旧市街の最新カフェで楽しむ！ 中華風のモーニング&タイスイーツ

「Lhong Tou」のローズティー 160THB　著者撮影

ホテルの朝食やアフタヌーンティーもいいけれど、せっかくだからバンコクならではの朝食やスイーツも楽しみたい！　今回はそんな日にぜひ訪れてほしい旧市街のカフェ２軒をご紹介します。どちらもバンコクらしさ満載の味わいなのはもちろん、インスタ映えするかわいさもパーフェクト！　お寺巡りや観光の合間に気軽に立ち寄れるロケーションも嬉しい２軒をセレクトしました。

旧市街歩きのスタートは絶品お粥とミルクティーから
「Lhong Tou」

バンコクの中華街、ヤワラー通りで今話題なのがこちら。連日タイ人客が行列を作るほど人気で、バンコク在住のインスタグラマーなら知らない人はいないほどの有名カフェです。ヤワラー通りの雰囲気にぴったりの中華風カフェで、お粥や点心、中国茶など、タイの中華街で人気のフードやドリンクを気軽に楽しめます。

チャイニーズ ブレックファースト 129THB　著者撮影

1番のおすすめは小さなおかずがたくさん付いたこのお粥のセット。小鉢がせいろに並んだ様子がキュートで、どのテーブルでも必ずオーダーされている人気メニュー。かわいいのはもちろん、おかずのひとつひとつが丁寧に作られたのが伝わるおいしさ。塩辛いものや甘いもの、酸味が効いているものなど味わいのバリエーションも豊かなので、お粥を飽きることなく楽しめます。

エッグラヴァバン 29THB　著者撮影

とろりとなめらかなたまご餡が入ったエッグまんも、ぜひ食べたいメニューのひとつ。塩気の効いたトロトロ餡とサクサクとした皮の組み合わせは、想像以上のおいしさです！

タイミルクティー 75THB　著者撮影

ここで絶対にオーダーすべきなのが、店のシグネチャーでもあるタイミルクティー。まろやかでコクがあるのに重さはなく、タイティーの香りがしっかりと感じられるロイヤルミルクティーのような仕上がり。トッピングされたピーナッツパウダーの食感と香りもいいアクセントに。ちょっと甘めのタイミルクティーは暑い日の観光疲れを癒すのにも最適なので、朝食に間に合わないようなら午後にお茶を飲みに寄るのもいいかも。

カラフルでおしゃれな店内はタイ人に人気の撮影スポット　著者撮影

Lhong Tou

昔ながらのタイの屋台菓子が、かわいいカフェスイーツに！
「KANOM CHAN」

タイらしい色合いのゆったりとした空間　著者撮影

最近バンコクで急激に増えているのが、昔ながらのタイの伝統菓子を現代風のアレンジで提供しているカフェ。今まで主に屋台やタイ菓子専門店でしか売られていなかったタイのお菓子をかわいい店内で味わえるとあり、外国人はもちろん、タイの若い人たちの間でも年々人気が高まっています。なかでも、最近オープンして瞬く間に人気店の仲間入りをしたのがここ、「KANOM CHAN」です。

ウェルカムドリンク　著者撮影

こちらはホステルの５階にあるカフェで、ルーフトップバーも併設。タイの伝統的なインテリアをうまく取り入れたかわいらしい店内はとくにタイ人に好評で、週末はファミリーやカップルで賑わっています。お菓子はもちろん、ドリンクもタイテイストのものがずらり。レモングラスやパンダンなどタイのハーブドリンクが楽しめるほか、タイのクラフトビールも味わえます。

カノムクロック 95THB　著者撮影

インスタ映えを狙うなら、まずオーダーしたいのがカノムクロック。オーダーしてから15分ほどで、鉄板に入った焼きたて熱々をテーブルに運んでくれます。見た目からは味が想像しづらいけれどココナッツと米粉がベースで、焼きたてをつまむと外側はカリッ、中はトロトロ！ こちらのカノムクロックは甘さが控えめなので、タイ菓子の甘さが苦手な人でも食べやすい仕上がりです。

トーンムアンソット 65THB　著者撮影

こちらはタピオカ粉をベースにしたもの。ほんのり優しい甘さの生地はもっちりとした厚めのクレープのような食感。中に包まれているココナッツの実の味わいもポイントです。同じトーンムアンでも乾燥させたパリパリ食感のものはスーパーなどでも買えますが、こちらの生食感タイプは市場などに行かないとなかなか買えないので、ぜひこちらで試してみてくださいね。

週末はタイ人ファミリーやカップルで賑わう　著者撮影

KHANOM CHAN

(text & photo : 白石路以）