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ホテルから選ぶわたしの旅

オールスイートのラグジュアリーホテル「137ピラーズ・バンコク」

©137 Pillars Suites and Residences Bangkok

「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、今年3月にオープンした「137ピラーズ・スイート&レジデンス・バンコク」をご紹介。


 
バンコク在住の外国人向け高級コンドミニアムが並ぶスクンビット39通りに佇む「137ピラーズ・スイート&レジデンス・バンコク」。ホテル34室とレジデンス179室からなり、ホテルの客室はすべてがスイート仕様。

映画『王様と私』のアンナの息子が所有していた建物をホテルにしたことで有名なチェンマイの「137ピラーズ・ハウス・チェンマイ」と同じオーナーが建てたラグジュアリーホテルとあって、早くも話題をさらっている。

 

バンコクの喧噪とは無縁のラグジュアリーホテル

「137ピラーズ・スイート&レジデンス・バンコク」は、小規模の良質なホテルのみが厳しい審査を経て加盟することができる「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」にも加盟しているホテル。

客室数は34室と少ないのだが建物内部はホテル階とレジデンス階に別れており、設備が充実しているのも魅力だ。プールやジムはホテル宿泊者とレジデンス宿泊者用に分かれており、ホテル宿泊者は、レジデンスエリアのファシリティも使うことができる。

スコータイ・スイート(70㎡)、アユタヤ・スイート(95㎡)、トンブリ・スイート(116㎡)、ラタナコーシン・スイート(127㎡)の4タイプからなる。写真はトンブリ・スイート   photo:Kazuyo Kawatoko

開放的なホテルのバスルーム。アメニティはタイのナチュラルブランド、パンプリのもの   photo:Kazuyo Kawatoko

photo:Kazuyo Kawatoko

photo:Kazuyo Kawatoko

客室は大理石のバスルームやワインセラーを備えたマキシバー、チェアーを配したデイベッドを完備したバルコニー、ウォークインワードローブなどを完備した広々とした空間。バトラーサービスが付いているのも安心だ。

 

まるで空に浮かんでいるようなインフィニティプール

photo:Kazuyo Kawatoko

ホテルの屋上にはホテル宿泊者専用のインフィニティ・スカイプールとカバナ・ラウンジを完備。周辺が住宅街ということもあり、視界を遮るものがなく、遠くまで広がる景色と心地良い解放感を体感できる。プールサイドのカバナでドリンクを楽しむのもおすすめだ。

photo:Kazuyo Kawatoko

photo:Kazuyo Kawatoko

 

気分に応じて利用できる3つのダイニング

ホテル内にダイニングは3つ。27階にある「ニミット」ではタイ料理をベースにした創作料理が楽しめる。隣接する「ジャック・べインズ・バー」は、かつてチェンマイにあった137 ピラーズ社のジャック・ベイン氏の名前を冠したバー。チェンマイの137を彷彿とさせるチークづくりのムーディな空間が広がる。

料理もフォトジェニック! 手長海老とソバを使った一品   photo:Kazuyo Kawatoko

ロビー階にある「バンコク・トレーディング・ポスト」は6:00から23:00までオープンし、地元の人たちもよく利用しているデリ・ビストロ。オリジナルグッズのデザインも優れているので、お菓子などをお土産に購入するのもいいだろう。

イタリアンからケーキ、カフェまでメニューも豊富   photo:Kazuyo Kawatoko

また、スイート宿泊者専用のクラブラウンジでは、ブッフェとは別にオーダースタイルのメニューも充実。居心地の良いゆったりとした空間で朝からリラックスできる。

photo:Kazuyo Kawatoko

 

在住者御用達の充実のファシリティも活用できる

滞在中に便利に利用できそうなのが、館内にある日系美容院とゴルフ・ドライビングレンジ&シュミレーションスタジオ。予約すればプロの指導も受けられるので、ゴルフコースに出る前に練習するという活用法もありそうだ。

そのほか、レジデンスエリアにあるプールやジムも、ホテルエリアとは違った景色が楽しめる。

ゴルフコースに出る前に気軽に練習できるのもうれしい  photo:Kazuyo Kawatoko

 

細部にまでこだわった極上のアメニティ

ホテル内のアメニティに、オーナーの趣味を垣間見ることができる。ホテルから最寄りのBTSプロンポン駅までは徒歩10分ほど。プロンポン駅直結の商業施設「エムクオーティエ」までの送迎サービス用の送迎車にはロンドンキャブをイギリスから取り寄せている。

photo:Kazuyo Kawatoko

ホテルエントランスに飾られている絵は、ミュージアムピースになるような作品だ。オーナーは日本にもちょくちょく訪れる日本通でもあり、館内にはどこか日本っぽい趣の観葉植物も置かれている。世界各国の上質なものを経験しているからこそ、こうした最上級の快適さを提供できるのだろう。

既にチェンマイのピラーズのファンが、バンコクにも訪れているそうだ。世界のセレブに絶賛されているホテル、ぜひ経験してほしい。

 
137 Pillars Suites and Residences Bangkok (137ピラーズ・スイート&レジデンス・バンコク)
・住所:59/1 Sukhumvit Soi 39, Klongton-Nua, Wattana, Bangkok 10110 Thailand
・電話:(+66)2 079 7000
・HP:http://137pillarsbangkok.com

 
(text : 美濃羽 佐智子)

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