タイ
基本情報
移住した人にインタビュー!

やっぱり気になる!海外に暮らすということ(2)

海外で暮らしている2人の移住ストーリー、第二弾。今回は、タイの古都「チェンマイ」に暮らしている山内牧子さんをご紹介。チェンマイで暮らすような旅が体験できる宿泊スタイルも合わせてお届け。

本文を読む

 

STORY2 2ヶ月の予定が、気がついたらチェンマイに暮らして7年目
山内 牧子さん

長年ヨガを学んでいた山内さん。インドやNY、日本で体を動かすヨガについて満足行くまで学んだ彼女は、次のステップとして「瞑想」を学ぶためにチェンマイへ。二ヶ月の旅の予定で、最低一ヶ月からスタートするタイ式のヴィパッサナ瞑想のコースに申し込んだのは2008年でした。

 

——移住のきっかけは?
実は移住しようと思って来たのではないのです。
タイ式のヴィパッサナ瞑想のコースは素晴らしい経験でした。コースが終わって帰国しそのまま京都の瞑想センターで次の学びの機会を予定していたのですがあいにく席に余裕がなく申し込むことが出来なかったんですね。そこで、帰りの航空券を延期したのです。それが移住の始まりです。一年有効のチケットだったのですが結局一年も暮らしたチェンマイを離れることが出来ずそのチケットを破棄して今に至っています。
瞑想
ヴィパッサナ瞑想のコースで学んでいた頃の山内さん

 
——現在のチェンマイでの活動を教えてください
現在はチェンマイ旧市街の古民家「アムリタガーデン」で、Organicマクロビカフェ、タイ北部の手仕事を大切に受け継いだオリジナルの衣類やヨガグッズのショップ、暮らす様な旅が満喫できるカフェステイ(宿泊施設)を経営しています。さらにヨガクラスや断食コース、さらには麹つくりなどのワークショップなど、私の好きなことをどんどん発信しています。旅人のみならず地域に住まわれている方にも足を運んでいただける場所作りを目指しています。ここでは、日々の生活そのものがヨガの学び。毎日の生活の中にこそ祈りがあり、その事を信条に活動しています。

amrita02
Organicマクロビカフェでは、カラダも心も喜ぶ食事やスイーツを提供している

workshop
写真左:草木染めのワークショップ   写真右:お酒のワークショップ

 
——チェンマイ暮らしの気に入っている点は?
チェンマイは仏教徒が多くまた瞑想の学びの機会を得るため多くの外国人がいて、町も人もおおらかで優しいこと、ヘルスコンシャスなショップやレストランが多くベジタリアンにとって住みよいこと、数多くの学びの機会があること等が私にとって大きな魅力です。チェンマイに初めて訪れた2008年まで毎年3カ国以上を旅するのが趣味だった私がピタっとチェンマイに吸い寄せられ留まりました。とっても不思議ですが私にとってチェンマイは必然的な居場所だったのだと思います。
b0128737_20254875
チェンマイのどこか懐かしい風景もお気に入りのひとつ

 
——移住してみて大変だと感じることは?
海外在住で一番大変なのは滞在許可(ビザ)の取得です。これには毎年の更新ごとに悩まされます。また滞在させていただいている国で正しく収入を得ることも難しいことです。その国の法律をよく理解し、住まわせて頂いている国に失礼のない様に肝に銘じています。

 
——これから、海外に移住を考えている人へのメッセージをお願いします
移住と構えるとなかなか一歩が踏み出せないかもしれませんが、私の様に旅人の延長から移住と考えると少し気軽ではないでしょうか。どんどん旅に出て、暮らす様な旅をして町に溶け込んで、楽しんでみてください!

 
>山内 牧子さんの記事はこちら

 

チェンマイで移住体験してみよう!
暮らすようにステイする

国内外からヨガや瞑想を学ぶために人々が集まる古都チェンマイ。山内さんのように、日本からも学びを求めて中長期に渡って滞在する人も後を絶たない。多くの寺院が立ち並び、まるで街そのものがパワースポットのようと言われるチェンマイに暮らしてみれば、自分の内面と向き合い、次のステップの活力を蓄えられるかもしれない。いつもより長く滞在するなら、現地のお家を利用してみては。物件のオーナーと利用者を個人間で繋ぐWebサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」には、最短1日から借りることができる物件が紹介されているので利用してみるのも一つの手。その土地やそこに暮らす人々の感謝の気持ちを忘れずに、移住体験をしてみるのはいかがだろうか。

 
■寺院が多数点在する旧市街地に滞在
airbnb005
正方形の堀と城壁に囲まれた旧市街には、多くの由緒ある寺院が点在している。仏教が生活に根づく古都の中心で、その信仰に触れながら暮らしてみよう。 ©Airbnb

 
■旧市街地の東、新市街地に滞在
airbnb004
旧市街の東側に広がる新市街地エリアには、古都らしいノスタルジックな雰囲気に、モダンなテイストを掛け合わせたようなユニークな滞在先も多数。オーナーのこだわりを感じながら好みの物件を探してみるのも楽しいひととき。 ©Airbnb

 
様々なタイプの物件があるので、イメージしている生活スタイルに合わせて移住体験してみよう。実際に暮らしすようにステイすることで、日本では見えなかったものを得られること必至。まずははじめの一歩を踏み出してみては!チェンマイの物件はこちらからチェック。

 

こちらも合わせてCheck!
STORY(1) 行くなら今!夫婦で選んだシンガポールへの移住
守家 玖美さん

 

何をむ?

国名・都市名、ジャンルを選ぶと、読みたい記事を絞りこみできます