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北タイ2大麺を食べ比べてみよう!

バンコクの学生街“ラップラオ地区”で愛される北タイ料理レストラン

著者撮影

北タイ料理と聞いてタイが好きな人が真っ先に思い出す料理は、カオソーイというカレーの麺ではないでしょうか。そのカオソーイが気軽に食べられるお店ですが、バンコク市内だと意外と見つからなかったりします。

 
そこで今回は、ウィークエンドマーケットやユニオンモールといったショッピングエリアにあるモーチット地区にほど近い北タイ料理レストラン「ジェンハーイ」をご紹介します。

 

ジェンハーイ=チェンラーイ

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日本にも各地方に方言がある通り、タイ語にも地方によって方言があります。ジェンハーイという店名は、オーナー夫婦の奥さん「オイさん」の出身地であるチェンラーイ県の北タイ方言での呼び名です。

チェンラーイはチェンマイ県と隣接する、タイ最北部の県。山々に囲まれた自然豊かな県は、実は山岳民族の村が多く、コーヒー豆の栽培が盛んな地域として、注目されているエリアでもあります。

 

カオソーイとナムギャオの北タイ2大麺

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お店のオススメは、北タイ料理一番人気のカオソーイと、チェンライ県の名物料理、ナムギャオ。

カオソーイ  著者撮影

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カオソーイは揚げ麺と平打ち麺の2種類が器に乗っていて、ココナッツミルクベースのカレースープに程よく絡み合い日本人の私たちにも食べやすくなっています。お好みで、レモン汁と紫玉ねぎ、そしてパックドーンと呼ばれるタイ風漬物を入れることで、スープのまったり感が消えてするするとあっさり食べることが出来ます。

ナムギャオ  著者撮影

こちらで私がお勧めしたいのは、実はナムギャオの方。本来ナムギャオはカノムヂーンと呼ばれる日本のそうめんに似た麺を合わせますが、こちらは麺を自身で選ぶことが出来るんです。色々試した中でも私のイチオシは、なんと「蕎麦」。蕎麦の食感が個人的に好きだからという理由もありますが、スープが麺によく絡むので、カノムジーンよりも食べ応えがあるように感じます。他にもクイッティアオに合わせるセンレック(細麺)やセンミー(極細麺)、なんとうどんなども用意されているので、直感でお気に入りを選んでみても楽しそう。

 

チェンマイ料理をつまみに

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お店のあるラップラオエリアは学生街でもあるため、麺をさっと食べて帰るお客様が多いのですが、もう一品つまみたいなという人のために、チェンマイ料理も色々と取り揃えています。中でもお勧めなのが、ラーブチェンマイ。日本でよく見かけるラーブは、イサーン(タイの東北地方)の料理で酸味があり、カオクアというお米を炒ったものが入っているのが特徴的ですが、チェンマイのラーブはどちらかといえばお肉のコクとハーブの香りが強い、食べやすい一品です。

 

タイのロックシーンに興味があるなら

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実はお店のオーナー夫妻の旦那様、タイの国民的ロックバンド、bigassのギタリストとして活躍されている方なのです。

タイの芸大と呼ばれるシラパコーン大学を卒業されてからバンド活動を開始、タイ人なら誰でも知っている超有名バンドのギタリストながら、たまの休みは家族とお店を切り盛りすることもあるそう。そんなタイならではの気さくさも、なんだかほっこりします。

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お店のインテリアセンスももちろん旦那様のアイディア。階段を上がって二回席には日本人には馴染みのある小上がり席もあるので、暑さに疲れた体を休めるのにはちょうどいいかもしれません。

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電車で1駅の場所には土日に開かれるウィークエンドマーケット、またお店の真向かいには、黄色いビルが印象的な、ユニオンモールという地元学生向けのチープなものが揃うショッピングモールがあります。

スクムヴィットエリアからは少し距離がありますが、タイのローカルな雰囲気を味わいつつショッピングも楽しめるラップラオ地区は、タイリピーターさんに特にお勧めのエリア。

チェンマイまで行く時間がなくても本格的な北タイ料理が楽しめるので、是非足を運んでみては?

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