭的な温かい雰囲気のなかでのびのび成長しているお子さんたちを見て、とても安心しました。

著者撮影

また、孤児院の運営費用をまかなう目的で、こちらでは日本向けにアパレルや雑貨の生産・販売も行っているのですが、その生産を行う工房もリゾートに隣接されています。

著者撮影

この日は山岳民族出身の女性たちが刺しゅうを行ったり、ビーズを縫い付ける作業工程を見学させていただきました。モノづくりの現場を見る機会は日常生活ではなかなか無いことなので、とても興味深い体験でした。事前予約が必要ですが、希望される場合には「バーンロムサイ」の子どもたちとの面会や工房の見学が可能なので、宿泊される方は隣の施設にも是非足を運んでいただきたいなと思います。

なお、工房でつくられた製品はリゾート内のショップでも購入が可能です。

著者撮影

少数民族の民族衣装だった古布を使ったり、山岳民族の染色技術を取り入れて作られた洋服や雑貨はタイらしい雰囲気にあふれていますが、デザインは洗練されており、東京の街中で普通に身に着けることができるものばかり。

著者撮影

お土産に最適な山岳民族のコーヒーや、施設の子どもたちの描いた絵をモチーフにした雑貨などもあります。

日本でも鎌倉に「バーンロムサイ」の商品を常設販売するショップがありますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます